コミュニケーションの習慣 良習慣の習慣

「コーチング、本当に必要なの?」コーチとして、コーチが必要な理由を少しだけ考えてみました。

投稿日:2015/02/17


 

こんにちは、伊藤です。

先日、

「わざわざお金をかけてコーチやコンサルタントを雇わなくても、自分のことは自分で考えれば良いんじゃないの?」

というようなことを言われたので、その問いについて考えてみました。

(あらかじめおことわりしておくと、ぼくは、基本的に

 「自分が望む未来をつくっていきたければ、自分以外の人のサポートは必須」

 と考えていますが、あえてトライしてみました。)

 

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誰もがゆがんだバイアスを持っている

人間にとって、時間(=命)やお金は生きていくために必須の要素です。

そのような大切なものを形のないコーチングやコンサルティングに使ってしまうのはもったいない、と思う人も多いでしょう。

もちろん、1人でできる方はそれで良いのです。

ぼくはそこに異論はないし、何も問題ありません。

しかし、ぼくを含めて、たいていの人にとっては1人でできることというのはとても限られています。

さらに「セルフマネジメントは完ぺきで何のミスもない」という人も少ないのではないでしょうか。

何より、人間という生きものは、個人的につくられた認識やゆがんだバイアスを持っています。(良くも悪くも、、、)

そのような状態で考えごとをしたり、行動をしたりしても、エネルギーが分散してしまって、スムーズに成果出すことは難しいだろう、と考えるのです。

 

サポートを借りる3つのメリット

ここで、自分以外の人にサポートしてもらうメリットを考えてみます。

1、二次元の白黒思考から抜け出し、複眼的な思考で考えるヒントをもらえる

人間は、今の自分が知っている情報しか持っていません。

1人が持てる知識の量なんて、たかが知れているのではないでしょうか。

そのような少ない知識の中で答えを見つけようとしても、良い答えを見つけることは難しいのではないかと考えています。

どのようなことかと言うと、情報が少ないと短期的な視点で考える傾向があるので、

「できるか、できないか」

とか、

「やるか、やめるか」

といった2択思考におちいりがちなのです。

ただ、ぼくはいつも考えているのですが、物事の本質の多くは、両極端の間にあるはずです。

「白か、黒か」だけではない。

人の感情にしても、自分の未来にしても、そんな単純に割り切れるもののほうが少ないはずです。

でも、ついつい二次元思考で考えてしまうのですよね。

コーチと話していると、自分が思いつかなかったアプローチや頼れるリソースを三次元的な思考の広がりが出るのです。

 

2、挑戦や成長を応援してくれるため、勇気がでる

人間の本能なのでしょうか。

人はなぜか過去のイメージを引きずってしまいます。

トラウマと呼ばれるものや、「今までもできなかったから、これからもできないだろう」と考えてしまう傾向にあるのです。

一方で、未来に対しては軽く見てしまいがちです。

本来は、過去ではなく未来を向いて歩み、自分の可能性を広げることが大切なはずですよね?

でも、人間の本能は「現状維持をすること」を大切にしてしまいます。

結局、過去の成功パターンや、「なんとなく好きだから」といったあいまいなパターンに終始してしまいます。

そんなとき、コーチから、自分の新たな一歩を見つけるための視点をもらったり、チャレンジに対する応援がもらったりする。

それが、1人では心細い部分をカバーしてくれるのですよね。

 

3、定期的に自分の人生を見つめ直すことができる

コーチと約束すれば、基本的にはセッションの時間を天引きする必要があります。

多くの場合、セッションは定期的に行います。

そうすると、嫌でも自分の振り返りをします。

また、改善点を考え、行動にうつしていくようにコーチと約束をします。

ここがポイントなのですが、自分以外の人と約束をする、という部分が大切です。

人は、自分が言ったことを守ろうとしますが、自分との約束だけだったら簡単に破ってしまうのも、また人間ですよね。(^_^;)

でも、コーチとの約束であれば、より意識して行動するようになるし、動けば何か次のヒントが出てきます。

そのようにして、人生を上昇のスパイラルにのせていくのです。

自分の振り返りをすることは、やろうと思ってもなかなかできませんよね?

セミナーのときのワークと一緒で、「いまこの場で」やらないとなかなか手をつけないことです。

それを、コーチやコンサルタントと約束することで、強制的に考える時間をつくり出すのです。

 

投資をおこなって最適解を見つける

結論としては、

【自分以外の意見や考え方を取り入れることによって、自分にとってより良い最適解を見つけやすくなる】

ということです。

確かに、コーチを雇うことは、お金も時間もかかります。

しかし、そこに投資しなかったお金と時間は、結局は別の分野に消費されてしまいます。

幸福感をもってより良く生きることが人生を充実させることだとするならば、そこに投資する価値は十分にあるのではないでしょうか。

その分野への投資をケチることは、目先の小銭を優先して、将来のリターンを手放してしまうことになりかねません。

実際、Googleをはじめ、欧米の成長企業のCEOたちは、みなさんマイコーチを雇っているし、セッションで得た気づきをビジネスに生かしているのです。

特に、これからの時代は明確な答えがない時代です。

そのようなとき、自分以外の人の知識やサポートを得て、いかにスピード感を持って最適解を見つけるか、という視点を持つことはとても重要なことだと考えています。

 

良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

 

【今日の良習慣】

 

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