気づきの習慣

質問される立場になろう。自らを成長させるきっかけづくりにする。

投稿日:2017/05/03


早起き、習慣化、考え方など、10年前の自分と変化したことの1つに「ほかの人に質問される」ということがあります。

それは、当該分野について一定の学びと実践をおこなった成果ではないかと考えるようになりました。

 

スポンサーリンク


 

新人営業マン時代の悩み

新入社員として営業としてのキャリアをスタートした頃、不安だったことがあります。

それは、お客さまから受ける「質問」です。

・この案件はどれくらいの価格になりますか?
・このような仕様だと、納期はどれくらいかかりますか?
・他社さんは、こういうときどうしていますか?

こんな感じの質問をいただくと、知識も浅く、経験がほとんどない新人営業マンは冷冷や汗もの。

即答できない自分にほとほと困っていたもののです。(^_^;)

もちろん、社内で上司から仕事の流れを教えていただき、自分でもロープレをして、シミュレーションするといったトレーニングはおこないました。

それでも、トレーニングに完璧はありませんし、ロープレ通りにいく商談などありません。

「あー、自分がわからない部分を質問されたらどうしよう・・・」と不安になりながらセールスをしていたものです。

 

質問される立場になるという変化

その流れが変わったのは、やはり経験を積んだあとのことでした。

質問されることというのは、パターンとして認識してしまえば、まったく新しい質問をされることはほとんどありません。

そうなってくると、セールスにも自信が持てるようになるのです。

すると当然のごとく営業成績もあがってくるのですね。

ここから気づいたことは、人は「質問に慣れることによって、ようやく一人前になるのだ」ということ。

つまり、「質問をされる立場になる」ということが、「学びに対して一定の知識を得た」ということになるのではないかと考えたのです。

ですから、「質問される立場」になってみることはおすすめです。

自分がもっとも成長するきっかけになるからです。

 

質問される立場を目指しませんか?

質問に耐えうる立場になるということは自分以外の人のために学び、行動をしてきた証拠になるはずです。

ほかの人の質問に対して答えることにより、質問に対しする責任を負うからです。

質問がある人というのは、物事を自分ごととしてとらえている人であり、課題に向かって立ち向かおうとしている誠実な人です。

その人に対して、自分が持てる知識や経験から、できるだけ有用な答えを用意するという状況。

そのような経験は、間違いなく人間性を高めることになるし、深みを持たせてもらうためのいいきっかけになるものです。

そのような苦労を避けて、成長することをやめたまま生きてきた人。

一方で、「質問に答えられるような人物になろう」として自己研鑽を続けてきた人。

その2つのパターンを比べたら、その先の人生がどのようになっていくのかは想像に難くないでしょう。

人には、「成長欲求」というものがあります。

成長する機会が訪れて、「少し行動すれば、クリアできる」レベルの課題であれば、向きあっていきましょう。

つらいことや苦しいことは、プロセスにいるときは厳しいものですが、乗り越えたら嬉しいことでもあるはずです。

「自らがなり得る最高の自分」に近づいていく感覚があってこそ、充実感のある生活になるのです。

ぜひ、「質問される立場」を目指しましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日はひとり会議を実施。

GWにやりたいことやタスクをまとめていました。

まとまった時間を確保する予定です。(^_^)

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-気づきの習慣

執筆者:

関連記事

「一見大事そうに見える緊急事項」を詰め込んで成功した人はいない 〜サバマヨパンからの学び〜

私たちの毎日には「一見大事そうに見える緊急事項」がたくさんやってきます。 その勢いに流されないように対処していきましょう。   「サバマヨパン」を買って失敗した話 先日、タイムマネジメントに …

「ひとり社長」と「会社員」。不安が大きいのはどちらか?

前回と前々回に引き続き、ひとり社長のイベントから学んだことを記事にいたします。 ※ご参考 8/2イベント「雇われない生き方、雇わない生き方」。「ひとりビジネス」という生き方の選択 前々回の記事では井ノ …

「行動力がある人」になるための考え方とは?

「失敗とは、成功から遠ざかるものだ」と考えるか。 それとも、「失敗とは、今のままだと成功に近づかないと教えてくれるものだ」ととらえるのか。 あなたはどちらでしょうか?   「失敗」についての …

「OS=考え方」「アプリ=行動」ならば「電源=マインド」である

私たち人間にとって「心・頭・体」の統一感は大事です。 パソコンの「電源・OS・アプリ」のように。   なぜ「マインド」が重要なのか 昨日は「良習慣塾」セミナーを開催しました。 今回のセミナー …

環境を変える。それが1番あなたの成果を変える

環境が人をつくります。 「行動できなくて悩んでいる」という人は、自分の意志の弱さを嘆くよりも現在の環境を変えることを考えてみましょう。   環境のパワーが行動をうながす クリスマスモードが近 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。