読書の習慣

本に線を引く3つの基準

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こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

あなたは「本を読んでも役に立たない……。」と感じたことはないでしょうか。
今回の記事では、私が読書を役立てるために実践している「線を引く3つの基準」をご紹介します。




 

9月の読書冊数は33冊

9月の読書冊数は33冊でした。
30日で33冊。
理想より少なかったんですけれど、目標は達成。
悪くはないかなと感じています。

今月は「1日1冊読書の習慣」の2ヶ月目でもあったので、少しだけ実験も。
厚めの本(350ページなど)も3冊ほど欲張ってみて、数日かけて読みました。

ただ、数日かけてしまうと、当然ながらペースは乱れます。
そのため、きつくなってきたときは「マンガでわかる」みたいな本も読んだりしてペース調整も(笑)。

それにしても、「1日1冊読書の習慣」のメリットは、ムダな時間が減ることだなと感じています。
「1日1冊読む」という目標がなかったら、怠惰な私がすぐに顔を出すタイミングで「今読まないと、今日は読めなくなる」と行動を正すことができるからです。
実際、そんな時間の使い方ができると、充実感が得られます。

もちろん、読書で情報を得ることができたり、アイデアを思いついたり、アクションプランが増えることは当然のメリットとして。
この習慣、できる限り継続していこうと思っています。

私が影響を受けたのは、こちらの記事です。
超絶インパクトでした。(^^)

特集 速読の秘訣 【週刊 井ノ上陽一 2025年8月5日号】

 


 

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本に線を引く3つの基準

私が紙の本を読むときは、キーワードに赤ペンで線を引いています。
Kindle本のときは、赤のハイライトをしています。
これが、読書スピードを低下させるんですけれど。
今のところサラッとやっています。

ただ、本にもよりますが、線をあまりひかないようにしています。
できれば5ヶ所以内。
多くても20ヶ所くらいまでに制限しています。

たくさん線を引きすぎると、学生時代の私の歴史の教科書みたいに真っ赤になってしまい、どこが大事なのかわからなくなるので(笑)。

では、どんなところに線を引いているのか。
私なりに意識しているポイントを3つ書いてみます。

 

1:著者が違いをつくれた要因

1つ目は、
「著者が違いをつくれた要因」
です。

著者が成果を上げたのは、他者と違うことをしたからです。
その原因がどこにあるのか。

そのヒントが書いてあるところを見つけたらチェックしています。
ここを発見できると、その本を買った価値があるなと思うくらいのポイントです。
見つからないこともあるので、意識して探しています。

 

2:私が知らなかった知識

2つ目は、
「私が知らなかった知識」
です。

私が知らなかった知識や情報があったら、線を引きます。
それが、その本を読んだ価値だからです。

以前は、違っていたんです。
私が大事だと思っていて、著者の方も大事だという場所に線を引いていました。

でも、これってあんまり意味がないですよね(笑)。
「自分の知識は正解だった!」みたいな答え合わせをしても、行動が増えるわけではないので……。

 

3:行動のヒント

3つ目は、
「行動のヒント」
です。

著者の方が実践している習慣や行動。
それを私が「いいな」と感じて、取り入れられそうなものがあれば、サンプリングさせていただきます。
自分に無い発想を頂戴するイメージで。
私にとっての本を読む価値です。

また、私ではなく、お客さまや友人に「これを伝えたら、課題が解決するかも!?」という場所にも線を引きます。
そのヒントをシェアすることで、本の価値を活かせると思っています。

 

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本を読む「価値の大きさ」は変化量

本を読む。
すばらしい行為だと考えています。

もちろん、時間もお金も労力もかかります。
できるだけリターンを得たいと思うのです(私の場合は)。

ですから、読書に求めるのは「価値」です。
価値とは「変化」をつくり出すこと。

本を読む前の私と、本を読み終えた私。
このビフォーアフターが大きければ大きいほど、「私にとって価値がある本」ということになりますね。

そのための証拠になるのが、赤で線を引いた場所でもあります。
実際、赤線をたくさん引いた本から、リアルの読書会や新しいセミナーの企画を思いついています。

さて、あなたの読書スキル向上のヒントになるところがあれば、うれしいなと思います。

あなたが、次の本を読むときに、
1:(著者が)違いをつくった要因
2:(あなたが)知らなかった知識
3:行動のヒント
の3つを意識して読書してみるのはいかがでしょうか。

 


 

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■編集後記

昨日は、「Switch GATE」メンバーとのミーティング。
次のイベントの構成や今後の流れなど。

その後、「良習慣塾」向けのセミナー準備。
アンケートで要望が多かった行動力を高める方法についてコンテンツを用意しています。
開催が楽しみです。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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