気づきの習慣

「偏愛パワー」が人を動かす

投稿日:2023/06/30


「あれ?自分が好きなことってどんなことだったかな……」と、あなたの「好き」がわからなくなるときは無いでしょうか。

そんなときは、「好き」が頭でっかちになっているのかもしれません。

自分の「好き」に関しては心の「偏愛パワー」を大事にしていきましょう。




 

なぜブログに反響があったのか

先日書いた記事に反響がありました。

映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』が、まるで『キャプテン翼』の世界だった件 | 【良習慣の力!】ブログ

複数の友人から「伊藤さんのブログを読んで、仕事を終えてから映画館に観に行ったんです!」という感想が届いたんですね。

「おー、それは良かった!でも、待てよ、友人たちの行動を促すほどの記事だったかな?」と思い、再読してみました。

書いている間は集中していたので、記事の詳細をすぐに思い出せなかったんですね。

さて、あらためて読んでみて、どう感じたのか。

勢いだけで記事を書いたことが、よくわかりました。

記事の構成とかセオリーはまるで無視。

いわゆる「文章で人を動かすロジック」みたいな仕掛けはまるでゼロ。

勢い余って2000文字を大きくオーバーしてきたので、途中で無理やり終えた感じも残ってます。

内容もかなりの偏りっぷりです。

それなのに。

なぜか、友人たちの行動を促す結果になったわけです。

不思議です。

いったいどんな力が働いたんでしょうか。

ちょっと考えてみました(=紙に書き出してみました)。

私が「これかも」と感じた答えは、

「偏愛パワー」

です。

 


 

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「偏り」がパワーを生む

「偏愛」に関して、私が信じていることが1つあります。

それは、

・私たちが子どもの頃に抱いた「だって好きなんだもん(=偏愛)」の気持ちは強い

ということです。

なぜなら、子どもの頃の「好き」にこそ、私たちの本心が隠れていると考えているからです。

子どもの頃って、話せる言葉が少ないですよね。

それでも、誰かを好きになったり、スポーツに夢中になったり、ゲームに熱中することはあります。

言葉を超えて、本当の感情が動いているからです。

たとえば、子ども時代の私がテレビを見ているとしますよね。

テレビ画面の中で歌っている小泉今日子さんを「かわいい!」と感じたとします(これは実話です・笑)。

ただ、仮に私の父親に「何でキョンキョンが好きなの?」と聞かれても、うまく答えられません。

子どもの私がちょっと考えたところで、

「何でって言われても……。好きだから好きなんだよね。」

みたいな答えになるでしょう。

何ともあいまいです。

では、うまく説明できないからといって、私がキョンキョンのファンという気持ちは嘘なんでしょうか。

私はそうは思えないんです。

それよりも、父に「何でキョンキョンが好きなの?」と聞かれたときに、子どもの私が理路整然と答えたほうがおかしな気がします。

「さすがお父さん、よくぞ聞いてくれたね。僕がキョンキョンを好きなところは髪型から靴のセンスまで185個あるんだ。全部話すと2時間になるんだけど今から話してもいいかな?時間ある?」みたいに。

そうなれば「なぜ、小泉今日子さんには魅力があるのか?私が分析した彼女の185の魅力セミナー」になってしまいそうです。(笑)

果たして、そのセミナーに聴衆はくるのでしょうか。

おそらく、行列ができるほどの人気はないでしょう。

ただ、同じく熱烈な小泉今日子さんのファンがいたら、そのセミナーを聞いてくれるかもしれません。

偏りの方向性(=偏愛パワー)が同じだからです。

「偏愛パワー」があればこそ、ほかの人に「どれ、185個の魅力を聞いてみようかな」と思わせてしまうわけです。

偏りにはパワーが生まれるんですね。

「だって好きなんだもん」は、私たちの中にあるシンプルかつパワフルな感情のあらわれなんです。

 

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「頭」よりも「心」の好きを大事にしよう

言葉で論理的に説明することはできない。

でも、感情的に「好きだから」と言うことはできる。

そんな「偏愛パワー」を大事にしていきましょう。

そのパワーが、相手に伝わります。

なぜこんなことを書いているのか。

じつは、私自身、野球というスポーツを遠ざけていた時期があって、後悔しているからです。

野球に何となく感じる「スマートじゃない感」が、以前の私が目指していた「仕事ができるビジネスパーソン」とは違っているように思えたのです。
(そう書くと野球ファンの方に怒られそうですが、私も野球ファンなので許していただければと思います)

いわゆる「中二病」みたいなものですね。

ただ、それは間違っていました。

私の「野球?昔は好きだったけど、今はそれほど好きじゃないかな」スタンスは、頭で考えたものだったからです。

でも、あるとき仕事で野球のチケットをいただいて、実際に球場に足を運んだときによくわかりました。

身体ではっきり感じてしまったんです。

「やっぱり野球が好きなんだ」と。

「自分に嘘をつくのはやめよう」と。

そこから野球への偏愛を隠していません。

むしろ、野球ファンだと公言しています。

そのほうが、私にとって自然体だということがよくわかったからです。

私にとっての野球は「だって好きなんだもん」なんですね。

それが、先日のWBC映画を観てから書いた記事にこめられた「偏愛パワー」だったはずです。

それが、私の友人たちを動かす力になったんじゃないか。

そんな風に考えています。

さて、もしもあなたが「好きなことがわからない」という場合は、以前の私のように「好き」を頭でとらえすぎているのかもしれません。

ぜひ、自分の本音に向き合って、心でとらえる「好き」を大事にしていきましょう。

それがあなたの魅力をつくります。

「好き」に関しては「感情が先、論理は後」です。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜は習慣化チームでの全体ミーティング。

メンバー全員が集まったのは久しぶり。

それぞの近況や関わっているプロジェクトの状況をシェアしました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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