読書の習慣

名著を再読しよう。「マイベスト本」の再読は思いのほかメリットが大きい。

投稿日:2016/08/25


あなたは、過去の自分にインパクトを与えてくれた本を読み返すことはありますか?

自分にとっての名著を再読するメリットは、思いのほか多いものです。

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自分に影響を与えてくれた本をあらためてマインドマップにしてみた

今月はマインドマップ読書術の習慣化にトライしています。

最近は新刊ではなく、過去に既読した書籍で、「これはあらためてマインドマップにしてみたいな。」と思う本をマインドマップにしています。

いわゆる「マイベストビジネス書」ですね。

そこで気づいたのですが、再読はとても面白いのです。

なぜなら、過去の自分にインパクトを与えてくれた本は、今の自分の行動や思考を形成するために非常に役立っていることがわかったからです。

これから、自分が好む本を再読する習慣を身につけようと考えています。

 

名著を再読する3つのメリット

マイベストビジネス書を再読するメリットを3つにまとめてみました。

 

(1)自分の思考のルーツを再確認できる

再読してみると、「今では自分の常識」として考えていることは、実は後天的に身につけた知識だということに気づきました。

とくに、自分であみだしたオリジナルの手法だと思っていたことが、本に書いてあることをそのままサンプリングしているものもありました。

セミナーやコーチングで偉そうに話していることもあります(笑)。

これは、驚きとともに、なんとも恥ずかしい気持になりました。

ただ、良いと思ったものを定着させたからこそ、本から学ぶという目的は達成していることにもなりますよね。

 

(2)もがいていた当時を思い出せる

知識のベースがまったくない状態で読んでいた本たちを再読することは、それ自体が楽しいものです。

当時、会社の仕事がたくさんあり、子どもたちも小さかったので、会社と自宅を往復する日々でした。

その中でも、往復の通勤電車で読書をしていました。

電車が満員でも、うまく体をひねりながら読書するテクニックを身につけたのもこの頃です(笑)。

その頃は電子書籍もなかったのですよね。

「とにかく、今の状況を抜け出したい!」、その一心で多読をしていました。

そのような自分の気持を思い出しました。

 

(3)成長を感じることができる

再読してみると、最初に読んだ時よりも深く共感できる部分があります。

また、気づいていなかった部分に気づけることもありました。

さらに、当時はまったく理解できなかくて読み飛ばしていた場所が、理解できるようになっているということもあります。

「読書は、読む人の経験や知識の力を問うもの」ということを聞いたことがありますが、再読はまさにその言葉を思い知ることとなりました。

再読によって、「自分もなかなか成長しているじゃないか。」と思えたのです。

 

新刊を読む間に名著を読み返してみよう

私は、自分の人生にインパクトを与えてくれた本は、本棚の1番上と上から2段目の高さに置くようにしています。

大事なものは上に置くとなんとなく敬意が出てきますし、目線の高さはよく目にするので、意識に入ってくるのです。

以前、本棚に本があふれていたときは、大事な本の背表紙が見えませんでしたが(笑)、今は解決しているので大丈夫です。

今回の実験で、あらためて「自分にとっての名著は、折を見て再読するべき」という教訓を得ました。

そこで、「1週間に1冊名著を読み返す」というタスクを新しいリマインダーを設定しました。

殿堂入りしている本は軽く50冊は超えていますので、1年間かかります。

ただ、それも良いペースとも感じます。

「マイベストビジネス書50」をマインドマップ化するプロジェクトですね。

楽しみです。

マインドマップにしなくても良いので、ぜひ、あなたもマイベストビジネス書を再読する習慣を試してみてはいかがでしょうか。

 

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■編集後記

昨日は友人の企画プランナーから、マーケティングについていろいろと学びました。

私のビジネスを取り巻く環境についてもアドバイスをもらいました。

「いいかげん、動かないと・・・」と、気があせるばかりです。(^_^;)

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