時間の習慣

期限がない活動をどれだけしているか

投稿日:


うまくいっている人たちを観察していると、「期限」を上手に使っています。
彼らがどのように「期限」を捉えているのでしょうか。


(賞味期限が切れていたカロリーメイト……。)




 

期限がない活動の重要性

・期限がない
・締め切りがない
・納期がない
という活動に、どれだけ時間を投資できるか。

それによって、私たちの未来が変わります。

私は、自分の人生でこのことに気づくのが遅かったんですよね。
不勉強だったなと。
後悔しています。

たとえば、会社で仕事ができる人たちがいます。
彼らは、なぜ仕事ができるのか。

私は「生まれつきの性格やタイプ」だと思っていたんです。
「昔から優秀なんだろうな」と。

事実は、違いました。
なぜなら、彼らは普段の仕事以外の時間で、新しい分野の学習をしていたからです。

昼休みに本を読んだり、社外でセミナーを受けていたんですね。
彼らは、その活動で培った情報や知識で、仕事のパフォーマンスをさらに高めていたんです。

そこに「期限」はありません。

確かに、会社の普段の仕事をしているだけでは、ほぼアウトプットばかりですよね。
出力するだけで1日が終わってしまいます。

それだと、エネルギーを失うばかり。
いつしか、無くなってしまいますよね。

しかも、ここには「期限」があります。
これを一生懸命にやっても、人生は変わらないんですよね。
期限があれば仕事になり、誰でも取り組むからです。

私は、こちらのタイプだったんです。
ですから、期限を守るためにがんばっているつもり。
それなのに、現実にはなかなか変化が起きませんでした。

 


 

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期限がある=他者との約束を守る

昨日は「良習慣塾」の月間集中タイムでした。
オンラインルームに集合して、各自で集中する時間です。

こういった時間に何をするのか。
それによって、未来が変わります。

仮に、以前の私が集中タイムに参加していたら、期限があるため、
・会社の仕事
・資料づくり
・メール返信
などをしていたはずです。

確かに、仕事は進みます。
ただ、これって見方を変えたら、単なる残業なんですよね……。
業務時間外に、本来なされるはずだった仕事を進めていることになっています。
2時間の仕事が、2時間進むだけなんです。

要は、
・現在の延長線上の仕事
なのです。

なぜなら、期限は「他者との約束」だからです。
他の人との約束をがんばって実行している形なんですね。
期限がある仕事をやっている限り、このベクトルは変わりません。

では、何をすればいいのでしょうか。

シンプルに言えば、
・期限がない活動
です。

たとえば、
・今の業務とはジャンルが違う分野の本を読む
・今後のタスクが楽になる仕組みづくりをする
・ギリギリ仕事になってしまう理由と改善案を考える
といったところに時間を使う。

これは、誰かとの約束ではありません。
期限がないので。
要は「自分で自分との約束」を設定しているわけです。

こういった活動は、自分が設定しなければ、誰も設定してくれないんです。
だからこそ、集中できる時間はいつでもできる仕事より、期限がない仕事をしたほうがいいのです。

 

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期限がない=自分との約束を守る

もちろん、期限がない仕事ですから、すぐに効果が出るかはわかりません。

だからこそ、他の人は期限がない仕事を避けます。
一方で、仕事のパフォーマンスが高い人は、期限がない仕事をすすんでやっているんです。

目の前の仕事をやれば、楽になることもあります。
短期的には。

ただ、それをやり続けてしまうと、来たボールを打ち返すだけの「バッティングセンター仕事」になってしまうんです。
それって残念ながら、後に残るものがほとんど無いんですよね……。
何となく一生懸命やっている気がするんですけれど。

いわゆる「流れ作業」をがんばるみたいなイメージです。
流れ作業で何ごとかを成し遂げるのって、難易度高いです。

期限がある仕事をやっている限り、このベクトルは変わりません。

そこに気づいた私は、期限がない活動を増やそうと、
・早起きを始めたこと
・ブログを書き始めたこと
・「ひとり戦略会議」を始めたこと
などに取り組み始めました。

誰かに言われたわけじゃないんですけれど、学んでいくうちに気づいたのかもしれません。
自分でやってみたかったし、やる必要性も感じていたからです(私なりに)。

それでも、期限をつけないと先のばしにもなります。

では、その期限は誰が決めるのか。
自分しかいません。

ですから、「自分で自分との約束を守る」スキルが必要になってくるわけです。

そうして身につけた
・期限がない活動を増やす
・その活動に取り組むために自分との約束を守る
というスキルは有効です。

現在の私の日々にある、
・早起き
・ブログ
・「ひとり戦略会議」
などには、欠かせないからです。

さて、あなたは1日の中で、どれくらい期限がない活動に取り組めているでしょうか。

締め切りばかりの日々になると、ストレスを感じているかもしれません。
締め切りが少なければ、豊かさを感じているかもしれませんね。

その意味で、
・期限がない活動を増やす
・その活動に取り組むために自分との約束を守る
というスキルを磨いておきましょう。

将来、確実に役立ちます。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」の月間集中タイム。
20時から22時まで。
もくもくと集中できました。

5月の「良習慣の種」がいい感じの難易度になり、
楽しみと挑戦のバランス感覚が求められそうです。(^^)


 


 

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・100kmウルトラマラソンランナー
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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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