仮説の習慣

うまくいっている人が持っている「忘れる力」。その力を高める2つのアプローチとは?

投稿日:2018/02/25


ビジネスや新しいことへのトライが、100%すべて成功する人はいないはずです。

では、なぜうまくいく人は多少の失敗にもめげずに前進できるのでしょうか?

その秘けつは、「忘れる力」にあるのではないかと思っています。


(「ビール」の「ー」が忘れられた看板・笑)

 

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うまくいっている人は「忘れる力」を持っているのでは?

仕事で大きな成果をあげている人をみると、「なぜ、あの人はあれほど仕事がうまくいくのだろう?」と思うことがありませんか?

私は、思います。(笑)

自分は失敗ばかりだし、前進したとしてもほふく前進のようにスローペースなのに、と。

ただ、私たちは、うまくいっている人の結果を見ているだけで、失敗した姿というのは見えていません。

過去の話をきいたり、行動を観察していると、彼らも小さく失敗を続けながら、最後に結果的に成功を得ているのですよね。

では、彼らは失敗して落ち込むことはないでしょうか?

ここは私の仮説ですが、うまくいっている人には、いい意味での「忘れる力」があるのではないかと思っています。

 

人間が生きのびるために必要な「忘れる力」

実際のところ、

・過去の失敗に必要以上にこだわってしまう
・反省ばかりしている
・新しいチャレンジを恐れて行動できない

というスタンスでは、大きな成功を得ることはできないでしょう。

これも私の仮説ですが、成功する人ほど「よく忘れ物をして困る」という人がいるように思います。

一面的に見れば、たしかに忘れ物をするのは困ることでしょう。

しかし、一方の面を見れば、これは「忘れる力」という人間が持っている大事な能力でもあるのだと思うのです。

失敗や嫌なことにばかりこだわれば、チャレンジができなくなり、新しいことにふれなくなるでしょう。

そのためにも、「忘れる力」は重要なのです。

おそらく、人間が進化するプロセスで、「忘れる力」があったほうが生きていくのに便利だったので残っている能力のはずです。

その反動で、学習のように努力しないと記憶できないようになっている、ということですね。

「忘れる力」は誰にでもあります。

それをもっと活用してみましょう。

かなりつらいことや傷つくことがあっても、半年もすれば8割以上の人が以前の精神状態に戻っていくという研究結果があるそうです。

これこそが、人間の持つ「忘れる力」のいい部分ではないでしょうか。

 

「忘れる力」を高める2つのアプローチ

・悲しいこと
・つらいこと
・うまくいかないこと

といったことが連続で起きたとしても、くじけずに強く生きている人を見ていると「あの人は精神的にタフなんだろうな」と思ってしまうことがあります。

ただ、じつは誰もが「忘れる力」を持っているからこそできることなのですね。

では、どうすれば「忘れる力」を高めることができるのでしょうか?

これには2つのアプローチがあると思っています。

 

1:ネガティブな記憶をポジティブにとらえ直す

たとえば、失恋にあったとしても、その失恋があったので新しいパートナーに会えたと思うことはできます。

資格試験に合格できなかったとしても、それまでに学んだことは力になっているはずですし、次に活かされるものです。

 

2:意識的に新しいものにふれる

新しい体験や経験をすることで、いやなことも次の新しいことで消えていくものです。

そのためにも、新しいセミナーに参加したり、旅行に行くなど、新しい経験を増やしてみましょう。

いつもランチに行くお店で、今まで食べたことがないメニューをオーダーしてみるくらいでも十分です。

そのような新しい情報こそ、新しい記憶になっていくものです。

 

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■編集後記

昨日は、午前中にコーチングセッションを受けました。

今回のセッションでは、ミッションやビジョンよりもより私の内面に踏み込む「根っこ」の部分について話をきいてもらいました。

さすがに1回のセッションの時間で、カミナリが落ちたように「これだ!」というレベルの気づきまではいきませんでしたが、自分が仕事をしていく上で「根っこ」にあるものを感じることはできました。

うすうす感じてはいたのですが、恥ずかしいことだったので見ないようにしていた部分でした。(笑)

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