良習慣の習慣

花は成果。根は良習慣。

投稿日:2024/04/03


桜が咲く季節に思い出すことがあります。
それは、桜のような植物は、自らの花が咲くまで地面の下で根を伸ばしているということです。
その姿は、私たちの良習慣形成に似ていると考えています。




 

根があるから花が咲く

今晩の東京は雨。
それでも、大好きな桜通りがあるので、傘をさして夜桜を見ながら歩いています。

普段はやりません。
濡れるのが嫌なので。

私の場合、いつでもランニングできるようにスニーカーで通勤しています。
さすがに革靴だと、走れないので。

スニーカー通勤のすすめ。運動不足解消だけでなく、常識を疑う意識を養うトレーニング。 | 【良習慣の力!】ブログ

そんな理由もあって、水たまりでもあろうものなら、すぐに靴の中に水が侵入。
靴下が濡れるんです。
これ、めっちゃ不快なんですよね。(笑)

でも、桜の季節となると話は別。
多少の不快さを味わってでも、桜を眺めて帰りたいと思うんです。
以前はそんなことなかったと思うんですけれど。

実際、この街に引越しを決めたのも、有名な桜通りを目にしたからです。

「この桜を毎年見られるなら、この街に引越したいな」と。
素直に、そう感じたんです。

その理由こそ、まさに「花が咲くまで根を成長させる」という発想を、私が好んでいるからです。

 


 

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「何も咲かない寒い日」をどうすごすか

桜に限ったことではありませんが、根を伸ばす名言があります。
「良習慣塾」
メンバーのBさんが、先日の発表会でシェアしてくれました。

それが、

“何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く”

という言葉です。

よく引用される名言なので、あなたもご存じかもしれませんね。

この言葉が有名になったのは、2000 年のシドニーオリンピック。
日本の女子陸上で初めて金メダルをとった高橋尚子さんが「座右の銘」としていることで、広く知られるようになったんです。

しんどい時期は、誰にでもあります。

先述のBさんも、なかなかにしんどい1年をすごしました。
だからこそ、発表会でこの名言を使ったのだと思います。

自分なりに、がんばっている。
ただ、その成果はすぐに現れるわけではなかったりします。
むしろ、なかなか成果は出ないほうが自然です。

そんな状況に、どんな態度で向き合うか。
そのスタンスによって、成果が変わるのだと思うのです。

では、
・花と根
は、私たちにとって何にたとえられそうでしょうか。

私は、
・花=成果
であり、
・根=良習慣
だと考えているんです。

 

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あなたの花を咲かせる良習慣をやり続けよう

私がそう感じたのは、英語学習です。
10年くらい前、TOEIC900点を狙っていた時期でした。

習慣を駆使して、正社員として働きながら時間を捻出。
1日3時間前後は、勉強していました。
それを、およそ3年くらい継続していたと思います。
それなのに、600点台後半から700点前半くらいまでをいったりきたり。

英単語や英文法の知識は確実に増えている。
リスニングも聞こえる確率が上がっている。
リーディングのスピードだってスピードアップしていたんです。

それなのに、なぜかスコアに反映されなかったのです。
公開テストを受けるたび「今度こそは!」と思って臨むんですが、成果につながりませんでした。

この日々が、私にとっての「何も咲かない寒い日」でした。
ただ、英語学習は何とか続けていたんですよね。
この「態度」が、「下へ下へと根を伸ばせ」になっていたのかもしれません。

そのとき、TOEICの学習塾を変更。
中村澄子さんの「すみれ塾」に入りました。

中村先生の熱量に刺激を受け、学習方法を変更。
3ヶ月弱通いました。

そこで受けたテストで、800点を超えたんですね。
一気に100点ほどスコアアップしたんです。

目標の900点には及びませんでした。
それでも、3年間取り組んできたことは無意味じゃなかった。
成果につながらなくても、私の英語スキルは下へ根を伸ばしていたんです。

そのときは、英語よりもっと学習したい問題解決スキルやコーチングがあったので、英語学習を手放すことにしました。
やりきった感があったので、ようやく次に行こうと思えたのです。

これが私にとっての「やがて大きな花が咲く」という体験でした。

良習慣を継続すれば、やがて成果に結びつく。
その成果がいつやってくるかは、私たちにはコントロールできません。
ただ、くさらずに淡々と継続していれば、成果に近づく可能性は高まるはずです。

さて、もしかしたらあなたもしんどい時期かもしれません。
そこで投げ出さず、良習慣を淡々と実行できるかどうか。
それが、未来の成果に影響しているものです。

あきらめずに、良習慣で下へ根を伸ばしていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、ランチタイムにコーチングセッション。
独立している先輩コーチからのコーチング依頼でした。
人生のフェーズが変わるタイミングで、大事にしたい価値観に気づいていただけました。

夜はオンラインセミナーを受講。

帰り道、桜が咲き始めていたので、眺めながら帰宅。
思わず、缶ビールを買ってしまっておりました。

どうやら「桜を見る→缶ビールを飲む」という「if-thenプランニング」が発動してしまったようです。(笑)

「if-then プランニング」で先のばしを改善する方法 | 【良習慣の力!】ブログ


 


 

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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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