時間の習慣

あなたは「達成感」と「充実感」の違いに気づいていますか?

投稿日:


あなたは「達成感」と「充実感」の違いを即答できるでしょうか。

私なりに2つの感情の違いについて考えを記事にしてみました。




 

「集中タイム」の価値とは?

「集中する時間が欲しい」

「没頭できる時間が欲しい」

「1つのことを完了する時間が欲しい」

それが、私の願いです。

もちろん、私だけではありません。

・「良習慣塾」メンバー

・「早起き完全マスタープログラム」メンバー

・コーチングクライアントの方々

・「習慣化オンラインサロン」のブログ部メンバー

など、みなさん欲しているのが「集中タイム」なのです。

そこで、「良習慣塾」では、

・週間「集中タイム」(30分)

・月間「集中タイム」(120分)

を設定することにしました。

タイミングが合うメンバーだけでZoomをつなぎ、もくもくと自分がなすべきことに取り組む時間。

もちろん、スマホはオフです。

「良習慣塾」メンバーにおすすめしているルールは、

・習慣や締め切りのタスクはやらないこと

です。

それよりも、

・緊急ではなく重要な活動なのに、つい先のばししていること

に取り組むことをおすすめしています。

そうしてこそ、「集中タイム」の価値が高まるからです。

実際、

・緊急ではなく重要な活動なのに、つい先のばししていること

に手をつけて前進させたときに、人生の動きが変わり始めるからです。

昨日と同じことをしていては、変化は起きませんので。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





「集中タイム」に訪れた誘惑と葛藤

・・・と言いながら、実は私は昨日、かなり迷っていました。

昨日の「集中タイム」の時間になったときに、平日発行のメルマガを書き終えていなかったからです。

このようなとき、「集中タイム」は絶好の時間ですよね。

集中できる30分。

その時間があればメルマガを書き終えられます。

30分後に「メルマガ終わりましたー!」と報告することもできます。

達成感を味わいながら。

でも、メルマガは計画的先のばしをしました。

「集中タイムはKindle執筆を進める」というマイルールの通り、Kindleの原稿を書くことにしたのです。

なぜか。

「まやかしの達成感」を避けたのです。

こういうときにメルマガを書けば、日課としているタスクが終わります。

毎日のタスクは優先順位が高い活動。

習慣ですから、自分との約束を守ることにもつながります。

「自分で決めたタスクを完了する」のは有言実行で気持ちいいですよね。

達成感があります。

ですから、ついメルマガを書きたくなります。

正直、誘惑にかられました。

でも、達成感ばかり追いかけるとトラップにはまります。

仮に「集中タイム」でメルマガを書いたらどうなるか。

簡単に想像できました。

「メルマガを書けた」という達成感で集中タイムを終えて、Kindleの原稿を書くことは先のばしする。

その未来が見えたからです。

そもそも、メルマガが書けなかったのは、朝時間の出遅れが原因。

その遅れを日中にリカバリーすることができませんでした。

ですから、自分が原因。

それなのに、事前に設定した「集中タイム」にメルマガを書いてしまったら、Kindle執筆は進まなくなってしまうのですよね。

さらに、私は自分の弱さもわかっています。

ここで「今日はメルマガが終わっていないから、Kindleよりも優先しよう」と1度約束を破る。

いかにも正当な理由を持って。

そうなれば、次回の「集中タイム」も締切に追われているタスクにとりかかるでしょう。

そうなれば、Kindleは永遠に出版されないかもしれません。

 

■スポンサーリンク




達成感と充実感のつな引きに打ち勝つ

外側からやってくる「達成感」と内側から生まれる「充実感」の違いに注意しましょう。

 

「バッティングセンター仕事」に注意する

飛んできたボールを打ち返す。

ポンポンとリズムよく。

たとえば、

・メール返信

・ちょっとした頼まれごと

・携帯への着信

・Slackへのメッセージ

・メッセンジャーへの連絡

などといった仕事ですね。

これらの仕事に対応し続けてしまうことを、私は「バッティングセンター仕事」と呼んでいます。

「バッティングセンター仕事」をしていても、仕事は進みます。

達成感も味わえるでしょう。

「いやー、今日もよくやったな」と。

でも、夜や翌朝にふり返りをしてみて気づくのです。

「あれ・・・!?自分にとって重要なタスクには着手できてないじゃないか。。。」と。

そう、外からきた頼まれごとに「バッティングセンター仕事」で対応していたら、達成するのは「ほかの人の目標」です。

「バッティングセンター仕事」だけでは、あなたの人生で重要な目標は前進していないのです。

これが「まやかしの達成感」です。

外側からやってくる刺激にだまされないようにしましょう。

 

充実感を追求する

では、何を追求すればいいのか。

それは、

・充実感

です。

充実感は、嘘をつけません。

あなたの内側から感じるものなので。

「自分にとって大切な活動に時間を使うことができた」という感情です。

ですから、達成感よりも充実感を追求していきましょう。

ただ、充実感を味わえるものは、最初は大変に思うものなことが多いです。

たとえば、

・早起き

・運動

・ブログ

など。

私たちは、

・いま早起きするよりも、二度寝したい

・いま運動するよりも、ソファでくつろぎたい

・いまブログを書くよりも、本やYouTubeからインプットしたい

と思ってしまうのです。

でも、その負荷を乗り越える。

そうして、

・早起きすれば、1日を気持ちよくスタートできる

・運動すれば、いい汗をかいて体も頭も爽快感を味わえる

・ブログを書けば、思考が整理されて自分のコンテンツというストックが1つ積み上がる

という事実をつくる。

そうしてサボりそうな自分に負けずに、自分にとって大切な活動に取り組んだとき。

私たちは「充実感」を味わえるのです。

 

「達成感>充実感」よりも「達成感<充実感」

達成感ばかり追いかけると、外側の世界との戦いになります。

それが悪いわけではありません。

私も活用していますし、達成感は好きな感情です。

ただ、それだけにとらわれると充実感を失います。

そうなれば「大切なものを大切にしていない」という状態になってしまうのです。

ですから、

・達成感>充実感

にならずに、

・達成感<充実感

になるように。

あなたの感情に意識を向けていきましょう。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は夜に「良習慣塾」メンバーとの週間「集中タイム」。

その後に「習慣化オンラインサロン」のマーケティング学習会。

同一教材をグループ学習して、そこからディスカッションするというのは、学習効果が高いですね。

「習慣化オンラインサロン」の場合は話したことがすぐに現実にできるのでスピード感もあります。

こういうサービスをつくってもいいなぁというアイデアが浮かびました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-時間の習慣

執筆者:

関連記事

時間活用は「大きくざっくり」よりも「適切な小きざみ」で取り組む

「たっぷり時間がある」と感じた瞬間に、私たちの自由(だったはずの)時間は消費されていきます。 消費時間を投資時間に変えていくためには「適切な小きざみ」にすることがおすすめです。   時間のか …

集中力をつくる3つの方法。環境に投資・不自由さ・モード分け。

集中力をつくり出すためには、環境をととのえることが重要です。 私が取りくんでいる3つの工夫を記事にしました。   「集中できる環境がない」という悩みをどうするか あなたにも、 「集中したい」 …

充実の時間のために「感情のスケジュール」ではなく「理性のスケジュール」をつくる

気分や感覚ですごす「感情のスケジュール」では、充実した24時間をつくれません。 それよりも意図を持った「理性のスケジュール」ですごすようにしてみましょう。   「理性のスケジュール」と「感情 …

「計画しない」のは「失敗を計画する」ということである

「計画」とは予定を管理するツールではなく、セルフマネジメントを考えるためのツールだと考えています。   計画と無計画からつくられる感情とは? 私が好きな言葉に、 ・「計画しない」のは「失敗を …

「続く人」と「続かない人」が見ている時間軸の違いとは?

短期的に見れば「できていない」と思うことでも、長期的に見るとできているということがあります。 早起き習慣化も同じです。   習慣化では記憶より記録が重要 「早起き完全マスタープログラム」セミ …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。