セミナーの習慣

セミナー内容を行動につなげる5つのステップ

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セミナーを受講するスタイルにも変遷があります。

以前よりも、今はセミナーの内容を行動につなげられています。




 

セミナー内容を行動につなげられなかった理由

以前、私がセミナーを受講するときの悩みがありました。

それは、

・セミナーの内容を行動につなげられないこと

です。

理由があります。

私のセミナー受講スタイルの問題です。

それは、

・メモを書きすぎる

・そのため大事なところが多くなり、集中ポイントがあいまいになる

・結果、受講後のアウトプット(行動)ができない

です。

まず、講師の方の話を聞いていると「なるほど、これは大事だな!」と感じるところがいです。

それを漏らさずメモするので、メモが多くなります。

そうなると、どこが大事なのかがわからなくなります。

結果、どんな行動をすればいいのかが見えなくなるのです。

せっかくセミナーを受けたのに、行動につなげられなかったらどうでしょうか。

受講した意味がありませんよね。

「本をたくさん読んでいるのにうまくいかない速読王」みたいになってしまいます。

この流れを変えたい。

でも、どうすればいいのかがわからない。

それが私の悩みだったんですね。

それが、メモをとる方法を変えて改善しました。

 


 

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インプットから行動をつくり出す5つのステップ

転機があったのは、セミナーの受講メモの方法を変えたときでした。

ポイントは、

・悩みを解決するアプローチを考えること

だったのです。

要は、

・インプットのスペースを限定する

・インプットを自分の現状に当てはめる

・アウトプットを明確にする

という3つの要素にしぼってメモをとるようにしたのです。

そのためのフォーマットも研究しました。

今は以下のフォーマットです。

ご参加者の方々に、オリジナルのフォーマットを配布しています。

今日開催の『ビジネスブックBAR』でも、事前に配布。

プリントアウトしていただき、持参していただけたら学習効果が高まることをお伝えしています(もちろん、強制ではありません)。

このフォーマットには、5つの項目を入れています。

(1)ゴール設定と課題の明確化

(2)インプット

(3)スループット

(4)ダイアログ

(5)アウトプット

 

(1)ゴール設定と課題の明確化

1つ目は、

(1)ゴール設定と課題の明確化

です。

質問は、

・今日手に入れたいものは何?

です。

セミナーが始まる前に、手に入れたいものを書き出します。

アンテナが立つからです。

思わぬ内容からヒントやアイデアをキャッチできたりします。

次に、

・課題の明確化

です。

問いは、

・現状の課題は何?

です。

あらためて言語化していただきます。

できるだけ具体的に書いていただくと、具体的な答えが手に入ります。

 

(2)インプット

2つ目は、

・インプット

です。

今回は、ショートセミナーです。

課題本に沿ったテーマで、私が「ぜひお伝えしたい!」という内容をセミナーにしています。

インプットにしていただきます。

 

(3)スループット

3つ目は、

・スループット

です。

インプットした考え方や言葉を自分ごとに置き換えます。

「この手法を、今の自分に当てはめるとどうなる?」

そんな風に考えて、「自分ごと化」するのです。

 

(4)ダイアログ

4つ目は、

・ダイアログ

です。

ディベートのように善悪や正解不正解については話しません。

より良い意見になるように、お互いに話すのです。

単なる「1+1=2」ではなく、かけ算になるようなイメージです。

 

(5)アウトプット

5つ目に、

・アウトプット

です。

アクションプランの中から、1つを選択。

そのアクションに、

・いつ

・どこで

を決めていただきます。

こうして、行動までをつなげていただくのです。

「いつ」「どこで」が決まれば、達成率は2倍になります。

行動が大きすぎるときは「5分だけやるなら何をする?」と問いかけていただきます。

こうして、今から踏み出すべき第1歩が決まるのです。

先のばしを撃退する魔法の呪文。「5分だけやってみるなら、何をする?」 | 【良習慣の力!】ブログ

 

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インプットのスペースをしぼる

たいていの人は、ひき算が苦手です。

と言っても、数字の計算のことではありません。

メモやノートです。

私はまさにそうでした。

「お金を払ってセミナーを受けているんだから、無駄にしたらもったいない!」

「書き漏らさないようにすべてメモしなければ!」

そんなマインドで受講していたんですね……。

それでメモが増えすぎてしまったのです。

だめですね。

「この感覚、以前にもあったな」と。

思い出しました。

学生時代の歴史の教科書です。

私は、大事な部分に赤のマーカーをひいていました。

ただ、マーカーを引きすぎました。

そのままだと教科書をすべて暗記しなければならないレベルです(笑)。

また、後日、ワークシートを見たときの一覧性を狙いました。

さらに、最後にアクションプランをしぼりこんで明確にします。

こうして「今取り組むべき最初の1歩」が明確になるのです。

10個メモをして、1つも行動しない。

それより、メモは1行だけれど、考えが進んだり、アクションを3つやる。

そのほうが有益なのです。

せび、行動につなげていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」朝活に参加。

夜は、『ビジネスブックBAR』の準備。

帰宅後は、家族会議でした。(^^)


 


 

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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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