時間の習慣

できないことを認めれば個性が生まれる

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

「自分にできないことを認める」こと。
必要以上にデメリットに感じないようにしましょう。
「これはやらない」と自ら決めれば、活躍や個性につながる可能性が見えてきます。




 

新しい活動を増やすデメリット

新しい活動を始めること。
それは今までの活動をやめることとイコールです。

1日24時間という制限が変わらない限り。
そして、世界で1日24時間が増えたことはありません。
きっと、私が生きている間は、1日24時間のままですよね。

なぜ、そんなことを感じているのか。
昨年12月から、公開セミナーの活動やKindleの執筆活動に時間を配分しているからです。

たとえば、セミナー。
「良習慣塾」で、毎月4回のセミナーを開催。
そこからさらに、公開セミナーを月に2回。

そうなると、何が増えるのか。
セミナー準備の時間が増えます。
セミナーを開催している時間も増えます。

そうなると、「今日は会社の退勤後にセミナー開催(準備)だな」という日が1.5倍になるわけです。
「成長度、150%。」ではありますが。

ブログの編集後記を書いていると、気づきます。
「昨日は、会社の退勤後にスタバでセミナー準備」という文章ばかりになるんですよね(笑)
ただ、これは私の個性が発揮されている状態かもしれません。
周囲の人たちとは、少し違った時間の使い方だからです。

新しい活動を始めれば、今までの活動が減る。
時間の入れ替えが必要です。

私たちの日常が、進化するのか、それとも退化するのか。
それは、「何と何を入れ替えるか?」にかかってきます。

 


 

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やりたいこととのトレードオフ問題

本当は「やりたいことは、全部できるようになりたい」と思います。

もちろん、不得意なことや苦手なことまでクリアしたいと思うわけではなくて。
自分が興味を持つ分野なら、あれもこれもやってみたい。
そう思うのは、私だけではないはずです。

ただ、現実は違うことも多いんですよね。
何かをとれば、何かをとることはできない。

セミナー準備をすれば、ブログやメルマガを前倒しする時間は減ります。
トライアスロンのスイムスクールに通えば、家族と過ごす時間は減るわけです。

このトレードオフは、常にあります。
何度考えたことか。

ただ、こうした時間や活動のトレードオフを考えるとき、いつも思い出すことがあります。

それは、ミッキーマウス。
ディズニーランドでは、ミッキーマウスは同じ時間帯に別の場所にいることはありません(当然ですね)。

つまり、ミッキーがエレクトリカルパレードをしているときは、ミッキーの部屋にはいないわけです。
ミッキーマウスも、トレードオフなんですよね。
それでも、ゲストを楽しませています。
見習いたいです。

何かを得ようとすれば、何かを犠牲にする。

この原則があるなら、私たちは「できないことを認める」という側面も必要なんだと思います。

ただ、それは悲しい一面ばかりではなくて。
ミッキーを思い出すと、得たい成果をあきらめる必要がないと感じるのです。

 

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閉じるドアを決断する

昨年から、これまで取り組んできた活動を手放す実験をしています。

毎月1回開催していた「ビジネスブックBAR」の定期開催をやめました。
「習慣化コミュニティー」では、メインスタッフの役割が減りました。
新しい成果のためにも。

できないことは、欠点のようにも思えます。
ですから、自分が興味関心を持つ分野では「できない」のは避けたいです。

ただ、そうして「全部できる」と思いすぎると苦しくなります。
1日に50個の習慣に挑んだときは、苦しくなりました……。

新しいドアを開けようとする。
そのためには、今まで通っていたドアを閉める必要があるんですよね。
そうしないと、苦しくなるので。

そう考えていくと、私たちは「どんなドアを開けていくか?」も大事ですけれど、「どのドアを閉めるか?」を考えることも大事だと思うのです。

すべてにOKを出すのではなくて、NGを出すものを決める。
それが決断なのかなと。

そうして「これはNG」を少しずつ決断していく。
すると、OKが減ります。
結果として、「個性」「独自性」「オリジナリティー」につながるのです。

今までできていたことを手放して、今までできていないことに挑む。
不快なことも多いです。
それでも、続けていく。
やがて、その人の個性になるわけです。

石の不要なところを削ると、彫刻ができあがるように。

できないことを認める。
私には、心理的にちょっと抵抗があります。

公開セミナーやKindle執筆を増やすことで、メールの返信が遅れることもあるでしょう。
誰かに怒られたり、がっかりされる可能性もあります。

ただ、何かを達成したいなら、何ができないかを選択するしかありません。
実際、活躍している人は、すべてをやっている人ではありません。
むしろ、できないことを手放す代わりに、得意なところを伸ばし続けていますから。

さて、あなたはどんなドアを開けたいでしょうか。
そのためには、どのドアを閉める必要があるでしょうか。

すべてのドアを開けたら、平凡になってしまうかもしれません。
閉めるドアを決めましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」セミナーを開催。
私なりに、攻めた実験をしてみました。

スライドの枚数を減らしただけなんですが(笑)
慣れないやり方を試すのは緊張もありますけれど。
惰性にならない刺激がありますね。(^^)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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