こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
うまくいっている人の真似をしたとき、その真似が成功するときと失敗するときがあります。
その違いを生む理由は、何なのでしょうか。
なぜ「うまくいっている人の真似」で結果が分かれるのか
今より快適で楽しい人生にするために。
私たちは新しい良習慣や目標を設定しますよね。
それらが実現すれば、
・いい気分になれる
・周りから認められる
・収入が増える
といった副産物を手に入れることができる(と思っている)からです。
そうしたとき、まず語られるのは「うまくいっている人の真似をするべし」という意見。
うまくいっている人は、うまくいっている人の理由がある。
今の自分よりも能力が高い人が、考えて、実践して、試行錯誤した結果。
だから、そこを真似れば、今よりは良い方向に近づく。
そんな意味合いかなと思います。
もちろん、私も強く同意する意見です。
憧れの人たちと(見かけだけですけれど)同じようなことをしてきたこともたくさんあります。
ですから、私がコーチングセッションなどで相談を受けるときは「ロールモデルを探すといいですよ」とお伝えしています。
実際、そのおかげで成果につながった経験がたくさんあるんです。
感謝しかありません。
一方で、うまくいっている人たちの真似をしたのに、成果につながらないときもありました。
というか、現在進行中でうまくいってないことも多いです(汗)。
うまくいっている人の真似をしたときに、自分の成果につながるときとつながらないとき。
不思議です。
私という1人の人間は変わらないのになと。
一体、何が違っているんでしょうか。
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「持ち味」を活かしているか
私が考えるポイントは「自分の持ち味を活かしているか?」です。
誰にでも、自分の持ち味があります。
他の人には簡単にはできない。
でも、本人は「あれ?あの人はどうしてこんなことでつまづいちゃうのかな?」と思ってしまうような。
たとえば、自分で決めた習慣を定着させるとき。
そのやり方も、
・逆算してから習慣に向かうのか?
・積み上げながら習慣に向かうのか?
のどちらがその人に合っているかは、変わるものです。
さて、ここで考えたいのは、うまくいっている人はどうしているのか、ということなんです。
私が観察した結果、わかったことがあります。
それは、「うまくいっている人も、失敗していることがある」ということです。
ただ、それってあんまり表には出てこないんですよね。
闇に葬られていくんだと思います(笑)。
すると、残っているのは、うまくいっている習慣だけになりますよね。
私たちはその姿を見て「あの人はうまくいってるなぁ」と羨むわけです。
その要因を考えてみると、彼らは「自分の持ち味を活かしている」のです。
だから、うまくいっているんですね。
反対にいえば、実力がある人でも、自分の持ち味を活かせない習慣を目指すと、定着するまでのハードルがすごく高くなってしまうのです。
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どうすれば「持ち味」を活かせるのか
では、どうすれば自分の持ち味を活かせるのでしょうか。
前提として、持ち味を活かせるかどうかは、それぞれの分野で違っているということを理解することが重要だと思っています。
同じ1人の人間であっても、持ち味が活かせる分野と、活かしづらい分野があるんですね。
ですから、ビジネスはうまくいっている人であっても、家族との関係がうまくいかない。
そんな状況になるわけです。
つまり、私たちが彼らの真似をしてうまくいくとは、自分の持ち味を自然に活かせる習慣だったからです。
一方、うまくいかないときは、自分の持ち味を活かせない習慣だったわけです(今のところ、という意味で)。
では、ここから私たちが学べることは何でしょうか。
様々な方向性があると思いますけれど、1つ言えることは、「他の人と比べてできないことに目を向ける」のではなく、「あなたにできることに目を向ける」こと。
それが重要かなと思います。
なぜなら、私たちは「自分に無いもの」に目を向ける傾向にあるからです。
もちろん、自分の弱点を補おうとするのは、動物としての本能。
自然なことではあります。
でも、「無いもの」に目を向けすぎると、「無いもの」を追いかける人生になってしまいがちなんですよね。
それって、けっこうつらい道のりです……。
(習慣を目標にしてつらくなる人は、よくこのパターンにハマることが多いです)
ただ、この構図を反対に見てみると、意外な真実に気づきます。
それは何かというと、「うまくいっている人に無いものが、自分には有る」という可能性です。
これ、勇気がもらえるなと思うんです。
ですから、「自分に無いもの」に目を向けるより、「自分に有るもの」に目を向けましょう。
そして、「有るもの」をしっかりと磨き上げていきたいですよね。
そのためには、ひとまず周りとの比較を置いておくことですね。
その分、あなたが過去にうまくいったことや、あなたの内面で「やってみたい」という気持ちを聞いてみましょう。
周りの人からほめられるのに、あなたがそれほど無理せずできることは何でしょうか。
食材や植物がそれぞれに持っている持ち味のように、あなたにも持ち味があります。
その持ち味は、あなたに見つかり、活かされることを待っています。
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■編集後記
昨日は、夜にトライアスロンのトレーニング。
今回は始めて外へ。
スポーツジムの周りを軽くランニングしました。
おいしそうな焼き鳥屋さんがたくさんあり、スイムに戻るモチベーションが低下しそうなくらいでしたね(笑)。
その後、シャワーで汗を流して、プールエリアでスイムスクール。
同じスクールのみなさんが、今週末のアストロマン(佐渡)や来週末のアイアンマン(北海道)に出場するとのことで、みんなで激励なども。
私も、今週末のアクアスロン大会に向けて、泳ぎ込みをがんばりました。(^^)
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