書く習慣

「本当の自分」を知るためのアプローチ。感情日記は自己分析・自己対話の材料におすすめ。

投稿日:2016/10/26


感情日記をつける習慣。

・・・実は最初は少々懐疑的にスタートしていました。

日記というのは行動を記録したり、事実を起点に内省をするイメージだったからです。

しかし、今のところ途切れずに続けられています。

それは、感情日記をつけるメリットがあるからです。

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あなたは自分の感情をきちんと受けとめていますか?

私が感情日記を続けているいちばんのメリットは「自分の感情に敏感になることができる」という点です。

これは、「自分の感情に焦点をあてよう」と意識するからこそ、気持を感じ取ることができるようになります。

当たり前と言われれば、当たり前かもしれません。

ただ、今回感情日記をつけてわかったのですが、感情というものは水ものです。

気づこうとか、記録しようとしていなければ、スッーとかんたんに流れていってしまいます。

もちろん、「ものすごく嬉しい!」とか、「すっげー楽しい!」といったような強烈な感情は忘れません。

でも、日常的に「イラっ」としたことや「ムッ」とした程度のことはすぐに忘れていってしまうのですね。

ですから、自分がどのようなシチュエーションでイラついたり、怒りを覚えるのかという感情を理解しておくというのは、感情をコントロールするためには大切なことです(特にネガティブな感情)。

たとえば、ほかの人に怒りを覚えたときであっても、「ああ、またこの感情がきてるわ」という感じで、感情を扱えるようになるからです。

感情を扱えるようになれば、自分の感情にコントロール感を持てるようになります。

そうなれば、外部環境に振り回されにくくなり、自分の良い状態をキープできる。

そのためのファーストステップが、自分の感情に敏感になることなのです。

 

感情日記を続けるための3つの工夫

日頃、私がどのように感情日記をつけているのか。

続ける工夫を3つに分類してみました。

 

1 すぐに記録できるツールを準備しておく

私の場合は、感情がゆれたさいにiPhoneのEvernoteアプリにメモをしておきます。

ネガティブだけでなく、ポジティブな感情もメモします。

アンテナをはっておいて、すばやくキャッチするようなイメージです。

 

2 無理に毎日書かなくてOKだかれど感情が動いた瞬間を逃さない

毎日の習慣にできればベストですが、無理に毎日書かなくてもいい、という感覚でやっています。

それよりも、感情がふれた瞬間、そのタイミングでメモしたほうが良いです。

感情は生ものであり、ライブ感が重要だからです。

 

3 誰にも見せない想定で正直に書く

軽い内容のものならいざしらず、ディープな感情はほかの人に開示しないこと前提にしましょう。

ブログのようにほかの人のことを意識すると、自分の感情をかざってしまうからです。

以前、私は習慣化専門学校のコミュニティーで開示していたのですが、どうしても100%の開示がしづらい部分があり、いまはこっそりとやっています。(^_^;)

 

自分の本当の感情を知ることが自己を知るための第1歩

感情日記を書くことで、私自身の価値観や、何を大切にして生きているのか(生きようとしているのか)、といったようなものに向き合えるようになってきています。

要は、自分の感情の動きを記録して、分析してみることによって、自分の大事なものごとを考えるための貴重な資産になってきているのです。

数ヶ月試してみてあらためてわかったのですが、自分のことはわかっているようで本当にわかっていません。

というより、むしろ誤解しているといってもいいかもしれません。

少なくとも、私はそうでした。(^_^;)

もし、あなたが、

・自分が大切にしている価値観を知りたい
・本当の自分を知りたい
・自己対話とはどのようにやればいいのか知りたい

と思われているようでしたら、感情日記をつける習慣がおすすめです。

 

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■編集後記

昨日は定例のひとり会議を実行しませんでした。。。

そのぶん、ブログ執筆に時間投資。

ペースを戻していきます。(^_^;)

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