タイムマネジメントの習慣

やることが増えたのに「忙しくない」理由

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

あなたは、毎日「忙しい」と感じているでしょうか。
それとも「充実している」と感じているでしょうか。

同じ1日24時間でも、その感覚を分けるのはささいな習慣です。
この記事で、私が体験した時間感覚の変化についてお伝えしますね。




 

1日を客観視して気づいたこと

先日、週刊メルマガの質問コーナーに、読者の方からご質問をいただきました。

質問の内容は「伊藤さんの1日のスケジュールを教えていただけますか?」というもの。

ご質問者の方も、会社員。
かつプロコーチをしている複業家の方です。
そこで、私の「時間活用を参考にできたらありがたい」ということだったんですね。
光栄です。

ご質問には、メルマガ上で回答しました。

ただ、自分の1日をあらためて書き出してみて、感じたことがあります。
「平凡だなぁ」と(笑)。

まぁ、たいていの人は、普段の自分の1日を書き出したら、「平凡だな……。」と感じるものですけれど。
毎日「今日もイレギュラーが特別に連続した日だったな……。」というのは、けっこう大変ですからね。

さて、自分以外の人に自分のスケジュールをお伝えしたときに、気づいたことがあります。

それは、私自身の「時間への感覚が変わっていたこと」です。
「24時間の捉え方が変化している」とも言えるかもしれません。

何が変わったのでしょうか。

以前の私は、暇な時間があったのに「忙しい」と感じていたんです。
一方、現在の私のほうが多くのタスクを実行しているのに「充実している」と感じている。

いったい、この変化はどこからきているのか。
気になったのです。

 


 

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過去と現在、私の時間感覚の変化

過去の私の時間感覚

以前の私(20年前)は、ガッチガチのサラリーマン。
終電まで残業していました。
仕事のやり方が超絶・非効率だったので……。
「時間が足りない!」と感じていたんです。

実際、「今日も残業すればいいか」というマインドで仕事していたんですよね。
そのため、パフォーマンスも低くて。
営業成績は悪かったのです。

それでも、飲み会は完全に参加していたんですよね。
結果、家族との時間を取れない状態に(当たり前ですね)。

帰宅しても子どもの寝顔を見るだけ。
涙したことも……。
飲み会に行かずに帰ればいいんですけれど。
当時はそれができないタイプでした。

書評メルマガを1記事書くのも、本を1冊読み終えるのもひと苦労。
「すきま時間を使おう」と思ってもうまくできず。
ダラダラとした時間を過ごしていたんです。

当時の私が「時間が足りない!」と思っていた理由。
今なら分かります。

それは「他者優先の時間を生きていた」からです。

会社の仕事も、飲み会も。
私は「自分優先の時間」を過ごしていませんでした。

ですから、費やしている時間はたくさんあるのに「時間が足りない!」と感じていたわけです。

 

現在の私の時間感覚

一方、現在はどうでしょうか。

個人ビジネスの活動にしても、会社員にしても、パフォーマンスは現在の方が良いです(多少ですけれど)。

ただ、取り組むタスクのボリュームは、過去の私より断然多いんです。
20年前の私は、
・このブログ
複業メルマガ
・セミナー
・コーチング
・読書
・トライアスロン
・家族
など、まったくと言っていいほどやっていなかったので。

それなのに、過去と現在の時間感覚と比べると「忙しい」という感覚より、「充実している」と感じているんですよね。

その理由こそ、「自分優先の時間」を過ごせている感覚です。

現在は、時間に対して「自分はこうすごしたい」という希望がある。
そうした時間を過ごせるように計画を考える。
そして、計画に近いように過ごせる時間が増えている。

すると、取り組むタスクは多くても「充実している」と感じることができます。
計画の時点で、自分を優先する時間をつくっているわけです。

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自分を優先する時間を天引きしよう

過去と現在。
当然、1日24時間は同じです。

私たちは必ず何かに時間を使っているんですよね。
例外なく。

ですから、やることが増えれば「時間が足りない!」と感じる。
それは、みんな同じなんです。

ただ、その時間を「忙しい」と感じるのか。
それとも「充実している」と感じるのか。

カギは「自分を優先している時間が足りているか?」です。

他者優先の時間ばかりだと、たくさんの時間を使っても充実感はやってきません。
(過去の私のように、つかれるばかりでしょう……。)

充実している人たちは、まずは「自分を優先する時間」を確保しています。
その残りのエネルギーで、他者のために時間を使っているのです。

じつは、まじめでやさしい人ほど、他者優先の時間を使ってしまいがちです。
もちろん、悪くはありません。
ただ、他者優先の時間が多すぎると、今度は自分がストレスを感じてしまいます。
ですから、先に「自分を優先する時間」を天引きしてみるといいのです。

私の場合は、「火曜日の夜は会社を早めに退勤する。そして、地元のお気に入りのやきとん屋で、30分だけひとり戦略会議をする」ことから始めました。
それが、先に自分の時間を優先する習慣だったんですよね。

そのようにして、あなた自身を優先する時間の確保から始めていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、会社を退勤後、友人たちとオンラインMTG。
いよいよサービスにする形が見えてきました。

その後、「良習慣塾」向けのセミナー準備や公開セミナーの募集ページづくりなど。
新しい公開セミナーの募集をスタートしています。(^^)

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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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