「がんばっているのに、時間が足りなくて結果が出ません……」
そんな悩みを感じたときは「隠れ現実逃避」になっていないかチェックしてみましょう。
「時間が足りない」という悩み
「時間が足りない」
「時間がもっと欲しい」
そう思う方は多いでしょう(私も含めて)。
私たちは、1日24時間を使って、何かしらの活動をしています。
読書しているときもあれば、運動しているときもありますし、ボーッとしているときもあります。
でも、 1つ確かなのは、私たちは「何か」をしているのです。
ですから、時間は常に「何か」に使われているわけですね(生産的なのか、そうじゃないのかは別として)。
そう考えると、「時間が足りない」わけではないのです。
大事ではない「何か」に時間を使ってしまっているから悩みます。
大事な「何か」に時間を使えていないから後悔します。
「もっと違った選択があったはずなのに……」と。
そのようなときに「時間が足りない」と思うようになるわけです。
ですから、私たちが「時間が足りない」ときは、
・自分にとって「何が大切なのか?」がわかっていない
・時間への捉え方がズレている
・タイムマネジメントの知識が不足している
といったことが考えられます。
私のもとに相談にきてくださる方々も、時間に悩まされている方は多いです。
私も自分の知見を総動員して、ヒントをお伝えするようにしています。
その中で、最近、あることに気づいたんですね。
それは、一見すると気づかないタイムマネジメントのトラップです。
もしかしたら、あなたもそのトラップにはまっているかもしれません。
私自身、まさにそのトラップの中にはまっていたのです。
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「隠れ現実逃避」というトラップ
タイムマネジメントのトラップ。
それは、
・一見、いい活動をしているように見える
・しかし、その行動は現実逃避からなされている
という活動があることに気づいたんです。
少し具体的に説明しますね。
たとえば、読書。
読書は、たいていの人にとっての良習慣でしょう。
本を読むことは、古今東西あらゆる成功者たちがおすすめしている行為です。
私も、20歳に戻って人生をやり直せるなら、本をもっと読めばよかったと感じています。
何もない自分ができたとすれば、まずはインプットから始めるしかありません。
そのためにも、本は手に取りやすいパッケージです。
ただし。
その読書が、本を読んでいるだけだとあまり意味がありません。
むしろ、とても注意したいのは、
・読書することが、自分の弱さと向き合うことからの逃避行動になっている状態
です。
これが「隠れ現実逃避」の状態です。
この現象は、やっかいです。
なぜなら、ふり返りでは気づけないからです。
たとえば、Googleカレンダーに「読書」と入力されていれば、立派なインプットの時間です。
正しい時間の使い方をしたように見えます。
自分はもちろん、他の人からも「読書したんだね」と評価されるでしょう。
でも、カレンダーの「読書」という文字の裏側には、
・自分の弱さを見なくて済むから
・不安と向き合いたくないから
・現実を直視できないから
という意味が隠れているかもしれないからです。
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「原因不明の時間不足」の理由
現実逃避。
多かれ少なかれ、誰にでもあると思います。
当然、私もやっていました(今でもあります)。
ただ、現実逃避をどう表出させるかによって、それが現実逃避かどうかをわかりづらくさせてしまうのです。
そうなると、
・原因不明の時間不足
に陥ります。
よく言われる「がんばっているんだけど、成果が出ない」状態になるんですね。
この状態は、周りから見ていると一見わかりません。
まさに過去の私自身の例です。
「伊藤さんって、一生懸命やってるよね。1日1冊読書しているし、マラソンもしてるし」と見えるので。
しかも、本人(私)も「1日1冊読んで、ランニングもするなんて、がんばってるな」と思っています。
それなのに、成果にはつながりません。
ですから「なんで、こんなに読書して、運動までやっているのに、人生に変化が起きないんだろう」と悩みます。
そう、この問題は、私が現実逃避をしていることから生じているのです。
現実逃避が、YouTubeやスマホの見すぎだったらわかりやすいんですよね。
目に見える現実逃避なので。
「見るのをやめましょう」とまわりから注意できます。
自分でも「やめなきゃ」と気づくでしょう。
でも、現実逃避から生じている「見せかけインプット」になっていると、判断しづらいんですね。
本来なら、読書をし続けるというインプットをほどほどにして、アウトプットする時間にあててもいいんですよね。
ただ、当時はブログを書いたら「あれだけ本を読んでるのに、こんな稚拙なことしか考えてないんだ」と思われたらどうしようかと不安になりました。
セミナーを開催しても、誰も参加してくれないかもしれないから恐怖でした。
でも、読書していれば、自分の実力が不足しているという現実を直視しなくて済むんですよね。
本を読めば、学べることは事実です。
楽しいですし、プレッシャーがないので楽です。
「もっといい本を読もう!」と思っていたくらいです。
「でも、時間が足りないな」という感じでした。
結局、現実はほとんど変わらないのですが……。
こうならないためにも、人生を変えていくために、「隠れ現実逃避」というトラップから抜け出さなければならないのです。
さて、あなたは私と同じような間違いをしていないでしょうか。
そのときは「時間が足りない」のではなく、現実逃避を少しだけやめてみることです。
もし「がんばっているのに、成果が出ない」と思われたら「隠れ現実逃避」になっていないか、ふり返ってみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
夜は「良習慣塾」のセミナー準備でした。
スライドのつくり方を変えていたら、時間がかかってしまいました。(^_^;)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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