コミュニケーションの習慣

セルフコーチングの方法を知っていますか?ネタ出しから実行までの5つのステップ。

投稿日:2016/08/02


ときには師匠たちやマイコーチの助けを借りることがあっても、基本的には自分で考え、自分が成長していくことが不可欠です。

そのためにセルフコーチングの手法を知っておくのは、有効な方法の1つです。

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簡単ではないセルフコーチング

友人から、「セルフコーチングのやり方を知りたい」と言われました。

確かに、セルフコーチングは、うまくできれば非常に効果があります。

仮に、セルフコーチングを知っている人と、知らない人がいたら、明らかにセルフコーチングの手法を知っている人の方が、成長角度は高いでしょう。

ただ、セルフコーチングは難しいものの1つです。

正直、私のようにコーチングを学んで実践していても、100%完璧にやるのは大変です。

それは人と人との「対話がない」からです。

対話がないと、「自分で話す」という行為が発生せず、気づきや内発的な発火が起きにくいです。

また、アクションプランを自分1人だけの「閉じられた約束」にしておくと、なかなか実行にうつさないということもあるでしょう。

だからこそ、コーチは自分でもコーチを雇うわけですね。

 

セルフコーチングの5ステップ

しかし、それでも、セルフコーチングができるようになることは重要で、1つのスキルだと考えています。

コーチングでも、習慣化でも、最終的に自分でセルフマネジメントができるようになることが1つのゴールだからです。

それでは、私がおこなっているセルフコーチングのやり方を簡単にお伝えいたします。

(1)やりたいことを片っぱしから書きつらねる

ノートに思いついたことをどんどん書き出していきます。

私は、「6本の柱」を使って、

・やりたいこと
・やってみたいこと
・やっておかないとまずいこと

など、良いことも、悪いことも書き出していきます。

「1つに絞りなさい」と「バランスをとりなさい」に感じる矛盾点のほぐし方。 | 【良習慣の力!】ブログ

 

(2)その中から、もっともやりたいことを1つだけ選ぶ

書き出したものを俯瞰します。

たくさんの事柄から、1つだけ気になるものを選択します。

 

(3)やりたいことが実現したイメージを頭の中でありありと想像する

ここで選んだことを1つ、映像のようにイメージします。

理想を言えば、「YouTubeにアップできるくらいに」リアリティーを持って、カラーで描けると良いですね。

良いことであっても、気がかりなことであっても、「本当はどうなったらいい?」という視点でイメージしてみましょう。

感情が動くくらいにイメージできれば、ばっちりです。

個人的には、目を閉じるほうがイメージしやすく、おすすめです。

 

(4)そのためにできる行動を選ぶ

イメージがを終えたら、イメージした映像を実現するために、今できる行動を考えます。

どんな小さな1歩でも構いません。

実現にはほど遠いものもあるかもしれませんが、どんな将来にも必ず最初の1歩があります。

1歩めの小さなアクションを考えましょう。

 

(5)短時間で良いので小さな行動にうつす

最後に、小さなアクションを起こしましょう。

5分でも、1分でも良いです。

極端な話、10秒でもOKです。

・アクションリストにメモする
・ネットで調べる
・友人に1本メールを送る

といったレベルで良いので、少しでも前進しておきましょう。

「0→1」にしておくことが大切です。

 

週に1度のセルフコーチングを習慣にしてみよう

ポイントは、

・本当はどうしたい?
・本当はどうなったらいい?
・本当は何が起きたら嬉しい?

といった質問を、自分に問い続けることです。

これは、何度も何度も自分に投げかけることがおすすめです。

私も、毎日投げかけています。

そうしないと「WANT感性」が鈍ってしまうからです。

「本当はどうしたい? 」という問いに、答えがすぐに出てこなくても大丈夫です。

ただ問いかけておくだけで、脳は勝手に答えを探しにいくからです。

こうした質問を自分に投げかけておくことによって、ふとした瞬間に脳が答えを見つけて、「あっ!そうだ!あれをやってみよう!」というアイデアが出たりするわけです。

見つかるというよりは、「おりてくる」「やってくる」という感覚に近いものですね。

その瞬間をつくるためにも、セルフコーチングは有効。

ぜひ、1週間に30分で良いので、セルフコーチングを習慣にしてみましょう。

 

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■編集後記

さっそくマインドマップ読書をスタートしています。

1冊50分で読めて効率的にポイントをつかめる!マインドマップ読書術。 | 【良習慣の力!】ブログ

普段、読書は移動時間におこなっているので、座って読書すること自体が新鮮です。

座って読書する時間をどのように確保するのか、ということも課題です。(^_^;)

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-コミュニケーションの習慣

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