コミュニケーションの習慣

コーチングにおけるオリエンテーションの重要性。関係構築の基礎固めにパワーを注ごう。

投稿日:2016/01/12


ありがたいことに、コーチング契約を更新しておくださるクライアントさんが増えてきました。

以前は、契約しても、更新にはいたりませんでした。。。

更新してくださるかどうか、一番の違いは、私のオリエンテーションへの取り組みが変わったことです。

orientation-967118_640

 

スポンサーリンク

 

すぐにコーチングをスタートした方が良いのか?

以前の私は、簡単なオリエンテーションを1度行ったら、すぐにコーチングをスタートしていました。

早起き習慣化定着コーチングであれば、

・早起き習慣化という結果にコミットする

・クライアントさんの内部のモチベーションと、コーチという外部の強制力を組み合わせる

・早起き習慣化のノウハウをお伝えする

といったさまざまな要因があり、時間も限られているので、「なるべく早くスタートしたほうが良いだろう。」と思っていたのです。

すぐにスタートしてみると、成果が出るクライアントさんもあれば、なかなか意識をシフトできないクライアントさんもいらっしゃいました。

それもそのはずです。

なぜなら、以前の私は、クライアントさんがどのような方であろうと、一方的なアドバイスをしていただけだったからです。

 

オリエンテーションに時間を投資することによってその後の成果の質が向上する

今は、違ったオリエンテーションを行っています。

少なくとも、2回はオリエンテーションを設けます。

さらに、その合間に、クライアントさんがご自身を見つめるための課題を記入していただくこともお願いしています。

そうなると当然、コーチングのスタートは遅れます。

ビジネス的に言えば、ご入金が遅くなるし、オリエンテーションは継続コーチングの一環なので一切のコストは発生しません。

時間も、お茶代なども、すべて持ち出しです。

合理的に考えるとしたら、決してうまいやり方とは言えないでしょう。

しかし、クライアントさんのことを深く知るためには、詳細なオリエンテーションは欠かせないことがわかってきました、

たとえば、オリエンテーションに時間をかけることによって、

・クライアントさんが熱中していることは何か?

・本当に追いかけたいものは何なのか?

・手放したいものは何なのか?

・人生で得たいものは何か?

・本当はどうしたいのか?

・嫌だと思っていることは何か?

・自分のことをどんな風にとらえているのか?

といったようなポイントをクライアントさん自身に考えていただいてからコーチングをスタートします。

さらに、課題のワークによって気づいたことや感じたことを私に話していただきます。

のほほんと生きていたら、なかなか考えない種類の「問い」なので、返ってくる答えは興味深いです。

そのような時間を共有することで、コーチとクライアントの関係が何倍にも前進してからコーチングをスタートできるのです。

結果、クライアントさんの成果の上がり方も変わりました。

そして、契約を更新してくださる確率も上がったのです。

 

親密度を高めた上でコーチングセッションの本番をスタートする

もし、あなたが風邪をひいて病院に行くとしたら、自分のことをより詳しく知っている医者がいる病院に行きますよね?

または、あなたがオリンピックでマラソンに出ようとして、ランニングコーチのもとにいったとします。

そうしたら、どこの誰だかわからない人に、いきなり「じゃあ、とにかく走ってみてよ!」と言われて、どこがゴールなのか分からず、自分の実力もわからない状態で走らされたら、どのように感じるでしょうか?

困りますよね・・・(^_^;)

コーチとクライアントの関係は、上記のような関係と同じことなのです。

私のコーチングの先生は、

「オリエンテーションを飲み会で例えると、一次会のようなものなんだよね。一次会でお互いの気心を知ったあとに、二次会でコーチングしたほうが、率直なコミュニケーションがとれるでしょう?」

とおっしゃっていました。

このたとえに、私は「なるほど!」と思ったものです。

今は、より深く実感しています。

以前の私は、まだつきあってもいない女性に、いきなり「結婚してください!」と言っているようなものだったのかもしれません・・・(^_^;)

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、午前中にコーチングの最終オリエンテーション。

その後、部屋のそうじをしてから、川崎大師さんに行きました。

今年は厄年なので、厄除けです。(^_^)

【お知らせ】
2016年1月20日(水)【第16回】朝2時間の自由時間を生み出す!早起き習慣化セミナー

【第16回】朝2時間の自由時間を生み出す!早起き習慣化セミナー 2016年1月13日 – こくちーずプロ(告知’sプロ)

【モニター募集中!】
皇居ラン&コーチング!

「皇居ラン&コーチング」サービス | 【良習慣の力!】ブログ

【募集中!】「100人コーチング」のお申し込みはこちらから!

【無料】100人コーチングのご案内 | 【良習慣の力!】ブログ

良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-コミュニケーションの習慣

執筆者:

関連記事

「あなたなら絶対できる!」という応援と自分を全肯定してくれる存在。自分の人生に必要か否か?

自立型の人間であっても、信頼のおける師匠や友人は必要ですよね。 それと同じように、自分の存在に対して「あなたには価値があります」と認めてくれ、常に応援してくれる人の存在は、自己成長を目指す人にありがた …

コーチングで高校野球の「ありたい姿」を考える。あなたは「ありたい姿」を描けていますか?

甲子園球児たちの活躍がまぶしい季節ですね。 そこで本日は、高校野球とコーチングを結びつけて、「ありたい姿」を描く重要性について考えてみました。   スポンサーリンク   コーチング …

コーチのフィードバックに目が覚める!信頼関係の上に成り立つインパクトある「気づき」とは。

新たにお願いするマイコーチから、非常にインパクトのあるフィードバックを受けました。 まさに、「目の覚める思い」とはこのことです。。。 スポンサーリンク コーチはフィードバックによりクライアントのズレを …

RAS(ラス)機能を目標達成に活用する方法。あなたはどれくらい目標を「明確な言葉」にしていますか?

「目標設定には明確な言葉が重要」という言葉を聞いたことがあると思います。 私のダイエットがうまくいっていなかった理由が、それに当てはまりました。(^_^;)   スポンサーリンク &nbsp …

相手が動かなかったということは、あなたの本気度が足りなかったということ

コーチングは、クライアントの自発的な行動を促すことが目的です。 そのためには、コーチも本気の本音で接しなければ、クライアントの方の行動につながりません。   コーチングは「行動こそ善」 コー …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。