こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
取り組む期間(時間)が長いとき、私たちは途中で手を抜いたり、サボりたくなることがあります。
対策を考えて起きましょう
1年の中だるみが起こる時期
「中だるみ」という現象があります。
最初はスタートダッシュする。
最後はラストスパートする。
けれど、真ん中では勢いが弱くなる。
そんな現象です。
私は、中だるみというと、小学校のマラソン大会を思い出します。
最初は、勢いよくダッシュする。
それでつかれてしまい、途中で失速する(笑)。
最後は、もうひと踏ん張りで走り終える、といった感じです。
あとは、学生時代でいえば夏休みですよね。
中だるみしまくっていました。
今日から、2025年も8月が開始。
残り5ヶ月のこの時期。
1年という期間で見ると、2025年の中だるみが起こるタイミングです。
あなたは、大丈夫でしょうか。
というのは、私自身が「ん?中だるみしてないか?」と感じたからでもあります(笑)。
先日のふり返りの時間。
年始に設定した目標をチェックしたところ、すでに達成が難しいものが出てきていることがわかりました。
他にも、停滞気味な目標がいくつかあります。
まさに中だるみです。
中だるみを起こさないためにも、「良習慣塾」などでふり返りの時間を確保。
毎回のセミナーで思い出しては、進捗をチェックしているわけです。
それでも、私たちにはどうしても中だるみって起きるんですよね。
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中だるみをしてしまう人間の心理
「私たち」が中だるみしやすいと書いたのには、理由があります。
そう、中だるみをしてしまうのは、私だけじゃないんです(ちょっとだけ安心します)。
証拠があるんですね。。
それは、心理学の実験でも「中だるみをしてしまうのは、人の性質の1つ」という研究結果が出ているからです。
その実験は、どんなものなのか。
簡単にご紹介すると、次のようなものです(長いので、箇条書きにします)。
では、ざっと説明しましょう。
実験の前提は、
・被験者に、5枚の紙を渡す
・紙には、ある形が書かれている
・実験に際して、はさみを渡され、「その形を注意深く切り抜いてください」と言われる
という状況です。
そこから、被験者たちが紙の切り抜きを実施しました。
興味深いのはここからです。
問いとしては、
Q:切り抜いた紙は、5枚の中でクオリティーは変わるのか?
ということです。
あなたは、どうなったと思いますか?
一瞬、私は、
・几帳面な人はきれいに切り抜いたから評価が良い
・性格ががさつな人はざっくり切り抜いたから評価が良くない
と想像したんです。
ところが違ったんですね。
結果は、
・ほとんどの人は、最初の切り抜きと最後の切り抜きは「丁寧に切っている」と高評価だった
・一方、中盤の切り抜きは点数が下がった
のです。
つまり、
・人は、最初と最後は丁寧に取り組む
・でも、「5つある」と思うと、中間は手を抜いてしまう
ということなのです。
1枚目は「最初だから、丁寧に切ろう」とする。
5枚目は「最後だから、丁寧に切ろう」とするわけです。
でも、2〜4枚目は「中間だから」ということで気が抜けてしまう。
まさに、中だるみですよね。
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中だるみを防ぐ方法とは?
私たちの1年も、紙の切り抜き(5枚)と似たようなところがあるのではないでしょうか。
年始は、「今年も始まった!」とスタートダッシュをしたくなる。
年末は、「今年も終わりだ!」とラストスパートをしたくなる。
その流れで割を食っているのは中間の時期。
つまり、夏の時期なんです。
まさに、今ですよね。
では、中だるみを防ぐ対策は、どうすればいいのでしょうか。
シンプルです。
答えは、「中だるみを防ぐ目標を立てましょう」ということです。
重要なのは、期間。
「1年」で考えると、夏に中だるみしてしまいます。
もっと細かく、1ヶ月とか3ヶ月で目標を考えてみましょう。
私自身も中だるみ防止策を考えています。
たとえば、トライアスロン。
トライアスロンのシーズンは、暖かい時期に限られます。
ですから、5月から10月くらいまでが、メインのシーズンなんです(地域によっては4月や11月もあります)。
ただ、メインのシーズンといっても、8月は暑すぎて「ちょっと無理……。」という感じです(そもそも、レース自体がほとんどありません)。
そのため、中だるみしかけていたんですよね。
もう、それは私の性格上、読めているので(悲しいかな)。
そこで、トライアスロンが厳しいながら、アクアスロン(スイムとラン)のレースを検討。
9月に開催される、「武蔵野アクアスロン」にエントリーしました。
これで、日々のスイムトレーニングでも中だるみを防げます。
他にも、
・8月の泳ぎ込みイベント
・9月のトライアスロンのレース
・11月のアクアスロン
・12月の108本スイム
などで「中だるみ」を防ごうとしています。
さて、あなたは中だるみ対策、いかがでしょうか。
期間を短くして、中だるみを防ぐ。
それでもダメなら、さらに期間を短くすればOKです。
そのようにして、あなたが意図していない「中だるみ」を防ぎましょう。
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■編集後記
昨日は、夜にスタバへ。
「良習慣塾」セミナーの準備でした。
とても集中できて、かなり進みました。
帰宅後、ここ数日楽しみにしている「世界水泳」の録画をチェック。
選手たちのレベルのすごさに、日々驚いています。
それにしても、オープンウォータースイミングで金メダルをとった梶本一花さんのこと、もっと報道して欲しいなと思います……。
・【世界水泳2025】体育会水泳部・梶本一花さんがOWS女子3kmノックアウトスプリントで日本史上初の金メダル獲得!
偉業なのに、それほど話題になっていないような気がするので(私がニュースにうといだけかもしれませんが……)。
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