モチベーションの習慣

大きすぎる目標を設定すると動けなくなる人間の行動心理とは?

投稿日:2018/04/14


大きな目標をたてすぎて動けなくなっていませんか?

ハードルが高すぎる目標というのは、人間の行動変化をうながさないものです。

 

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わかっていてもできない人間の行動心理

運動して、食事を減らす。

そうすれば誰でもダイエットに成功することはわかりますよね。

しかし、多くの人はその簡単なことが実行に移せないのも事実。

知識や情報があっても、人の行動は簡単に変化するわけではないのですね。

たとえば、運動する人は認知症になる確率は低いそうです。

また、喫煙者は認知症になる確率が高まるそうです。

たいていの人は認知症になりたくはないと思っているはずですが、運動しなかったり、喫煙したりしてしまうのです。

「わかっちゃいるけど・・・できない。」

これが、人間なのです。

 

いきなり大きな目標をたててないけない

では、どのようにすればいいでしょうか?

この答えは、

・いきなり大きすぎる目標をたてない

ということです。

たとえば、

・サラリーマンからいきなり独立起業する

・年収500万円を1億円にする

というようなことですね。

ダイエットなら、

・毎日1時間運動する

・毎食、糖質制限をする

・ごはんは玄米しか食べない

といった実現が難しいような目標設定にすると、心理的には実は「行動したくない」という気持になっているのです。

ですから、より具体的な小さな行動を目標にする方がいいのですね。

 

ちょっとした困難を目標にする

ダイエットなら、

・毎日1時間ウォーキングする

という目標ではなく、

・ちょっとだけ遠回りして、早歩きで駅から自宅まで帰る

とするのです。

そうすれば、ウォーキングという行動が、「家に帰る」という行動に置き換わります。

すると、「がんばってウォーキングする」という行動目標から定義が変わるのですね。

早歩きすることが楽しくなってくれば、次第に距離や時間が長くなる可能性もあります。

その視点で考えると、運動するといっても、家から駅まで、あるいは会社までの距離を「いかに歩く運動に切り替えるか?」がポイントになるわけです。

このように、大きすぎる目標というのは、そうそう簡単に実現はしません。

人は、実現できないようなことには興味がわかないのです。

ですから、行動に移すことが難しくなってしまうのです。

実現可能な小さな目標を設定して、それをクリアしてから、それを達成感にする。

そうして脳に「快」をもたらすことができれば、「もうちょっと難しくてもできるかも」という意欲が湧いてくるわけです。

その意欲を出すことが大事で、一気に頂上を目指すとたいてい失敗します。(^_^;)

それよりも、今までの行動にちょっとだけ高い指標をつくってみることです。

人は「ちょっとだけ難しい目標」くらいのレベルが、もっともパワーが出るもの。

そのようなちょっとした困難を目標にしてみましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、妻と東京ドームへ。

プロ野球観戦で、巨人vs広島でした。

取引先の方からチケットをいただいたのですが、2枚だったので夫婦で。(^_^;)

巨人は前半からリードを奪い、安心の展開。

メジャーから戻った上原投手をみるという「やりたいこと」はかないませんでしたが、楽しめました。

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