気づく習慣

あなたは「正論」が好きですか?私が考える会社の中での「正論」の扱い方。

投稿日:2018/12/28


社会人になってとらえ方が変わったものの1つに「正論」があります。

特に、組織の中での「正論」の扱い方には注意したほうがいいと思うのです。

 

スポンサーリンク


 

会社で正論ばかり述べる人はいますか?

正論ばかりを言う人。

あなたの周囲にもいるのではないでしょうか。

そのような人は、会社のような組織にいると、矛盾点に目が行ってしまいます。

組織の矛盾点や上司の矛盾にがまんができなくなるのですね。

ただ、そのような問題点というのは、だいたい以前にも指摘されていたり、一度論点として話し合っていることも多いはず。

それが未解決のまま残っているということは、それなりの理由があるのだと思うのです。

正論ばかりを言う人は、「0か100か」という思考パターンの人に多いです。

ですから、会社としてある程度「必要悪」として残っていたり、「いろいろと考えたけど、ここは20%は仕方ない」というような、マイナスの部分が許せないのですね。

このような思考だと、会社員としてうまくやっていくのは難しいのかもしれません。

 

「総論賛成、各論反対」の雰囲気を打破するために

もちろん、正論が悪いと言っているわけではありません。

たとえば、不正行為を見逃したりするのは良くないですよね。

しかし、組織(特に長く続いている組織)には、すべてが完璧にうまくいくことなどあり得ないように思うのです。

40代の男性が、健康診断ですべての数値が完璧に健康ではないのと同じように。

ただ、だからといって、

・うちの会社の仕組みはおかしいのでは?
・あの社員をリストラすべきではないか?
・たばこを吸っている社員は1日に何度も無駄な時間を浪費しているのに、なぜ禁煙車と同じ給与なのか?

という人に対して、もし自分が上司だったら、どう思うでしょうか?

「そんなことは、とっくにわかっているんだけどな。。。面倒くさいやつ・・・」と思われるかもしれません。

その一方で、会社でチャンスをつかむ人というのは、どういう人か。

私が見てきて感じるのは、そのような人は、会社に矛盾や理不尽さがあることを受け入れています。

そして、会社ともめても無駄だとわかっているので、「自分はこの状況でどうしていくか?」ということにフォーカスしている人だと思います。

ですから、「これは解決しなければならない」という課題に対しては、柔軟かつ客観的に主張するものです。

自らがリスクをとって動き、やがて周囲を巻き込む。

そのようにして、「総論賛成、各論反対」の雰囲気を打破していくのではないでしょうか。

 

会社に正論を言うよりも自分で小さな行動を起こす

「ここは変えたほうがいいよな・・・」

組織にいると、どうしてもそのようなことが出てきます。

そして、「会社を変えよう!」と言うだけだったら、誰にでもできるのかもしれません。

しかし、そこに「嫌われる勇気」や行動がともなわなければ、無責任な発言になってしまうでしょう。

ただ言っているだけの人は、そのうち「そんなに言うなら、あなたがやればいいのでは?」と言われてしまうかもしれません。

それだと、上司からも期待されないし、周囲からも応援してもらえないのではないでしょうか。

ほかの人をコントロールすることは難しいですし、ましてや変えることなどできません。

それよりも、自分が動けば結果に変わる部分に労力を注ぎましょう。

「こんな仕組みがあったほうがいい」と思うなら、まずは自分がやってみる。

アイデアを数人に話してみて、「それ、良さそうだね」と言われたことを小さくはじめる。

そこで出した結果こそ、何よりの説得材料になるのではないでしょうか。

その結果が望ましいものであれば、周囲の人も「いいかも」と言って、取り入れてくれる可能性も出てくるはず。

そうしてはじめて、周囲を動かすことができるのだと思います。

つまり、会社を変えたいと思うのなら、会社に変化をうながしたり、上司に愚痴を言ったりするのではなく、自分の思考と行動を変えること。

それが、結局は正論を語るよりも、よほど近道なのではないでしょうか。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、4つも予定が重なる日でした。

当初はセミナーに参加する予定。

しかし、会社の忘年会が入ってしまったのですね。。。(^_^;)

セミナーは動画参加に切り替えてもらいました。

また、「習慣化の学校」の説明会もバッティング。

さらに、ランチーム・トライアスロンチームの忘年会とチームキャプテン元帥の生誕祭もあったのですが参加できず。。。

全員参加が必須の会社の忘年会というのも、古い慣習や常識なのでしょう。

でも、そこをぶっちぎることは、まだまだできない自分がいました(汗)。

――――――――――――――――

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

ひとりで複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-気づく習慣

執筆者:

関連記事

「自分探し」をしている人へ。「新しい人と会う習慣」でヒントが得てみるのはいかがですか?

「自分の強みは何か?自分が存在するべき場所はどこか?」 1人で考えていると煮詰まってきます。 そのようなことを考えたことがある人にヒントになるための記事を書きました。 スポンサーリンク 1カ月で30人 …

あなたがいるべきコミュニティーはどこですか?夢や目標を語るとき、相手はどのような反応をするのか。

あなたの周囲には、夢や目標を応援してくれる人はいますか? そのような応援者や周囲の挑戦者たちが集まっているコミュニティーは、あなたの成長を加速させてくれる仲間です。   スポンサーリンク & …

一生ものの仲間を探すなら高額セミナーも一考。安価なセミナーで得られない人脈。

私が普段おつきあいさせていただいている友人たち。 そのほとんどは、高額セミナーでつながりを得ているということに気づきました。 長くつき合える友人や尊敬できる師匠が見つからないという人は、高額なセミナー …

良習慣と悪習慣の違いを決済額から考えてみた

良習慣と悪習慣。 2つの習慣の違いを、お金を支払うことにたとえたらどうなるのでしょうか。 そんなことを考えてみました(私なりに)。   悪習慣は「高額決済」の痛み これまで、様々な悪習慣に負 …

シンプルな生活を実現するために。情報、モノ、脂肪をダイエットしよう

あなたは、ダイエットを「脂肪を減らすこと」だけだと思っていませんか? ダイエットすべきなのは脂肪だけではありません。     情報収集が情報過多になるという皮肉 数年前まで、私は、 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。