早起きの習慣

朝起きられない人は、何が不足しているのか?早起きと人生の充実度のつながりから考える。

投稿日:2018/06/10


某放送局の方から、「朝起きられない人に向けた、モチベーションの方面からの早起き」について問い合わせを受けました。

私なりの見解を記事にしました。

 

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「朝、起きられない」という悩みについて

・朝なかなか起きることができない

・どうも寝つきが良くない

・朝、目が覚めても動き出せない

このようなお悩みをよく聞きます。

私は、寝つきはいいので正直なところ、寝つきが良くない方の気持がわかりません。。。

ただ、その分、「朝、起きられない」という悩みについてはかなりの重症レベルだったということは自慢できるくらいです。(笑)

断言できるくらいに、朝起きられませんでした。

早起きができるようになった今、「以前は、なぜ起きられなかったのか?」ということを考えます。

もちろん、早起き習慣化に挫折する典型的なパターンである

・そもそも起きる時間だけを早めていた

・意志の力や根性に頼っていた

・早起きするための原因をつくっていなかった

などの要因は勢揃いしていました。

ただ、その中でも大きな理由のうちの1つに、

・早起きするほど楽しみなことがなかった

ということが言えると思います。

 

二度寝して現実逃避をしたくなる日常

・早起きするほど楽しみなことがなかった

から朝起きられない。

言われてみれば当たり前かもしれませんね。

でも、早起き習慣化を目指す多くの人が、このことに気づいていません。

私の実例をあげますね。

5年前、本格的に早起き習慣化を目指した理由は、

・出社前に英語学習をするため

でした。

夜になると残業やつき合いがあり、英語の学習ができません。

ですから、安定的に学習時間を確保するべく、早起きして英語学習をやりたかったのですね。

ただ、英語の学習というのはたいていの人にとってはご存じの通り(?)、いや、私にとってはということですが、決しておもしろいものではありませんでした。(^_^;)

それはTOEICというスコアを対象にしていたからというのもありますが、人生で成し遂げたいことの動機と少しずれていたからです。

ですから、仮に朝、目が覚めたとしても「ああ、、、またTOEICのテキストを解かなくちゃいけないのか・・・」という気持になるのです。

理想は、ガバっと起きて「よし!楽しい英語をやるぞ!」となれば良かったのですが、、、そうではありませんでした。

そのような感情でしたので、「現実逃避して、もう少し眠ろう・・・」と思ってしまうのも無理はないですよね。。。

・嫌いなこと

・苦手なこと

・避けたいこと

などで埋めつくされた人生は、不安や悩みは消えず、夜の寝つきも良くないでしょう。

寝つきが良くなければ、当然朝もなかなか起きられません。

この悪循環をひらすらくり返すことになってしまいます。

 

早起きしてまでやりたいこと、ありますか?

では、どうするか?

これと反対の状況をイメージしてみましょう。

たとえば、大好きな人と朝の散歩を待ち合わせしていたら、「まだ眠いから・・・」と言って二度寝しませんよね?

がんばってトレーニングしてきたマラソン大会の当日だったら、完走している自分をイメージしてふとんから飛び起きるものですよね?

家族で楽しみにしていた旅行があれば、多少の眠気があっても起きられますよね?

はい、もうお分かりの通り、目覚めが悪いのは、あなたの意志が弱いからではありません。

あなたが、朝、

・早起きしてまでやりたいことがない

ということが課題なのです。

私の場合、フルマラソン完走を目指して走り始めたときは娘が小さく、仕事が終わったらすぐに帰宅する必要があるという状況でした。

ですから、トレーニングの時間は朝時間を活用するより他に方法がなかったのですね。

でも、その制約条件を活用して、朝ランの写真をFacebookやTwitterにアップしました。

その結果、コメントや「いいね!」をもらうことで、「朝ラン=快感」という感覚を脳に刷り込んでいったのです。

その結果、早起きしてでもやりたい「ランニング」という良習慣を身につけることができたのですね。

それが、トライアスロンまでつながってきています。

走っていると「いま、俺は生きてる!」という感じになります。(笑)

そう考えると、私の本能が、運動を求めていたようにも思えます。

逆にいえば、早起きできない状態が続いている人は、本能があなたの人生を軌道修正しようと呼びかけているのかもしれませんね。

あなたの本能のアラームから、目をそらさないようにしてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、予定していたオープンウォーターの練習会を断念(1ヶ月は激しい運動はNGのため)。

その後、夕方に定期歯科検診(こういった予防、まさに「第2領域」で大事です)のあとに妻の実家へ。

お昼に妻と家事をやっていたら、妻の実家から「やきとりを焼くから食べにおいでよ」と誘いがあったので家族で遊びに行ったんですね。

のんびりした1日でした。

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・早起きコンサルタント
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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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