学ぶ習慣

取り組む順番を変えるだけで、成果が変わる

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

日々の取り組みに「なんかイマイチだな……。」と感じたら、取り組む順番を見直してみましょう。
毎日の成果が変わる可能性があります。




 

なぜ運動した後に学習をするのか?

昨日は、トライアスロンのスイムスクールでした。
昨年から通い始めて、間もなく1年になるんですよね。

10年以上定着しなかったスイムのトレーニングの習慣。
ようやく1年かけて定着しているところです。

さて、私はスイムのトレーニングが終わった後、電車に乗って帰宅しています。
そのときに、取り組むことを決めています。

何をしているかというと、それは「学習(インプット)」なんですね。

なぜなら、運動したあとに学習すると、学習効果が高まるからです。

運動すると、身体の細胞が元気になります。
その状態で学習する。
すると、何となくインプットするより、何倍も効果的なのです。

1日24時間。
その中で、学習に投資できる時間は限られています。
できるだけ効果が高い時間帯に取りんだほうがお得ですよね。

ですから、重視しているのは、取り組む順番なのです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





人のパフォーマンスの差は、優先順位づけの差

私が意識していることに「人のパフォーマンスの差は、優先順位づけの差」というものがあります。

たとえば、まったく同じ能力の2人がいるとしますよね。
それなのに、成果に差が出てしまう。
そんな不思議な現象が、世の中のいたるところで起きています。

では、何で差がついているのでしょうか。
答えは「取り組む順番に差があるから」なんですね。

Aさんは、締め切りに余裕を持って終わらせる。
だから、ほかのタスクもできる。

Bさんは、締め切りギリギリに終わらせる。
その間、ほかのタスクは進まない状態です。

1日だけだったら、その差はわかりません。
でも、5年、10年たったら大きな差になったりするんです。
そんな結果の差が出る原因の1つに、「順番の違い」があるわけです。

良習慣づくりにも、似たようなところがあります。

私のように、
(1)運動
(2)学習
の2つの行動があるとします。

それを、「スイム→読書」のように、
(1)運動→(2)学習
と取り組むのか。

それとも、「読書→スイム」のように
(2)学習→(1)運動
の順番にするのか。

それだけで、効果が変わるんですね(もちろん、人のタイプや状況によっても変わりますが)。

ただ、どうせ取り組むのなら、同じ時間でも、より効果が高いほうがいいですよね。
そのため、私は運動のあとは、学習に取り組むようにしています。
ゲームで言えば、ボーナスステージにいるような感覚みたいな。

まあ、本当はハードな運動のあとの学習じゃなく、もうちょっとライトな運動のあとの学習がいいんですけれど(笑)。

 

■スポンサーリンク




取り組む順番で効果が変わる

仕事や習慣に取り組む順番で、効果が変わる。

この証明で有名なのは、「0時間体育」です。

それは、アメリカの公立高校で実験された話。

地域の学力調査テストを実施したところ、その高校は平凡な成績でした。
成績を上げるために、何かできることはないかと考えました。

そこで、出てきた取り組みが「1時間目の授業の前に体育をする」という方針だったんです。

本来は、
・1時間目:数学
・2時間目:理科
みたいな並びの時間割。

それを、
・0時間目:体育
・1時間目:数学
・2時間目:理科
というように変えたわけです。

すると、どうなったか。

なんと、平凡だった公立高校の学生たちの成績がぐんぐんアップ。
次の学力テストで、近隣の高校の中でもトップクラスのスコアをとれたということなんですね。

これが、0時間目が数学で、1時間目が体育だと、そこまで効果がなかったかもしれません。
いかに運動が学習に効果的なのか。
そして、取り組む順番がいかに重要なのか。
よくわかる話だなと思います。

あなたの日常にも、取り組む順番を変えることによって、効果が変わることがあるかもしれません。

たとえば、
(1)会社に着いたら、メールチェックから始めて、その後に計画を立てる
(2)メールチェックの前に、計画を書き出す
のどちらにするか。
効果が変わる可能性があります。
(1)だと計画を立て忘れたりすることがあったりしますから(私の場合)。

仕事のチェックリストや朝のルーティンなども同じですね。
順番を変えると、スムーズになったり、効果が変わる。
そんなメリットがあるはずです。

ですから、今のあなたが取り組んでいることで、「なんかイマイチだな……。」と感じる流れがあったら。
少し、変化を加えてみるタイミングかもしれません。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、夜にトライアスロンの練習へ。
スイムの前にスポーツクラブの屋上に小さなトラックがあることがわかり、ランニング。

やはり、ランニングマシンを走るより、屋外を走るほうが気持ちいいですね。
まあ、今は日中に外を走るのは危険な暑さですが……。

その後、スイムスクールへ。
いつもよりメインの練習が長く。
ちょっとハードでした。
でも、周回遅れになることはなく、ついていけました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-学ぶ習慣

執筆者:

関連記事

なぜ、自己学習の時間をとることが心の余裕につながるのか?「受け身の時間」ばかりの1日に「能動的な時間」をつくる方法 。

「忙しくて何もできない」というときほど、自己学習の時間をとりましょう。 「受け身の時間」を、「能動的な時間」変えるための手っ取り早い方法です。   スポンサーリンク   会社の仕事 …

「感情の鮮度」が高いうちにアウトプットしたほうがいいと思う3つの理由

知識や情報は、ただインプットするだけでは価値が増大しません。 実践で使い倒すことで、はじめて価値を高めるはずです。   「感情の鮮度」が高いうちにアプトプットする セミナーや本で学んだことや …

効果的に知識を得るために。学びは「形式知」と「経験知」をセットで循環させよう!

頭だけで学ぶ「知得」があります。 その一方で、身体も使って学ぶ「体得」もあります。 「知得」と「体得」は、どちらも重要で、どちらか一方ではなく、両方セットで循環させることが重要だということを再認識しま …

もっと気軽に学びたい!そんなあなたにお勧めのオーディオ学習の習慣

日本一のマーケターと言われる神田昌典さんが20年間続けている習慣を知りました。 神田さんの習慣と聞いたら、見逃せません(笑)       神田昌典さんが20年継続した習慣 …

人の成長は「つくり出したいもの」にフォーカスすることから生まれる

どうすれば私たちは成長できるのか。 私自身、より良い価値をお届けできるようになるために自問自答し、トレーニングを積んでいます。 その答えの1つは「つくり出したいもの」にあると考えています。 &nbsp …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。