家族の習慣

「朝、子どもが自力で起きない」問題に、親はどのように対処すればいいのでしょうか?

投稿日:2017/09/16


親の悩みに、「朝、子どもが自力で起きない」ということがあるそうです。

その問題に対する私の意見を記事にしました。

 

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朝、子どもは自力で起きているか

今日は、高校生の息子の学園祭でした。

息子にとって、高校生になって初めての学園祭。

昨日の夜から楽しみにしていました。

しかし、楽しみにしすぎたからか、、、今朝少し起きるのが遅くなりました。(^_^;)

7時に起きて、1時間かけて食事や支度をして8時に家を出る予定。

そうして余裕を持って学校へ行けるはずでした。

しかし、今日は目が覚めたら7時半。

妻に起こされて慌てて支度をし、学校へ行きました。

なんとか遅刻はしなかったようですが、7時半に起きるという原因が、遅刻ギリギリになるという結果をつくり出したわけです。

 

相手を信じて見守ることに耐える

これは、私自身も経験があります。

今でこそ遅刻とは無縁ですが、高校生の頃は受験勉強を夜中までやっいたこともあり、遅刻をすることがありました。(^_^;)

クラスメートが全員席についてる教室に、こっそりひとりで入っていくあの瞬間。

非常にばつが悪いのです。

もちろん、先生にも注意されます。。。

このような体験は、子供にとって非常に居心地が悪いものですよね。

「もう同じことは繰り返したくない!」という強い気持が生まれます。

そうなってこそ、ようやく真剣に考えるようになります。

「どうすれば同じようなばつの悪い思いをしないで済むのか?」と、子どもが自分の頭で考えるわけですね。

そして、「明日は遅刻しないように起きよう!」という風に思えるようになるのです。

これは、コーチングと同じです。

コーチはクライアントの気持を聞くことはできますが、クライアントに成り代わって行動することはできません。

フォローのメッセージや行動のマインドメールのサポートがせいぜいです。

というか、手助けはしても、アクション自体はクライアントに実行してもらわないと「自立」という意味が失われてしまうのです。

物事には、必ず原因と結果があります。

寝坊した次の日、目標時間に自力で起きた子供どもは余裕を持って学校にことができます。

そうしてはじめて、子どもは「自分が良い原因をつくり出していくことにより、結果を変えるができるのだ」ということを学ぶのです。

つまり、自分が能動的に行動変えていけば、現実が変わることを体験する。

そのような経験によって、成功体験が蓄積し、記憶されていくのです。

日々の中で成功体験をくり返したどもは、自分が居心地の悪いことが起きたとき、「どうすれば現実を変えられるだろう?」ということを考える習慣が身に着きます。

そして、思い通りでない原因を、自分のイメージに合うように変えていこうと努力をするようになるのです。

人は、このような原因と結果の法則の中で、「自分はどのように行動するべきか?」ということを学んでいきます。

そのようにして、問題処理能力が高まっていくのです。

ここは、親やコーチがやることは、「相手(子どもやクライアント)ができることを信じて見守ること」です。

 

自立人間を育てる気持が重要

仮に、逆のサポートそして、もし親が子どもを朝起こし続けてしまった場合はどうなるでしょうか。

親が「子どもを起こす」という役割を担っているとしたら、遅刻してしまった場合、その子どもはきっと「親がもっと早く起こしてくれれば遅刻しなかったのに・・・」と思ってしまうでしょう。

これは、「遅刻という意図しない結果をつくったのは、自分の責任ではない」というスタンスにおちいってしまっています。

要は、意図していない結果をつくり出したのは子ども自身ではなく、時間通りに起こしてくれなかった親に責任を転化しているわけですね。

この時の子どもの心理は、完全に他責思考の状態です。

もっと悪いと、まるで自分は親の被害者になっているかのように考えてしまうかもしれません。

これでは、いつまでたっても自分の原因から生まれた現実を、自分で変えていこうという考えには至らないのです。

さらに「もっと早く起こしてくれれば良かったのに」と言われた親のほうも、「自分で起きるのは当たり前}とは言うものの、次の日もまた子どもを起こしてしまいがちです。

これは真面目な親ほど、陥りがちなものです。。。

これをくり返しで行くことにより、子どもは他責思考への大人に育っていってしまうのではないでしょうか。

他責思考の人間は、原因や現実を自分の力で変えられることを学んでいません。

ですから、とても無力な存在になってしまいます。

そうして、自分で原因を変える努力をする代わりに、責任をほかの人や環境に求めます。

その責任を引き受けてくれる人がいる限り、他責思考のまま自分の人生を変えようとはしません。

子どもをそのような他責思考の人間にしないためにも、朝、自力で起きる子どもに育てていきましょう。

 

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■編集後記

昨日は、会社の取引先の方にお誘いをうけて焼肉へ(今週2度目の焼肉・・・笑)。

相手の方が常連だったせいか、じつにおいしいお肉でした。

あんなにおいしいなら、ブログ記事にしたかったのですが、ブロガーの顔は隠しているからなぁ。。。

会社員ブロガーの悩みどころですね。(^_^;)

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