質問の習慣

頭の中の「問い」が可能性をつくり、頭の中の「問い」が限界をつくる

投稿日:2023/09/11


以前、カラオケに向けて、歌を覚える練習をしていた時期がありました。
実は、その時に興味深い気づきがあったのです。

その気づきとは何かというと、
・歌の練習をしていると、気づき・アイデア・発見が減ってしまった
という現象です。

その理由を考えてみました。
あなたが気づき不足やアイデア不足だとしたら、私と同じミスをしているかもしれません。




 

問いがあるから答えがある

私は、
・頭の中の「問い」が可能性をつくり、頭の中の「問い」が限界をつくる
と考えています。

なぜなら、普段から
・「良習慣塾」運営
・ブログ
・メルマガ
・セミナー
・クライアントの課題
などについて、頭の中で問いを巡らせていて、「可能性と限界って、結局どんな問いを持つか、なんだよなー」と思うからです。

たとえば、
Q:「良習慣塾」での取り組みが絶対にうまくいくとしたら、何をするか?
みたいな問いを、いつも思い浮かべています。

一瞬で答えがひらめくようなこともあれば、何気ないときに解決策が浮かんできたりするんですよね。

それは、
・このブログネタで書こう
・セミナーのコンセプトはこれでいこう
・Bさんの課題にはこのアクションを提案してみよう
といったアイデアが浮かんでくるんです。

それはなぜでしょうか。

それは、私が
・問いを頭の中に浮かべたから
ですね。

私たちが、頭の中で問いを浮かべる。
だから、脳が答えを探してきて「これでどうですか?」と答えを提示してくれるわけです。
(正解か不正解かはともかくとして)

 


 

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頭の中を歌で埋めるとアイデアが出ない

たとえば、私があなたに、
Q:今回のラグビーワールドカップ日本代表のキャプテンは誰ですか?
と質問したとします。

ラグビーに興味がある方は即答できるかもしれません。
ただ、ラグビーに興味がない方は「はて、誰なんだろう?」と思うわけです。

この質問は、知っているか、知らないかだけです。
知らない場合は、どこかで情報を得る必要があります。

興味があるわけじゃなければ、質問の答えはスルーでしょう。

それでも、日常生活を送っているうちに
・ニュース
・街中の会話
・新聞の見出し
などで、ラグビーの話題を見聞きするとします。

そのときに、あなたはふと思い出します。
「そういえば、ラグビー日本代表のキャプテンって誰なんだろう?」
その問いが、頭の中に浮かんできたりするんですよね。

そして「なるほど、姫野和樹っていう選手なんだ」と答えがわかると、安心するんです。
それほど興味があるわけではなかったにせよ。

このように、私たちの脳に問いを投げかけると、無意識のうちに答えを探しにいきます。

イメージは、インターネットの検索エンジンです。
検索窓にキーワードを打ち込んだあと、答えを検索するように、脳も現実世界を検索しているんです。

だからこそ、普段の私たちが、どんなゴールに向かって、何という問いを頭の中に置いておくのか。
それによって、アイデアが出てくる量や質が変わります。

それが、
・頭の中の「問い」が可能性をつくり、頭の中の「問い」が限界をつくる
ということなんです。

それなのに、私は歌を覚えるために、頭の中で問いを巡らせる時間が減らしてしまいました。
歌を覚えながら、質問に答えることはできませんので(少なくとも私は)。

今回の私の気づきはここです。

要は、
・頭の中を歌で埋めれば、アイデアがやってこない
・頭の中を問いで埋めれば、問いに応じた答え(アイデアやひらめきなど)がやってくる
ということです。

もしも、私がずっと楽曲を覚えていたら、今以上にブログネタやセミナーネタに困るかもしれないわけです。
問いを巡らせる時間を、ほかのことに使ってしまっているので。

それが、どう影響したのでしょうか。

楽曲を覚えた影響で、私の日常のアウトプットである、
・「良習慣塾」
・ブログ
・メルマガ
・セミナー
・クライアントの課題
について、明らかに「答えの量」が少なくなったように感じたんです。

もちろん、統計を取ったわけではありません。
あくまでも私個人の実感値です。

ただ、私としては、その差を強く感じたんです。
なかなか伝わらない部分かもしれませんが……。

 

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頭の中を問いで埋めると答えがやってくる

もしも、
Q:自分の人生、このままで本当にいいのかな?
といったような問いが頭の中に出てこなければ、「人生を変えよう」という気持ちにはならないでしょう。
それよりも、カラオケの歌を覚えることに、脳内のメモリーを使ってしまっていたら。

ただ、人生を考えるような問いは、本能があなたに「人生のこと、じっくり考えなくていいの?」というサインを出しているのかもしれません。

その本能の声を、スルーしてしまえば、深く考える苦痛は無いかもしれません。
ただ、そこで「よし、その問いに向き合ってみよう」と思えば、あなたの人生の時間をどんなふうに使えば有効になるのか、考えることになりますよね。

私は、以前はずっとスルーしていました……。
今は、向き合うようにしています。

そして、スパッと答えが出ないときは苦しさもありますが、こっちのほうがいいです。
「生きている」という実感が強くなったので。

そのようにして、人生の質を高めるためには、
・質の高い問い
が必要です。

問いではなく、ゴシップなどで脳内を埋めたら、あなたを向上させるアイデアは何も出てこないということなので。

そのためにも有効な質問を収集する習慣を身につけましょう。
このブログでも何度も問いを書いています。
本を読んだり、セミナーを受けていれば、そこにも質の高い問いがあります。

名言を集めるように、良い質問を集めましょう。
もちろん、良い質問に答えていきましょう。

たとえ、すぐに答えが出せなくても大丈夫です。
きっと、
・頭の中の「問い」が可能性をつくり、頭の中の「問い」が限界をつくる
ということで、あなたの脳が探し続けてくれますから。

そうして問いに向き合い、考えれば考えるほど、あなたの思考に深みが出てくるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

8時から9時までミーティング。
9時45分から「良習慣塾」セミナー開催でした。

午後はオフ。
帰省していた息子を含めて家族4人で「吉祥寺秋まつり」へ。
夕方、夫婦2人の時間をもらって、1時間ほど居酒屋にも。

帰宅後、ラグビーとドラマ『VIVANT』という楽しみが待っていましたが耐えられず。
不覚にも寝てしまいました。。。(^_^;)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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