こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
「3ヶ月で早起きする」「今年中に資格試験に合格する」。
そんな目標を掲げて、苦しくなったり、途中で挫折した経験はありませんか。
私もまったく同じでした。
でも、ゴールの立て方を変えたことで、良習慣づくりがグッと続けやすくなったのです。
「3ヶ月で早起きを習慣化する」が苦しい理由
「3ヶ月で早起きを習慣化する」
「9月30日までに5キロのダイエットをする」
「今年中にTOEIC800点以上をとる」
以前の私が掲げていた目標です。
もちろん、こうした目標の表現をするのは、私だけではありません。
新年や4月頃に、よく見かける目標設定の表現ですよね。
一見、悪くはありません。
期限や数字が入っていますし、何をするのかはわかる。
「どうすればゴール達成なのか?」ということも、比較的はっきりしているはずです。
実際、この目標の表現でクリアできる人は、きっと存在するでしょう。
意志が強い人や環境に恵まれていれば。
一方で、大多数の人が脱落するんじゃないかなとも思います。
追いかけることが苦しいからです。
なぜ、苦しいのでしょうか。
目標が「結果ゴール」になっているからなんですね。
・早起き
・ダイエット
・資格試験
などは、すべて結果のゴール。
私たちがどれだけがんばったとしても、結果がついてくるかどうかはわかりません。
「自分ですべてをコントロールできない」ということです。
せいぜい「確率を上げる」くらいしかできないのです。
むしろ、期限を設定してしまっているだけに、時間オーバーで目標が未達になってしまう。
そんなことも多いのではないかと思います(私の経験上)。
■【募集中】9/28『ミッション・ビジョン・バリューのつくり方』セミナー(全4回)
■【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)
■週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』
「現象」をつくる要因を分解する
では、「結果ゴール」の代わりにどんなゴールを設定すればいいのでしょうか。
答えは「行動ゴール」です。
結果ではなく、行動したことそのものをゴールにするわけです。
たとえば、早起き。
私が開催する早起き習慣化セミナーでいつもお伝えしていることに、「早起きは結果」というメッセージがあります。
早起きは、あくまでも「自分が早いと思う時間に目覚めた」という「現象」なんです。
ですから、私たちがコントロールし切れないところなのです。
極端なことを言えば、人間が雨を降らすことができないのと同じことだと思うんですよね。
確かに、早起きの原則は早寝。
でも、ちょっとくらい早めに寝られたとしても、体がつかれていたら早起きしづらいわけですし。
ですから、望む結果を引き起こすためには、プロセスに集中しましょう。
早起きなら、「早起き」という現象をつくる行動ゴールを実行すること。
それが重要なんですね。
たとえば、早起きなら、
・長い昼寝をしない
・適度な運動をする
・仕事を早めに終える
・お酒を飲まない
・リラックスタイムをとる
・夕食は腹八分目にする
・21時以降はスマホやパソコンなどを目にしない
・寝る30分前には照明を暗くする
・ストレッチやヨガをする
・心配事や悩み事は紙に書き出しておく
・明日の起床時間を確認して目覚まし時計をセットする
・起床時間を自分に話しかけてから眠る
などの行動ゴールがあります。
(10個の行動ゴールを出そうと思って、勢いあまって12個出してしまいました・笑)。
もちろん、すべて取り組んだところで、翌朝に「早起き現象」が発生するかはわかりません。
ただ、確実なのは、行動ゴールを実行すればするほど、「早起き現象」が発生する確率は高まるわけです。
そのようにして、私は早起きできる確率を高めた経験があります。
■スポンサーリンク
「結果ゴール」につながる「行動ゴール」を実行しよう
「結果とは、現象」と考えてみましょう。
ダイエットも早起きと同じですね。
体重や体脂肪は、すぐに望み通りにはなりません。
でも、たとえば「ランチをサラダに変える」という行動はコントロールできます。
継続すれば、「体重が減る現象」に近づくはずです。
TOEICも同じ。
当日のテストの難易度によって、800点をとれるかどうかはわかりません。
それでも、記憶する英単語を増やすことはできますよね。
継続すれば、「TOEICスコアアップ現象」に確実につながるはずです。
そのようにして自分がコントロールできる「行動ゴール」を実行すること。
それが、「結果ゴール」の確率を高めるために、私たちができることだと考えています。
ですから、習慣というカテゴリーでも、
・早起き
・ダイエット
・資格試験
という「結果ゴール」の習慣たちと、
・読書
・ウォーキング
・片づけ
という「行動ゴール」の習慣たちとは、難易度が変わるのです。
こう考えると、
・二度寝
・体重計の数字が増える
・テストの結果が思わしくなかった
という現象が起きても、行動ゴールを実行できていれば、あまり落ち込まずに済みます。
実際、原理原則の行動ゴールを実行できていれば、おのずと結果はついてくるはずですので。
もし、継続していても結果が伴わない場合は、結果ゴールに対して、行動ゴールがズレている可能性があります。
行動ゴールの内容を見直したり、入れ替えてみることを考えるタイミングかもしれません。
さて、今のあなたが追いかけているゴールや習慣は、
・結果ゴール
・行動ゴール
のどちらだったでしょうか。
「結果ゴール」「行動ゴール」という2つの観点から見直ししてみましょう。
■【募集中】9/28『ミッション・ビジョン・バリューのつくり方』セミナー(全4回)
■【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)
■週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、トライアスロンのスイムスクールへ。
・・・が、振替受講のつもりが、できず。
1年も通っているのに、いまだ振替のルールをわかっていませんでした……。(^_^;)
急きょプールを探すことに。
ただ、地元の市民プールは、なんと休館日。
タイミング合わず。
妻に状況をLINEしたところ、同じ中野にも
市民プールがあることが判明。
まあ、ありますよね(笑)。
中野区立中野中学校で(「中」が多いですね・笑)、学校の温水プールを解放しているとのことでした。
早速、初訪問。
結果、水質が良くて、すごくいいプールです。
また泳ぎに行きたいですね。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。