学ぶ習慣

独学にするか?人から学ぶのか?

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

あなたは「独学賛成派」でしょうか、それとも「独学反対派」でしょうか。
どちらにもメリットとデメリットがありますよね。
私も、どちらの派閥にも所属した経験があります。

目標と本気度に応じて使い分ければいいと思いますが、現在の私は「独学は非効率だな」という立場です。
以前は違ったのですけれど、変わりました。




 

独学で(私なりに)成果を出せた大学受験時代

独学。
自分で学んでいく方法ですね。

私は、過去は「独学賛成派」でした。
なぜなら、私が大学受験で独学を貫いた結果、成績が上がったからなんです。

「独学でもイケる!」
そう感じていました。

ただ、大人になった現在。
はっきり言うと「独学否定派」です。

もちろん、学ぶ対象や目指す環境によっても変わります。
ただ、学生時代に感じた「独学でもイケる!」という感覚。
最近はまったく感じたことが無いのです……。

 


 

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「独学派閥」を変えることになった3つの体験

私が、「独学否定派」に変わったのは、次の3つの体験が大きいです。

 

1:簿記の独学

1つ目は、簿記です。

15年くらい前。
「このまま数字に弱いままだとマズい」という危機感から、簿記3級を学びました。

独学で。
当時は、お金が本当に厳しく……。
テキストや問題集だけで資格取得を目指しました。

しかし、私にとって簿記は外国語みたいだったんですよね。
同じ日本語なのに。
会計や法律は、少し特殊な日本語なので。

結果、簿記検定に3回ほど落ちました(笑)。
いや、笑えないんですけれど。

しかも、一緒に受けた妻は一発合格。
私は「不甲斐なし!」という感じでした。

そこで、ちょっと火がついて。
意を決して(というほどの金額ではありませんでしたが・笑)。
9800円(確か、当時の価格で)で簿記3級を学べるTACに申し込みました。

実は、妻は最初からTACに通学。
そこで、独学の私と差がついたのです。

独学との最初の訣別でした。

さて、私はどうなったのか。
たまたまですけれど、習った講師の方がすごくわかりやすい先生だったのです。

結果、一発合格。
もちろん、嬉しかったものの、若干の後悔も。
「なぜ、かたくなに独学を貫いちゃったんだろう……。時間をめっちゃ損したなぁ(^_^;)」と。

 

2:TOEICの独学

2つ目は、英語のTOEIC。
13年くらい前でしょうか。

初めて受けたとき、600点台の後半でした。
「なんだ、悪くないじゃないか」と。
「これからまじめに勉強すれば、800点、いや900点だって狙えるかも」みたいに思ってしまったんですよね。

これが油断だったのか。
3年くらいずっと600点台後半のままでした(笑)。
いや、笑えないんですけれど。
私は「不甲斐なし!」という感じでした。

そこで、独学をやめて、TOEIC専門の「すみれ塾」へ。
結果、1回目の試験でいきなり800点を超えたんです。

これもうれしかったと同時に、やはり「この3年間はなんだったんだろう……。」と。
これでまた、「独学否定派」を強めたわけです。

 

3:水泳の独学

3つ目は、勉強以外の例でいきましょう。
独学だったのは、水泳(クロール)です。

カナヅチだったのに、トライアスロンをやりたくなり。
10年以上前ですね。
これもまた、資金の関係で独学にならざるを得なかったんですけれど。

後悔しています。
トライアスロンのレースで3回もスイムリタイアしましたから(笑)。
いや、笑えないんですけれど。

コロナ禍もあり、トライアスロンの完走経験からなんと6年も遠ざかるという……。
私は「不甲斐なし!」という感じでした。

その後、リベンジを誓い、トライアスロンのスイムスクールへ。
幸運にも、ここでも良いコーチに出会えて、私のスイムスキルが劇的に改善。
(それまでがひどかったということはあるんですが)

おかげで、昨年6年ぶりにトライアスロンのレースを完走。
スイムのタイムは自己ベスト更新でした。

独学だったら、昨年のレースもリタイアしていたかもしれません。

こうした体験から、私は「独学は非効率なんだな」と感じているわけです。

 

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「独学」と「人から学ぶ」のメリット・デメリットを考える

学生時代は、独学でなんとかいけました。
でも、社会人になるといけませんでした。
私レベルの独学だと、何事にも太刀打ちできなかったのです。

独学のメリットは、お金をかけずに済むことですよね。
ただ、デメリットは一方的に受け取ることしかできないということでしょう。

独学を会話にたとえると、モノローグ。
独り言のようなイメージです。

一方、人から学ぶのはお金がかかります。
デメリットでしょう。
ただ、当然ですよね。
相手の貴重な時間をいただくわけですから。

メリットは、圧倒的な時間の節約になるということ。
これが会話だとしたら、ダイアログ。
対話なのです。

だから、成果も出やすいのです。
私の3つの体験談を出すまでもなく。

一方通行ではなく、インタラクティブ。
上達や成長には、重要な要素だと感じています。
(もちろん、学ぶ人との相性や、運にも左右されますが)

さて、あなたはいかがでしょうか。
いま目指している目標への本気度にもよるところもあると思います。

本気の目標なら、非効率な独学より、人から学んだほうが結果的には効率的かもしれません。
ご自身の目標と本気度に合わせて考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、午前中に「良習慣塾」セミナーを開催。
13時から「良習慣塾」メンバーとの個別オリエンテーションでした。

午後はオフ。
家族で近所を散歩をしたり。
夜は妻と自宅で映画鑑賞。
スリルを楽しめる映画でした(^_^)


 


 

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