ビジネスの習慣

私たちが収入を得られる理由とは?

投稿日:


「お金と価値の関係性」について考える機会は、重要です。
なぜなら、私たちの「収入とアウトプット」は、「価値」に関係しているからです。




 

「働くとは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役に立つこと」

「働くとは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役に立つこと」
(P228)

昨日、開催した「ビジネスブックBAR」で、私が課題本で印象に残った言葉をシェアしたものです。

課題本は『きみのお金は誰のため ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』でした。

小説形式で読みやすくお金の本質を伝えてくれる本です。

主要な登場人物3人のうち「ボス」と呼ばれるキャラクターが言った言葉が、

「働くとは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役に立つこと」

なのです。

このフレーズに、私は「お金と価値の関係性」を感じました。
強く。

 


 

【お知らせ】

【募集中】10/26『ミッション・ビジョン・バリューのつくり方』セミナー(全4回)

【発売中】動画『価値観を探求する習慣』セミナー

【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





報酬が発生するために必要なこと

私たちが働くことで得られる報酬。
会社からの給与やコンサルティングフィーなどですね。

さて、ここで問題です。
あなたは、私たちに「報酬が発生する理由」を考えたことがあるでしょうか。

実はここに、
「お金と価値の関係性」
があるんです。

なぜ、私たちが報酬をいただけるのでしょうか。

答えは、
・私たちのアウトプットに対して、相手が価値を感じたから
です。

会社員の方なら、あなたの仕事ぶりに評価がついて給与に反映されます。
独立されている方なら、お客さまがあなたの商品やサービスに価値を感じているということですよね。

あなたのアウトプットの「価値」に対して、組織やお客さまからお金が支払われているわけです。

ここが重要です。

何かというと、私たちは、
・ひとりでは1円も稼ぐことができない
ということです。

つまり、
・価値が生まれるためは、あなたのアウトプットを受け取る「相手」が必要
ということなんですね。

自分ひとりでは、価値は生まれません。
いくら「自分には価値がある!」と叫んでもダメです。(笑)
「相手」の存在が必要なのです。

たとえば、私が徹夜してブログを書いたとします。
私としては「がんばったなー」という感じです。
でも、その記事が誰にも読まれなかったらどうでしょうか。

価値が生まれません。

どれほどインパクトがある実体験だとしても。
どれだけ優れたノウハウだとしても。
納得度が高い言語化をしても。

読者がいなければ「価値無し」なんです。

つまり、私たちが「どれだけがんばったか?」は、価値には関係ないんです。
なぜなら「がんばったかどうか?」は、私たちの気持ちなので。
「内側の視点」です。

一方、重要なのは「相手が、私たちの仕事からどんな価値を感じたか?」です。
なぜなら「価値を感じたかどうか?」は、相手の気持ちだからです。
こちらは「外側の視点」なんです。

ですから、無人島にひとりで行くことになったとしても、大金を持っていく人はいませんよね。
ひとりだと自分のお金を受け取ってくれる相手も、自分にお金を支払ってくださる人もいないからです。

 

■スポンサーリンク




「価値」とは何なのか

では、「価値」とは何なのでしょうか

これは、
・価値=あなたのアウトプット(仕事)から、相手が受けるメリットの量
です。

このメリットには2種類あります。
大きなメリットを、少数の人に与えてもOKです。
小さなメリットを、たくさんの人に与えてもいいのです。

大きなメリットなら、3ヶ月で30万円のコンサルティングを提供するようなイメージ。
小さなメリットなら、ブログを書いて、たくさんの方に読んでいただけるような感覚ですね。

そのようにして、相手が受け取るメリットが増えれば増えるほど、報酬もアップします。
ファンになっていただけたりして、関係性も良くなるわけです。

そう考えると、私たちは価値を生み出すことが先。
報酬をいただくのは後、ということになりますね。

収入を上げたかったら、私たちが与えられる価値を増やすこと。
その価値に応じて、報酬もアップするわけです。

そのため、アウトプットのアプローチを増やしたり、会社内の責任が高くなったり、スキルアップして提供できるメニューを増やしたりすることが、収入アップにつながるのですね。
価値が増えるので。

そう考えると、お金という数字が表すのは、
・あなたのアウトプットの価値を数値化したもの
という見方もできます。

もちろん、誤解する方はいないと思いますが、
・その人の価値=お金
ではありません。

・あなたのアウトプットに対して相手が感じた価値=お金
という意味合いなので、誤解なきよう……。

さて、あなたのアウトプットの価値を高めるためには何をしていくと良さそうでしょうか。
会社員なら、シンプルな解決方法があります。
あなたの評価を決める上司に自分の評価を聞くことです。

その上で、何をすれば「価値」を感じてもらえるかをヒアリングすることです。
やみくもに努力するよりも、相手が感じる価値にフォーカスして行動していきましょう。
(私もやってます、一応……。)

それが、ボスの言う

「働くとは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役に立つこと」

だと思うのです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】10/26『ミッション・ビジョン・バリューのつくり方』セミナー(全4回)

【発売中】動画『価値観を探求する習慣』セミナー

【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:30の部と7:00の部のファシリも担当でした。

夜は「ビジネスブックBAR」を開催。
お金に関する本は初めての選書でしたが、想像以上に盛り上がって良かったです。
すごくいい雰囲気の2時間でした。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-ビジネスの習慣

執筆者:

関連記事

「しなきゃいけない……」を「したい!」に変える方法

「To-Doリスト」をつくるだけだと、うまくいかないことがあります。 そんなときは、別の方法でリストに対処していきましょう。   なぜ「To-Doリスト」は終わらないのか プライベートやビジ …

仕事が遅い人の原因はどこにあるのか?仕事が速い人になるための良習慣をつくる。

あなたは、「さて、何を着ていこうか・・・?」と、毎朝悩んでいませんか? その選択に迷うことで「思考のエネルギー」と「思考の時間」を奪われないようにしましょう。   着ていく洋服に迷わない工夫 …

成果は「人間性×スキル」で決まる。何も咲かない時期は自分の樹木を育てよう

“何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。 やがて大きな花が咲く” シドニーオリンピック金メダリストのマラソン選手、高橋尚子さんの名言です。 今の状況と最近の気づきから考えたことを記事にしてみまし …

なぜグリーン車の体験が、自分のサービスの価値アップにつながるのか。

自分のサービスをセールスする立場になったときに感じたのは、値段設定の難しさです。 そこで、自分が提供するサービスの価値をあげるためにおこなった実験について、私の体験から記事を書いてみました。 &nbs …

退社時間を早める3つの方法。時間軸から考える残業時間の減らし方

早起きを習慣化するためには、早く仕事を終える必要があります。 難易度が高い部分でもありますが、取り組みから目をそらさないようにしていきましょう。   早起き習慣化の課題を「集合知」で考える …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。