良習慣の習慣

「スマホを見ながらの食事」のデメリット

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

「その場所にふさわしいふるまい」というフレーズがあります。
そのフレーズの本質には、私たちがパフォーマンスを発揮するための秘訣が隠されているんです。




 

「テレビを見ながら食事をしてはいけない」理由

私が子どもの頃、食事をしながらテレビを見るのは禁止の家庭でした。
昭和生まれだからなのかもしれませんけれど。

特に厳しい家庭だったというわけではないんです。
むしろ、両親は共働きだったので、ゆるいほうだったと思います。

それでも、食事をしながらテレビを見ると「食事中はダメでしょ」と言われたのを覚えています。

当時は、「なんでダメなんだろう?」と思っていました。
友人の家庭では、むしろ、家族で夕食を食べながらテレビを見る時間が、コミュニケーションの時間と聞いたこともありましたから。

もしかしたら、私の母親も「なぜダメなのか」について、正確な理由は知らなかったのかもしれません。
「親のしつけ」が、世代を超えてきたのかも、と。
「マナーが良くない」とか。

それが先日、「食事と消化」に関する研究を目にして、驚くことがあったんですよね。

どんな研究かというと、「食事中にテレビやスマホを見ていると、食べたものの消化活動が低下する」ということがわかったんです。

「な、、なるほど!」と。

昭和世代の私の母親が「テレビを見ながら食事をしてはいけない」と言っていたのは、マナー的なこともあったのと同時に、消化活動の低下にも役立っていたわけです。

 


 

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「場所と行動」をセットにする

実際、外食をすると、食事をしているときにスマホを見ている人をたくさん見ます。
「昭和だったら、親に叱られるかもしれないのに」と思いながら、私の視界に入ってくるので仕方なく(笑)。

彼らは、消化活動が低下しているんですね……。
おそらく、消化への意識が分散するんでしょう。
せっかく、食事をつくってくれた人にも、申し訳ない気もします(私の場合)。
味覚を楽しむことからも、遠ざかるはずですし。

食事をする場所では、食事をする。
これが、消化活動としては、正しいセットなわけです。

実際、私たちの行動は、「場所と行動がセットになっている」ものです。
何か1つのことをしているときは、目の前のことに集中したほうが、集中力は高まります。

きっと、スマホでSNSをチェックしながら食事をしている人が、一流のシェフになることは難しいと思うんですよね。
それよりも、「この場所では、この行動をする」と決めると、スムーズに集中しやすいものです。

たとえば、私は自宅の中で、
・書斎(小さなものですが)では、パソコンでYouTubeや映像ドラマなどを見るのは禁止
・代わりに、ブログなどの執筆に集中する
というルールがあります。

また、
・ダイニングテーブルでは、食事をする
・テレビも見ない
・執筆もしない
ということにしているんですね。

いつも通っているスタバでも、
・レジ前の広いテーブルではセミナー準備をする
・スタンド椅子のテーブルではブログを書く
という風に決めています(空いていれば、ですけれど)。

理由は、「この場所(A)にきたら、このタスク(B)をする」と結びつけているからなんです。

 

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「場所と行動のルール」をつくろう

ディズニーランドをつくったウォルト・ディズニー氏。
有名なエピソードがあります。
それは、「考えごとをするときに部屋を分けていた」という話です。

3つの部屋を用意して、自分のゴールを3つのポジションから見ていました。

3つのポジションとは、
・ドリーマー(夢想家)
・クリティック(批評家)
・リアリスト(現実家)
です。

「ドリーマー(夢想家)」の部屋は、大きな理想を広げたいときに。
「クリティック(批評家)」の部屋は、ドリーマーの非現実的な部分をチェックするために。
「リアリスト(現実家)」の部屋は、両者のアイデアをふまえて、現実的な案を考えだすために。

わざわざ部屋を移動して、デスクも使い分けたと言われているんですよね。

つまり、「この場所(A)にきたら、このタスク(B)をする」というルールを発動させていたということです。

私たちも、このルールを活用できます。
どこでもいいので、「この場所(A)にきたら、このタスク(B)をする」と決める。
その場所で、タスクに集中してみましょう。

おすすめは、「1つの場所で、1つのタスクを結びつけること」です(できるなら)。

たとえば、私たちが、
「キッチンに行ったら、料理をする」
「お風呂場に入ったら、シャワーを浴びる」
ということと同じですね。

具体的には、
「鏡の前に立ったら、スクワットをする」
「ふとんに入ったら、寝る以外のことはしないで目を閉じる」
としてみる。
すると、その場所に行くだけで、行動のきっかけが発生します。

そのように「場所と行動の結びつき」を意識して、タスクへの実行力を高めてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、早朝からコーチングセッション。
価値観を重視した新たな目標を設定しました。

その後、セッション終了の15分後には自宅を出て、鎌倉へ。
トライアスロンの練習会でした。
2300メートルほど泳げて満足です。

夕方、妻と地元の中華料理屋へ。
あっという間に2時間半がすぎていました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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