気づく習慣

趣味の「恐れ・刺激・安心」を良習慣に活かす

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

趣味に没頭しているとき、私たちは「恐れ・刺激・安心」の3つの感情を味わっています。
この感情のバランス。
実は良習慣を続けるためのカギになるのです。




 

趣味は偉大な活動

「趣味って、偉大だな」と思います。

なぜなら、
・優れた目的が無くても
・どえらいメリットが無くても
・たとえ有意義さを感じなくても
大丈夫だからなんですよね。

たとえば、私自身。
普段から時間に対する意識は、それなりに高めているつもり。
それなのに、先日は趣味に時間を費やしました。

朝3時前に起きて始発電車に乗り。
2時間半以上かけて九十九里トライアスロンに行く。
その後、4時間弱かけてレースを完走。
そこから帰路につき、帰宅は19時頃。

せっかくの休日。
16時間以上も趣味に費やしたんですよね。
その間、読書はしたものの、ブログやメルマガを書いたわけでもなく。
何も生み出してはいません。

それでも、「しまった、趣味に時間を費やさなきゃよかった(汗)」とはならないんですよね。
仮にムダに思えたとしても「まあ、仕方がないかな」と済ませられるすごい活動。

だから、「趣味って、偉大だな」と感じます。
(あなたにも趣味があれば、きっとご理解いただけるんじゃないかと思います)

 


 

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人を動かす3つの感情

ふと思ったことがあります。

それは「趣味を楽しむように、良習慣づくりを楽しめればいいのにな」ということです。
そうすれば、習慣が「続かない人」も、「続く人」に変われる確率が高まりますよね。

では、趣味を楽しんでいるとき、私たちはどんな気持ちを感じているのでしょうか。
その感情を満たしている要素を分析すれば、趣味を楽しむように良習慣づくりにも役立つはずです。

そこで思い出したのは、人間が持つ「感情システム」です。

「感情システム」とは、私たち人間が持つ感情の働きを3つに分類した考え方。
これが、趣味には通じていると気づいたんですよね。

その3つとは、
1:恐れ
2:刺激
3:安心
です。

 

1:恐れ

1つ目は「恐れ」です。

感情だと、
・不安
・あせり
みたいな種類。
ちょっとネガティブな感情です。

趣味にも、様々な恐れがあります。

トライアスロンなら、
・トレーニング不足のとき
・明らかなスキル不足を感じたとき
など。

「ヤバいな・・・」と思いますよね。
特に、レースが近づいてきたときには。

時間軸でいうと、
・瞬間的
・短期的
という感覚があります。

恐れを感じても、行動できなかったりするので。
「喉もと過すぎれば熱さを忘わすれる」みたいな。

ただ、恐れのインパクトが強いと、
・持続的
・長期的
にもなり得ます。

たとえば、
・同期の出世
・体重増加
などの恐れ。

これは、
・瞬間的
・短期的
に終わることもあります。

ただ、状況によっては
・持続的
・長期的
な「恐れ」に変わりますよね。

 

2:刺激

2つ目は「刺激」です。

感情だと、
・達成感
・快感
みたいな種類。
ポジティブな感情です。

趣味には、大小の達成感がありますよね。

トライアスロンなら、
・レースを完走したとき
・自己ベストのタイムを見たとき
など。

時間軸でいうと、
・瞬間的
・短期的
という感覚でしょう。

たとえば、
・スマホゲームのクリア
・SNSの笑える投稿
などが「刺激」にあたります。

 

3:安心

3つ目は「安心」です。

感情だと、
・満足感
・安定感
みたいな種類ですね。
安心もポジティブな感情です。

趣味には、安心がありますよね。

トライアスロンなら、
・トレーニングを淡々としているとき
・長い間楽しめている
など。

時間軸でいうと、
・持続的
・長期的
という感覚です。

たとえば、
・仲間などの癒やされる人間関係
・淡々と続けられる安定感
などが「安心」するわけです。

 

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趣味のように良習慣を続けよう

「感情システム」の
1:恐れ
2:刺激
3:安心
は、車が走るイメージに似ています。

すなわち、
・ブレーキを踏んで、ずっと止まっていると何も進まない「恐れ」
・そこで、アクセルを踏んで「刺激」をして、自分の道を進む
・車が走り出したら、巡航速度で走行を安定させて「安心」する
みたいに思えるんです。

この構造を良習慣づくりに置き換えると、どうなるでしょうか。

私が考えてみたのは、
1:「今の生活状態だとマズい……。」という「恐れ」から良習慣づくりをスタートする
2:「習慣を続けたい!」という「刺激」を活用して加速する
3:「続ける仕組みをつくろう」という「安心」を日常に組み込んで継続する
という流れです。

つまり、良習慣づくりを、
・「恐れ」から動き出して
・「刺激」で加速して
・「安心」で定着する
と設計してみる。
そうすることで、バランス良く続けられるのではないかと思っています。

趣味のように、良習慣を継続する。
そのために、3つの感情のバランスを意識してみるといかがでしょうか。

このバランス感覚の中心に「楽しさ」が徐々にプラスになってきたら、その良習慣は継続できる確率が高まります。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」セミナーの準備。
スライドが完成しました。

今回は「良習慣塾」メンバーにとったアンケートの中で多かったコンテンツ。
「行動量を増やす方法」です。
お伝えできるのが楽しみです。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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