こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
私にとっての時間の使い方として、「もっとがんばる」は不正解でした。
ただがむしゃらに努力するのは、徒労に終わることもあるからなんですね。
先に「カゴ」を決める時間の使い方で、日常を変えていきましょう。
停滞は「努力が足りないから」なのか?
先日、開催した『計画する習慣』セミナーのコンテンツをつくっているとき。
同時に「時間の使い方」についても考える機会になりました。
どれだけ立派な目標を設定しても。
どれだけ完璧な計画を持っていても。
どれだけ応援してくれる人がたくさんいても。
私たちは、時間の使い方を変えない限り、人生もビジネスも変わらないんですよね。
努力の量をたくさん増やしても、必ずしも、それが人生やビジネスの成果につながるわけではないということです。
私自身、「けっこうがんばっているつもりなのになぁ……。」とか。
「年始に、あれだけ『今年は変わろう!』と思って行動してたつもりなのに……。」ということが、よくあったんですよね。
そこで、時間の使い方を考えることに意識が向かず。
考えるのは「努力が足りないんだ!」ということでした。
でも、この考え方って、よく考えてみると「思考停止」なんですよね。
解決策が「もっとがんばれば、きっとうまくいく」という結論だけになってしまうので。
「努力が足りない」ということにしておけば、自分が欠けているところに向き合わなくても済みます。
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運まかせの時間の使い方をやめる
私の問題は、
・努力が足りない
・目標や計画があいまい
・やり方がわかっていない
ということではなかったんです。
足りなかったのは、「いったい、自分はどんな時間を過ごしたいんだろう?」という問いへの答えでした。
・自分が大切にしたい時間ってどんな時間なのか
・本当はどんな時間を過ごしたいと思っているのか
・何をすれば、眠る前に「今日はすばらしい1日だったな」と思えるのか
そういったことを考えること無しに、ただひたすらに「努力しなきゃ!」とがんばる。
そうした時間の使い方を自分がしていることに気づいたとき、ふと「これ、当てずっぽうの時間の使い方じゃないか?(汗)」と思ったんです。
自分が行動するときに「いい時間の使い方に当たりますように!」と願うみたいな。
それでも、当たればラッキーですけれど。
はずれたら「ダメな時間の使い方だったかー」と残念な気持ちになる。
「運まかせ」だからなのです。
この現象を、私は「運動会の玉入れ現象」と呼んでいます。
とりあえず玉入れの玉を上に向けて投げる。
でも、「どんな時間を過ごしたいのか?」がないと、玉入れのカゴが無いようなものなんですね。
カゴがなかったら、どこを目がけて玉入れをすればいいかわかりませんよね。
ですから、たくさん努力してたくさんの玉を投げようとも、カゴがないので、有効な得点にはならないわけです。
徒労ですよね……。
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「大切なことはごく少数」と考えてみる
多くの人は「時間内にできるだけたくさんのことをやらないと」と考えます。
私自身、「たくさんのことが重要だ」と考えていました。
ですから、会社の仕事をしながら「どうすればもっとたくさんのToDoリストをこなせるか?」と考えていたわけです。
自分を「効率化マシーン」のように変化させたかったので。
そのため、アプリやツールを使いこなそうとしました。
タイムログアプリとか何種類も試したんです。
でも、私のスキル不足で、使いこなすのは無理でした……。
むしろ、永遠に終わらないToDoに、未完了感が増えたような気さえしていたんです。
さらに、よくよく考えてみると、「この『もっともっと!』の先に、幸せな時間の使い方ってあるのかな?」という疑問にぶつかりました。
実際、「ほとんどのことが大事だ」と考えていると、「どうやってこなすか?」と考えます。
一方、「大事なことは、ごく少数」と考えている人もいます。
そういう人は「どの時間を減らすか?」「どれをやめるか?」と考えているんです。
削減した時間で何をするかと言うと、「より、自分の価値観に合った行動をする」のです。
「健康」が大事なら、運動の時間を入れる。
「家族」が大事なら、家族との時間を予定する。
「人間関係」が大事なら、人と会う時間を確保しているんですよね。
先にToDoがあって、後から「どうやっつけるか?」を考えるのではなく。
先に「大事なこと」を選んで、後から「その時間をどうつくるか?」を考えているのです。
大切なことに時間を使うので、結果的に幸せな時間の使い方に近づくのですね。
カゴがない玉入れに、やみくもに玉を投げるのではなく。
先にカゴをつくり、そのカゴに玉を投げ入れるような時間の使い方を狙っていきましょう。
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■編集後記
昨日は、スタバへ。
「良習慣塾」向けのセミナー準備でした。
こうして日々、セミナーに向き合えること。
「幸せだな」と感じます。(^^)
あと、話はまったく違うんですけれど。
先日、Facebookに流れてきた「面白い誤答」の投稿に思わず笑ってしまったんですよね。
そのうちの1つをシェアすると、それは、
Q:「もし~なら」を使って短文をつくりなさい
という質問です。
英語なら「IF」の構文ですよね。
それに対する答えが、
A:「もしもし、奈良県の人ですか?」
だったんです(笑)。
これは「やられた(笑)」と思いました(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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