読書の習慣

課題解決のためのエッセンスをスピーディーに吸収する「ワンテーマ集中読書法」。

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書店に足を運ぶと、あらゆる課題解決の方法が書籍になっていることに気づきます。

自分が抱えるテーマの解決として、「読書」という手段を活用しています。

 

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知識を深める「ワンテーマ集中読書法」

読書は、知識や教養を得るために読む行為です。

でも、よく言われるように、重要なのは、読んだ内容を実践にうつす読み方をすることですよね。

私は、この1ヶ月のあいだに、自主開催のセミナーを4回開催します。

それにあわせて、セミナーの開催やコンテンツに関してブラッシュアップするために、セミナー運営に関する本を5冊読みました。

このように、自分が学びたいテーマが決まっている場合は、「ワンテーマ集中読書法」がおすすめです。

「ワンテーマ集中読書法」とは、何か関心を持ったテーマがある際に、そのテーマに関する本を買い集め、5冊から10冊くらいを一気にまとめて読みこむアプローチです。

手当たり次第にランダムに本を選ぶのではなく、テーマをしぼり込むわけです。

テーマは、私のようにセミナーに関する本でもいいでしょうし、自分がずっと研究していきたいテーマであるものでもいいです。

私なら、

・習慣
・コーチング
・早起き
・ブログ
・コミュニケーション
・心理学

など、様々なテーマがありますが、ばらばらに読むのではなく、「ワンテーマ集中読書法」にする。

ある状況下で、自分が課題にしているテーマを、一気にまとめて集中して読むのです。

 

課題解決の強力なパートナー「読書」

さて、私たちが課題にぶつかったり、何かに困ったとき、どのように対応すればいいでしょうか?

自分のリソース以外に頼れる方法は、3つあります。

その3つとは、

・人に聞く
・本を読む
・ネットで検索する

です。
(これは、先日参加した習慣化コミュニティーの「大量行動実践会」で、古川武士さんから学んだことです。)

それぞれにメリット・デメリットはありますが、

・ある程度深く
・スピード感もあり
・お金もそれほどかからない

という点で、総合的におすすめなのは「読書」だと考えています。

同年代を見渡すと、読書に関しては、

・本をたくさん読む人
・ほとんど(まったく)読んでいない人

で、2極化している印象を受けます。

また、よく読む人であっても、文芸書やエンターテインメント小説ばかり、という人もいるでしょう。

20代であれば、それも悪くはありません(私もたまに読んでいますので)。

しかし、ある程度の年齢になれば、ビジネス書や専門書を読んで、自己研鑽することは必須です。

私の年齢くらいになると、何かと立場的に上になることも多いです。

実際、習慣化のコミュニティーでは、平均年齢をひきあげている層です。(笑)

コミュニティーの中では、経験を尋ねられることもありますし、課題を相談いただく場合もあります。

その際、私が回答やご説明するために、

・行動したくなるアクションリストの書き方
・目標設定のアプローチ
・チャンクダウンの方法

といったフレームにそって話すことがあり、実に役立ちます。

このような際に、「テーマをしぼって読書を続けてきて良かったなぁ」と思うのです。

もはや、

・勘
・フィーリング
・雰囲気

だけでやっていると、周囲の人たちは納得してくれません。

 

「ワンテーマ集中読書法」でエッセンスを吸収

「ワンテーマ集中読書法」のメリットはなんといっても、最大公約数的に重要なことが把握できるようになることです。

同じテーマの本を3冊くらい集中して読むと、似たようなことが重複して書かれていることがわかります。

その共通項こそが、そのテーマのエッセンスなのですね。

そこまでいくと、4冊目以降は、内容や展開が予想できるようになっています。

また、5冊を超えてくると知っている部分も増えているため、読むスピードも速くなります。

それ以降の本は、知らない部分だけを補足したり、さらに理解するため、といったように1レイヤー深く読めるようになるのです。

やはりどんな分野であっても、その分野の根底に流れる思考パターンというものがあると思っています。

そのエッセンスを手早く知り、吸収する方法として、「ワンテーマ集中読書法」をやってみるのです。

さらに、同じテーマでいろいろな書き方の本をくり返し読むことにより、学習効果もあります。

そのテーマのエッセンス何度も復讐できるので、知識が記憶として定着するということですね。

記憶することは、実践にうつすために必要なことでしょう。

 

まとめ

私たちの好奇心を満たすために、読書はとてもいいものです。

興味にあわせて、様々なジャンルの本に触れるのは楽しいですし、必要なことでしょう。

しかし、興味に合わせて手当たり次第に本を読んでも、その内容が分散して「結局、忘れてしまう・・・」というケースは多いのではないでしょうか。

せめて、その本の重要な20%のエッセンスを見つけて、くり返し知識として覚え込み、1つでも実生活に役立てたいものですよね。

とくに、課題となるテーマがある場合は、「ワンテーマ集中読書法」でエッセンスをスピーディーに吸収して、エッセンスを自分の知識にして、アクションに落としていくことが重要です。

そのような読書法にトライしてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、友人のコジマさんとランチ。

複業やツマノミクス(笑)について、意見を交わしました。

夜は、8月8日が「パパの日」ということで、家族にやきとりをごちそうしてもらいました。(笑)

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