時間の習慣

「なんとなく」を卒業する時間の使い方

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こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

気づけば「なんとなく」時間が過ぎてしまうことってないでしょうか?
じつは「なんとなく」をやめると、時間の密度が大きく変わります。
そのカギになるのが、「意図をつくる」という小さな習慣です。




 

何を得られたら時間の使い方として成功なのか

「Q:今回のセミナーで何を得られたら、2時間の使い方として成功ですか?」

ここ数ヶ月くらい。
私が気に入っている質問です。

使用するのは、セミナーのオープニング部分。
コンテンツに入る前に、受講生の方々に投げかける質問です。

なぜ、そんな質問をするのか。
「意図をつくるため」です。

セミナーを受講するとき。
「何かいい話が聞けたらいいな〜」という感じだと、もったいないですからね。
まあ、以前の私ですけれど(笑)。

ふんわりしすぎていて。
セミナーは宝くじではないわけですから。
参加者の方々に「意図」をつくっていただきたいのです。

たとえば、
・「やるぞ!」という感情を手に入れていたい
・「今すぐ動き出すための1歩を具体的にしたい
・停滞している目標に新しいアイデアが欲しい
という感じですね。

このような意図を持ってセミナーに臨めるのか、臨めないのか。
得られるものが違ってくるんです(経験者談)。

 


 

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活躍している人は何度も「意図」をつくっている

私がそうした質問をするのには、もちろん理由があります。
それは、活躍している人たちは頻繁に「意図」をつくっている、ということを知ったからなんですね。

たとえば、ビジネス。

一流のセールスパーソンが「これからの1時間の商談で、自分は何を得たいのか?」を決める。
社内のプレゼンテーションの前に「このプレゼンで、どんな成果を出すつもりなのか?」を決めてから話す。

そんな意図を持っている(つくる)んです。

スポーツ選手も、わかりやすいですね。
「この練習メニューで、どのスキルを高めたいのか?」を決めてからトレーニングしています。
それも意図ですよね。

では、意図がないと、どうなるのでしょうか。
「惰性」が始まります。
「飛び込んできた仕事に反応するだけ」とか。

何となくやっていて、すばらしい成果を出す。
だいぶ難易度が高いですよね。

それよりは「この1時間は、提案書づくりに集中する」という意図をつくる。
それから、タスクにとりかかる。
結果、集中力が高まり、生産性もアップするんです。

 

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意図をつくるから集中できる

私も、「良習慣塾」集中ルームでは、この意図づくりを欠かしていません。
と言っても、時間は1分間だけ。
そのわずかな時間投資が、その後の60分の濃度を上げてくれます。
ですから、1人で取り組むときより、1.5倍くらいのスピードが出るんです。

あなたは「最近、集中力が落ちているな」と感じることはないでしょうか。
様々な要因があると思いますが、スマホの影響もあるかもしれません。
常に動きをつくり、私たちの意識を分散させますからね。

スマホだけじゃなく、映像もそうです。
昭和の頃に比べると、映像1カットはとんでもない短さになってしまっていますから。
そうした外部のものを目にしていると、私たちは簡単に意図を失い、集中力を無くしてしまうんです。

私自身、気づくと「あれ?何しようとしてたんだっけ?」と思う回数が増えました。
スマホでFacebookの通知をチェックしようと思ったら、大谷翔平選手のホームランの記事が目に入ったりして。
記事を読み終えると、通知のチェックをしていない状態に気づいて。
「あっ……。チェックするの忘れてた(汗)」となるんです。

普通に「1時間集中するぞ」と思うだけでは、集中するのはなかなか難しいもの。
ですから、「1時間は、このことに意識を向けるぞ」という意図が欲しいのです。
そこからタスクに取り組んだほうが、成果物の質も上がります。

ぜひ、あなたの1日に、「これからの30分は、こう過ごすぞ」とか、「この1時間は、このことだけに集中する」という意図を持つ。
そのようにして、あなたの貴重な時間を過ごしてみましょう。

何となく取り組むより、何倍も有意義な時間になるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、函館旅行の2日目。

・ホテルの朝食バイキング
・五稜郭タワー
・五稜郭公園
・箱館奉行所
・六花亭
・カフェ
・活きイカの刺し身
・ベイエリアのライトアップ
など、函館の名所・名物を楽しみました。

快晴でしたが、東京より10度近く涼しい感じ。
北海道はとても過ごしやすくて、暑い東京には戻りたくない気持ちになりました(笑)。


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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