思考の習慣

「失敗したら嫌だな、、、」という感情を自分の味方につける方法

投稿日:2020/02/16


「失敗したら嫌だな、、、」という感情は、私たちの行動を止めてしまうものです。

でも、とらえ方を変えれば、必ずしもあなたにとってマイナスなものということにはなりません。




 

すべての感情は「メッセージ」である

「人生の達人は、感情の達人である」という言葉があります。

その言葉どおり、私たちは自分の感情をうまく扱うことができれば、人生の質を高められるはずです。

マイナスに思えるできごとがあっても、感情をプラスにとらえる解釈ができる。

そうすればダメージを最小限に抑えられますよね。

感情は、プラスの感情もマイナスの感情もすべて「メッセージ」です。

私たちに有効なことは何なのか。

それを教えてくれるために感情が存在しているんですね。

ですから、マイナスの感情であっても無視してはいけないということでもあります。

「今の自分はそういう感情があるんだな」ときちんと感じることが大事なんです。

そして、感情の本当の「メッセージ」に気づいて、うまく活用していくこと。

それが人生を豊かにすることにつながります。

結果として、あなたの人生の質をあげることになるわけです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





失敗を恐れるのは「重要なこと」だから

私たちが何か新しいことをするとき、「失敗したら嫌だな、、、」と不安を感じることがありますよね。

その感情の「メッセージ」によって、行動がとまってしまうことがあります。

このとき、「失敗したら嫌だな、、、」という不安な感情は、一見すると私たちにとってマイナスにはたらくように思えませんか。

「失敗したら嫌だな、、、」と思わなければ、やりたいことをスムーズに実行できるはずだからです。

でも、私が「失敗したら嫌だな、、、」と思って行動をやめたくなるとき、いつも思い出すようにしている言葉があります。

それは、

「失敗を恐れるのは、それがあなたにとって重要なことだというメッセージ」

という言葉です。

そう、「失敗したら嫌だな、、、」という感情は、「やめたほうがいいよ」というメッセージではないんです。

「失敗したら嫌だな、、、」という感情が教えてくれているのは、

「あなにとって重要なことだから、じっくり考えたほうがいいよ」

というメッセージだということなんですね。

なぜか。

それは、私たちはどうでもいいことには「失敗したら嫌だな、、、」とは思わないからです。

たとえば、ノートに目標を書いているときに1文字だけ書き間違いをしたからといって、「失敗した・・・(涙)」といって絶望する人はいませんよね。

同じように、いつも右足から靴下を履いているのに、今日に限って左足から履いてしまったからといって「失敗した・・・(涙)」と1日ずっと落ち込む人もいないでしょう。

それは、どうでもいいことだからです(笑)。

それよりも、新しいプロジェクトを手がけるときは「失敗したら嫌だな、、、」と思いますよね。

それは、重要なことだから「失敗したら嫌だな、、、」と思うわけです。

 


■スポンサーリンク




「失敗したら嫌だな、、、」という感情のメッセージに気づく

大事なことだから、私たちの感情が動く。

どうでもいいことには、私たちの感情は動きません。

私たちは、感情からそういったメッセージを受け取っているんですね。

それにもかかわらず、「失敗したら嫌だな、、、」と思ってしまうときに行動を止めてしまう。

せっかく、感情が「重要なことだよ」と知らせてくれているのに。

大事なことなのに、立ち止まってしまう状態です。

よく考えてみると、もったいないですよね。

ですから、「失敗したら嫌だな、、、」という感情が出てきたときは、

「失敗を恐れるのは、それがあなたにとって重要なことだというメッセージだ」

という言葉を思い出してみましょう。

あなたにとって大事なことなのですから、ちょっとくらい考えたって大丈夫です。

そうとらえることで、前向きな気持ちでトライしていけるようになるはずです。

ですから「失敗したら嫌だな、、、」という感情が出てきたときこそ、あなたの「やりたい」という気持ちを大事に育てていくようにしましょう。

たとえば、なぜ「失敗したら嫌だな、、、」という気持ちになるのか。

その理由をノートに書き出してもいいでしょう。

または、信頼できる人に「失敗したら嫌だな、、、」と思っていることを話してみるのもいいかもしれませんね。

そうすることで、「失敗したら嫌だな、、、」という感情は、あなたの大事なことへの挑戦を応援してくれているメッセージだと気づくはずです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、娘の学校公開に参加。

お昼は妻とミーティングしてから、10キロのランニング。

夜は私大の受験をすべて終えた息子の慰労で家族で食事にいきました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

順調という名のトラップに注意。未来のためのスクラップ&ビルドをくり返そう。

人生が「順調」になることはとてもすばらしいことですし、目指しているところです。 ただし、その一方で「順調」をキープしすぎないようにするバランスも必要だと考えています。   「順調」をキープし …

完璧主義を手放す!「トリアージ思考」で重要事項を優先しよう。

あなたは、「トリアージ」という言葉をご存じでしょうか? 息子(中学2年生)の大量の夏休みの宿題をみて、「大人のタスク管理と同じだな」と感じました。 さらに、そこには「トリアージ思考」とでも言うべき最善 …

「できない」「わからない」「知らない」で大丈夫。それよりも自己否定をやめよう。

「できない」 「わからない」 「知らない」 と言ってはいけない、と教えられて育ってきました。 しかし、それは本当なのでしょうか?   自分にだめ出しをするのは簡単 「興味を持っている分野に関 …

なぜ、私たちはすぐに変われないのか?

人がすぐに変われないのには、理由があります。 そのメカニズムを記事にしました。   なぜ、人は変われないのか? 「本やセミナーでたくさん学んでいるのに、なぜ人は変われないんだろう?」 このブ …

子育てに向かない完璧主義の思考。自分への「こうあるべき」、子どもへの「きちんと」をゆるめよう。

親子の人間関係は、完璧主義を手放すことでだいぶ良好になるのではないか、と考えています。 私が考えるポイントは、 ・自分への完璧主義をゆるめる ・子どもへの完璧主義をゆるめる という2つです。 &nbs …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。