早起きの習慣

早起きしたい欲求と早起きした結果。その間に存在する2つの要素とは?

投稿日:2016/10/22


早起きは、早起きしたいという「欲求」と早起きしたあとに訪れる「結果」だけで判断してしまいがちです。

ただ、その2つの要素だけでうまくいく人は少数です。

欲求と結果のあいだにどのような要素を加えることが重要なのでしょうか?

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早起きは多様な視点を変化させる

私のところには「早起きを習慣化したいです!」というクライアントさんが訪れます。

私の信念の1つに、

「早起き習慣化は、人生変革の最短ルート」

というものがあります。

なぜかというと、早起きするためには、

・自分の常識や考えかたが変わる
・思考が変われば、時間の使いかたや行動が変わる
・行動が変われば、結果が変わる

ということになるからです。

ダイエットや運動も効果はあるのですが、波及効果という観点から考えるとやはり早起きが総合的な良習慣だと考えています。

 

第1段階の成功は欲求と成果の間にマイルールがつくられること

早起きにトライするクライアントをたくさん見てきて、いくつか気づいたことがあります。

その1つの要素は、早起きにはニーズや欲求といった「WANT」が存在しているということです。

たとえば、

・早起きして自分の好きなことをしたい→だから早起きする

ということです。

ただ、多くの人はこれだけでは早起きが習慣化できません。

できたとしても、スタートダッシュだけで、三日坊主で終わります。。。

内部の欲求はあるのですが、それだけでは続かないのです。

しかし、いつもより早く寝ることができたり、早起きできた日が増えてくると、徐々に変化が生まれてきます。

それは、クライアント自身の内部の欲求が育ってくるのです。

そうなると、欲求と結果のあいだにマイルールがつくられてくるのです。

それは、

・早起きして自分の好きなことをしたい→そのために無駄な時間を切り捨てて早く寝る→そうなると早起きできる

といったように、真ん中にマイルールが入るので、早起きが成功しやすくなるのです。

ただ、これは第2段階の成功です。

習慣形成は、第2段階まで終了して完了。

やはり狙って早起きできるようになり、続けてこそ本当の成功なのです。

 

第2段階の成功は早起きによる成果を生み出すこと

第2段階の感性は、早起きからうまれた成功体験の積み重ねです。

早起きできる日が増えた。

その結果、自分がやりたいことやり、良い結果がでる

というサイクルです。

ですから、

・早起きして自分の好きなことをしたい→そのために無駄な時間を切り捨てて早く寝る→そうなると早起きできる→早起きした結果、フルマラソンを完走することができた→また早起きしたい(=走りたい)

という成功体験まで積み重ねることが重要です。

ここまでくると、脳内に、

「早起き=快感」

という図式がインプットされます。

これが第2段階の終了です。

要は、欲求と成果の間に、

・マイルールの生成
・成功体験

の2つが生まれると、習慣化がいっきに前進するのです。

早起きに挫折するかたは、たいてい欲求と結果の2つしか考えていません。

そのようなケースに当てはまるようなら、マイルールと成功体験をつくることにフォーカスしてみましょう。

 

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■編集後記

本記事であげた要素は、考えてみると早起きだけに限ったことではありませんね。

すぐに成果を求める気持はじつによくわかるのですが、すぐに定着したら習慣とも呼べません。

新習慣を形成するプロセスにも喜びや快感を味わいたいものです。(^_^)

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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