読書の習慣

誰も教えてくれない「選書スキル」

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

「読む本を選ぶ」のは、学ぶ人にとって重要なスキルです。
それなのに、学べる場所はありません。
私が重視している選書法について書いてみました。




 

「良い本を選び抜くスキル」を鍛えるには?

「選書眼」という言葉があります。
意味は「良い本を選び抜くスキル」という感じでしょうか。

私の言葉でいうと「選書スキル」ですね。

この選書スキル。
重要です。

なぜなら、日々リリースされる大量の本の中には、自分にとって良い本もあれば、マッチしない本もあるからです。
本のクオリティーとは別の意味で。

せっかく、貴重な時間とお金を投資して本を読む。
それなら、自分に有用な本を選びたいものだと思うからです(私は)。

そうじゃないと、これからの読書人生で、
・何冊も当たり本を読める
・何冊もハズレ本を読んでしまう
のどちらかになるとしたら、将来が大きく変わってしまうのですから。

では、どうすれば選書スキルは鍛えられるのでしょうか。

私の結論は、本をたくさん読むこと。
これに尽きます。
あまりにも当たり前かもしれませんけれど(笑)。

「質より量」や「量より質」という比較があります。
これは、状況によって答えが変わるものが多いです。

ただ、選書スキルに関しては、私は「質より量」派です。
理由は、たくさん読まないと、自分にとって良い本がわからないからです。

・原理原則が書いてある本
・質問やワークなどで手を動かす本
・著者の体験談が多い本
など、本の内容はそれぞれなんですよね。

たくさん読んでいるうちに、自分にフィットする本のタイプがわかってくるものですから。

 


 

【お知らせ】

【募集中】8/31『価値観を探求する習慣』セミナー

【発売中】動画『計画する習慣』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





本を読む前に確実にチェックしたいポイント

選書のポイントでよく出てくるのは、
・タイトル
・著者プロフィール
・目次
・カバーデザイン
・帯
など、様々なチェック項目があります。

中でも、私が重要視しているのは、
・はじめに
です。

本によって、
・序文
・プロローグ
・前書き
などがあります。
要は、目次や本文に入る前の巻頭の文章ですね。

この「はじめに」は、本を買う前に確実にチェックしています。

なぜなら、「はじめに」は、著者が本を書いた目的が書いてあるからです。
つまり、著者がその本を書いた動機が集約されているんです。

本1冊の執筆は、長丁場です。
1冊で10万文字前後も書き続けるわけですから。
時間もかかります。
ネタに苦労することもあります。
コンテンツの質に満足できないことも。

そんなしんどい思いをすることが増えるんです(このあたりは、ブログの継続も似ています)。

そのときに立ち返るのは「なぜ、この本を書くのか?」という問い。
動機に戻ってくるのです。

そこで、「やっぱり書きたい」と思うから、最後まで書き上げられるわけです。

動機が弱いと、執筆完了や校正などに対して、情熱が生まれません。
編集者さんにフィードバックをもらって、あきらめてしまう著者も多くいると聞きますし(私が所属しているコミュニティーでの実話です)。

そんな著者の本への想いが凝縮されている「はじめに」。
だからこそ、重要なんです。

 

■スポンサーリンク




「はじめに」を読んだ直感で選書してみよう

「はじめに」を読んで、「これは今の自分が読むべき本だ!」と感じたら大丈夫。
ぜひ、読んでみましょう。
きっとフィットするはずです。

一方、「あれ?タイトルの印象とは、ちょっと違うかも……。」と感じたら、いったん保留でいいでしょう。

何より、「はじめに」で著者と自分との相性がわかります。
文体やワードセンスなど、感じるものがあるはずです。
「はじめに」を読んで、あなたが感じる直感を信じていただきたいと思います。
そうすれば、ハズレ本を引く確率が減ります。

私も、ビジネス書を読み始めた頃は、よくハズレ本を引いてしまっておりました。
少ない小遣いから捻出した書籍代。
すきま時間に読んだ本。
それがハズレだったときは、自分にイライラしてました……。
まあ、今から思うと、それもいい勉強代ではあったわけですけれど。

要は、「はじめに」を読むことで、その本が自分に合うかどうか、リトマス試験紙のようにチェックできるわけです。

まとめると、本を読む前に「はじめに」を読み込みながら、選書していきましょう。
そうすれば、ハズレ本を避けて、良書に当たる確率が上がります。
そのうちに、選書スキルが上がっていることに気づくはずです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】8/31『価値観を探求する習慣』セミナー

【発売中】動画『計画する習慣』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、スタバで「良習慣塾」向けのセミナー準備。
スライドがほぼ完成しました。

あとは全体の流れを何度かチェック。
さらにブラッシュアップしていきます。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-読書の習慣

執筆者:

関連記事

有効なインプットを習慣化する方法。情報源を「本」と「人」にしぼる。

日々インプットしている情報は、どのようにして整理すればいいのでしょうか? 私も頭を悩ませていました。 しかし、情報はあくまで「手段」であり、本当に大事なのはそれらの情報をいかに活用して「目的」を達成す …

『タイムマネジメント大全』書評。「24時間を良習慣で埋め尽くす」ための5つのポイント

「24時間を良習慣で埋め尽くす」 これは私が追求するマイテーマです。 理由は「24時間を良習慣で埋め尽くす」ことができれば、自分がなり得る最高の自分になることができる。 そう考えているからです。 &n …

難解な本もラクに読める「1日6ページ読書法」

難易度が高い本を読み進めていく方法に取り組みます。 その手法を「1日6ページ読書法」として開発してみました。   平易な本ばかり読んでしまうリスク 昨年、100日かけて本『7つの習慣ファミリ …

人生を変えるきっかけになる習慣は読書。小さな時間を集める読書「スモールタイムリーディング」。

最近、本は読んでいますか? このところ読書量が減ってきたので、自分に対する戒めの記事を書いてみました。(^_^;)   スポンサーリンク   自己成長と読書のつながりを考える 明日 …

読書会で行動が変わる。アクティブな読書で「問い」と「気づき」を深める

人生を変える気づきは、深い「問い」からもたらされるものです。 その深い「問い」は、読書会でつくることができます。   読書会にゲスト著者として参加 先日の1月21日、読書会にお招きいただきま …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。