突然ですが、あなたは「孤独のグルメ」というドラマをご存じでしょうか?
Amazon Fire TVを購入して以来、ついつい観てしまうドラマです。(^_^;)
「孤独のグルメ」にみるコンテンツの魅力について、あえてすき間をつくる重要性を思い出しました。
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ドラマ「孤独のグルメ」の魅力とは?
「孤独のグルメ」は、主人公の男性・井之頭 五郎(いのがしら ごろう)が、仕事の合間に立ち寄った街でお店を見つけ、ひとりで食事をする様を描いたグルメドラマです。
大きなトラブルが起きたり、ハラハラする出来事が発生する・・・といったこととは縁遠い叙情的なドラマなのですが、ついひき込まれてしまいます。
(最近は、私自身が五郎っぽく食事をするようになってきていると、妻に指摘されました・笑)
このドラマは人気があって、コンテンツとしてはシーズン5まで続いており、台湾でもウェブドラマになっているようです。
でも「独身男性がごはんを食べているだけ」というシンプルなドラマが、なぜたくさんの人をひきつけるのでしょうか。
私も「なぜだろう?」と考えるともなく考えていたところ、番組最後のミニコーナーでゲストのかたがぽろっと言っていたひと言に「あー、なるほど」と思い、疑問が解決しました。
それは、
「ドラマの中に流れる独特の間が魅力的なんですよね」
ということだったのです。
言われてみるとたしかに納得。
ドラマの独特の「間」が、何ともいえない雰囲気をつくり出しているのです。
つまり、ドラマが持つ「間」によってドラマが魅力的になっているというわけですね。
「間」があるからこそ、コンテンツの魅力が向上する
少し話は変わりますが、最近、日中がハードです・・・。
家に帰って食事を終えると何をする気もおきず、ボッーとしてしまいます。(^_^;)
スケジュールを詰めて行動しているのですけれども、なんとなく不完全燃焼感もあるような感覚です。
毎週のルーティンになっているひとり会議の時間も3週間とれていません。。。
何かを見直す時期にきているはずなのですが、どの活動もやめるには勇気がいるし、やめたくないものばかりです。
そのようなことを考えているときに「孤独のグルメ」を思い出したのです。
そう、今の私のスケジュールには余白がない、つまり「間」が不足していたのです。
「間」は大事ですよね。
実際、「間」の重要性は、いろいろなシーンで語られています。
会話やスピーチでも「間」をとることが大切。
デザインや美術はもちろん、インテリアも空間という「間」が存在感を出しているから美しいわけです。
つまり、魅力を出すためには「間」が必要なのですよね。
同様に、スケジュールにも「余白」がなくてはいけません。
考えごとをする時間や、計画を練る時間が確保できなくなってしまうからです。
ミッキーマウスからタイムマネジメントを学ぶ
スケジュールに「間」、つまり「余白」をつくり出そうとするときに思い出すものがあります。
それは、ディズニーランドのミッキーマウスです。
ディズニーランドのミッキーマウスは、同一時間に同じ場所に存在することはありませんよね。
たとえば、ミッキーマウスがディズニーランドにいるときは、ディズニーシーにはいません。
また、パレードに参加しているときには、ディナーショーには出演していないのです。
徹底した時間管理ですよね。
大切なものは、常にトレードオフ。
何か大切なことをするためには、何か別のことをやめる必要があるということです。
要は、ミッキーマウスが教えてくれていることは、
「何かをしているときは、何かをしていないとき」
ということです。
私がコーチングセッションをしているときは、ブログを書くことができません。
会社の仕事をしているときは、家族と過ごせていないときです。
「孤独のグルメ」を観ているときは、ジョギングをすることはできないのです。
(もちろん、ウォーキングしながらオーディオ学習をすることはできますが・・・)
そうして「緊急で大事なタスク」に追われて時間管理ができなくなってくると、スケジュールに余白がなくなります。
しかも、ちょっと悪いことにはスケジュールが詰まっているほうが「動いている感」は出てしまうのですよね。
ただ、それが充実感や幸福感につながっているのかということを、少し立ち止まって考えてみなくてはいけないでしょう。
あなたが私と同じような状況に陥っているとしたら、、、それは危険信号です。
(私と同じようになってしまいます・・・苦笑)。
「あぶないな」という予兆があったら、ぜひ一度Googleカレンダーや手帳を見返して、「間」という「余白」を意図的につくり出してみましょう。
私も、少しずつリカバリーしています。(^_^;)
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■編集後記
昨日は、習慣化専門学校のビリーフグループコンサルティングに参加。
また、自分のネガティブビリーフを扱い、価値観を見つめ直しました。
ナイーブな感情の部分を扱う場合は、場の空気が重要。
そのため、このような機会は貴重だと考えています。(^_^)
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