時間の習慣

なぜ、あなたの「大きな石」は先のばしされてしまうのか?

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1つのバケツに入る石の量には限界があります。

できる限り、「大きな石」から入れていくようにしましょう。




 

「理想の3年後を描く」という「大きな石」

最近のあなたは、「大きな石」に時間を使えていますか?

たとえば、

・「理想の3年後の状態」のイメージを描く

とか、

・3年後の理想や3年後の目標に近づくためのアクションリストづくり

とか、

・3年後のビジョンを安心・安全・ポジティブな場で発表する

とか、

・3年後の理想を写真やイラストでビジョンマップにする

といったことを行動にうつすこと。

そんなことをしたのは、いつでしょうか?

もしくは、そういった時間を定期的にとれているでしょうか。

もしかしたら、「そんなことやったこともない」という方もいらっしゃるかもしれません。

それでも成果が出ているのであれば、今のままでOK。

変える必要はないと思います。

でも、もしも「やろうやろうと思っているうちに時間がすぎちゃって、気づくといつも通りの毎日になってしまってる・・・」という状態で困っているとしましょう。

それなら、新しいことを試してみるタイミングかもしれません。

昨日参加した「習慣化の学校」は、まさに「理想の3年後を描く」時間でした。

毎年参加しているので、このタイミングで理想のイメージを更新したり、ブラッシュアップする時間をとることができています(ありがたいです)。

こういった「理想の3年後を描く」みたいな時間。

日常生活ではなかなかとれないのではないでしょうか。

私もそうだったんです。

何というか「そういうモード」にならないものなんですよね。

目の前に飛び込んできたものを重要だと思ってしまうので。

そうなると、何が起きるか。

人生の重要事項がどんどん先のばしされていってしまうんです。

 


 

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「大きな石」を動かさなければ人生は変わらない

先述のように、人生の重要事項を「大きな石」にたとえることがあります。

1日は24時間。

その枠に入る「大きな石=重要な活動」や「小さな石=ささいな作業や対応」は、限界があります。

そしてたいていは「小さな石」のほうが簡単で取り組みやすいんですね。

冷蔵から缶ビールを取り出すほうが簡単ですし、すぐにメリットを感じられるので。

ついついそっちを取り組んでしまいます。

それが私たちの自然な反応だったりするんですよね。

でも、そうなると何が起きるか。

気づくと1日の中に「小さな石」ばかり詰め込んでしまうことになります。

重要な活動であるはずの「大きな石」が先のばしになってしまうんです。

結果、「一生懸命やっているのに、人生が何も変わっていかない」ということになるわけです。

やはり自分で選んで意図的に「大きな石」を動かしていかなければ、人生に変化は起きないということです。

先ほど話した「3年後の理想を描く」なんて、まさに「大きな石」だと思います。

普通に日常を生きていたら、まず取りかからないことなので。

ですから、活躍する人はコーチやコンサルタントをつけて、こういった「大きな石」の時間を天引きすることを習慣にしているわけです。

実際、「大きな石」は先のばしされやすい活動です。

たとえば、「大きな石」の典型ともいえる運動の習慣。

私も含めて、たいていの人にとっては先のばしされやすい活動ではないかと思います。

では、それはなぜでしょうか。

理由は、

・「大きな石」から働きかけてくれることはほとんどない

からです。

あなたのジョギングシューズにアラームがついていて、「おーい!そろそろ俺を履いて走る時間だよ」と呼びかけてくれることはないからです(笑)。

つまり、あなたが自分から意志を持って主体的に動かなければ、先のばしされてしまう活動なんですね。

その逆に、スマホは着信やらバイブ通知などで簡単に「おーい!俺をチェックしなくていいの?もうメールとかメッセージがバンバン入ってるかもしれないよ」と呼びかけてきますよね。

なので、「スマホチェックを先のばしする」は起こりにくいわけです。

 


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「大きな石」を先のばししてしまう理由

さらに「大きな石」を先のばししてしまう理由があります。

それは、

・「大きな石」はあいまいになっていることが多いから

なんです。

たとえば「今週土曜日の朝6時から、3年後の理想を描くワークをする」って、なかなかタスクとして入れにくいですよね?

「理想の3年後の状態」時間が、どれくらいかかるかわかりませんし。

それに、「3年後の理想を描く」ってどうやればいいのか。

手順が具体的になっていないわけです。

時間も読めない、手順もわからないというのでは、不安になりますね。

不安になれば、行動するのはしんどいことになるでしょう。

行動が先のばしされるときというのは、こんな風に時間や手順があいまいになっていることがとても多いんですね。

もちろん、そのまま走り出してしまうこともできるかもしれません。

ただ、それはとてもエネルギーを使います。

非効率とも言えます。

なぜなら

・決める

・行動する

を同時におこなっているからです。

「決めながら行動する」というのは、普段の行動の2倍のエネルギーを使うわけです。

ですから行動に重たさを感じてしまいます。

結果、先のばしにつながってしまうんですね。

では、どうすればいいのか。

ポイントは2つの行動を分けて、1つずつ実行すること。

つまり、

・まず決めることに集中する

・次に行動することに集中する

という風にタスクを分解していきましょう。

このように1つずつの行動に分けると、私たちは「YesとNo」を選びやすくなり、優柔不断が起きにくくなります。

結果、行動しやすくなるなんですね。

ですから、あなたが同じ行動を2回先のばししてしまったら、「この行動で決まっていないことはなんだろう?」と考えてみることをおすすめいたします。

そうして、行動を分解することで、行動をもっと具体化していくこと。

シンプルですが、重要なことだと思います。

そのようにして、あなたの「大きな石」を分解していきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、終日「習慣化の学校」に参加。

3年後の理想を描くワークをおこない、2020年版のビジョンマップもつくりました。

こういう機会を定期的につくるのは、まさに「第2領域」。

そういえば、「習慣化の学校」1期生で通っていたときに描いた「本を出版する」は、本当に実現したんですよね。

やはり、理想を描き続ける習慣というのは、とても重要だと感じています。(^^)


 


 

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