気づきの習慣

非日常の成果は、日常が決める。

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受験や大会などの非日常のイベントで、できるだけ良い結果を出すためには。

私たちは普段、どこに労力を注げばいいのでしょうか?




 

非日常の成果は、日常が決める

「非日常の成果は、日常が決める。」

そんな言葉を考えました。

意味は、

・普段の練習でできていないことは、本番でもできない

ということです。

要は、受験やレースなど、人生に何度かやってくる

・「本気を出さねば!」というときの結果は、習慣で決まる

ということですね。

シンプルで、当たり前に思えます。

ただ、勘違いしてしまうときがあるんです。

私自身もそうです。

もっとも勘違いしていたのは、出版ですね。

私は、こんな風に考えていたんです。

「普段はブログを100のパワーで書いている。だとすれば、出版のときはさらに本気が出て、300パワーくらいで書けるはずだ!」と。

マンガのヒーローたちのように「まるで別人」のようになるイメージです。

ただ、残念ながら、現実は違いました……。

本を書いていても、「天変地異の気づき」や「神がかった文章力」は、私のもとにやってくることはなかったんです。

もちろん、10万文字を書いていく中で、新たな気づきや新しいアプローチの発見はありました。

ただ、どちらかというと「新しさ」のほうが珍しいわけです。

むしろ、普段のブログで培ったものが、本というパッケージに表現された感覚のほうが強いです。

つまり、当時、

Q:私(伊藤)は、出版本番(非日常)でどんなクオリティーの本を書けるか?

という問いがあるとすれば、

A:私(伊藤)は、普段(日常)はどんなクオリティーのブログを書いているのかでわかる

ということ。

それが1つの答えなんです。

(※誤解のないように書いておくと、ブログは練習というわけではありません。ブログも本番です、私にとっては。わかりやすいイメージかと思ったので、いまこの記事を書いています。)

 


 

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ベストセラー作家の「本番と練習」のとらえ方

先日、参加した出版セミナーで、あらためて「非日常の成果は、日常が決める。」を感じました。

講師のYさんは20代。

デビュー作で30万部超えのベストセラーを書いた方です。

Yさんの話で1つ、私に刺さったメッセージがありました。

要約すると、

・本がベストセラーになるかどうか?

・それには、日頃のアウトプットが欠かせない

・なぜなら、良い本にするためには、日頃から「読者に反響があったネタをどれだけストックできているか?」が大事だから

・そのストックの量と質で、その本の質が決まってしまう

と思っていると。

うなりました。

まさに「非日常の成果は、日常が決める。」だからです。

具体的に説明しますね。

Yさんは、普段からTwitterやブログでコンテンツを発信しています。

日々のそれらのアウトプット活動の中で、

・リツイートが多かったつぶやき

・アクセスが多い記事

などをストックしている、ということだったんですね。

そして、いざ出版が決まったら、それら日々のストックを活用して本を書いているのです。

つまり、

・日々の地道なアウトプット(日常)でウケるコンテンツを集めておく

・出版が決まったら、本(非日常)の質を高めるためにウケるコンテンツを活用する

ということです。

するとどうなるか。

結果的に、

「読者やフォロワーさんの反応がいいコンテンツばかりが詰まった本になる」

ということなんです。

だから、売れる要素が最初から入っているのだと。

それが「日頃のアウトプット活動が土台となり、ベストセラーにつながったと考えている」という意味です。

とても納得がいく説明でした。

 

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あなたにとっての「本番と練習」は何か

さて、ベストセラー作家Yさんの意見。

あなたは気づいたでしょうか。

そう、私の発想と真逆なのです。

つまり、本を書くことを仮に「本番」と見立てると、

・Yさんの発想:本を書く前(練習)に、勝負(本番)は決まっている

・私の発想:本を書き始めてからが本番

なのです。

スタート地点が、まったく違っていたんですね……。

あなたは、私と同じような勘違いをしないようにしましょう。

さて、そうなると問いが2つ生まれますね。

それは、

Q1:あなたの「本番(=非日常)」とは、何を指すのでしょうか?

そして、

Q2:「本番(=非日常)」に向けて、日々どんな「練習(=日常)」をすればいいのでしょうか?

です。

たとえば、私なら、

・セミナーが本番だとすれば、リハーサルが練習

・トライアスロンのレースが本番なら、トレーニングが練習

・コーチングセッションが本番なら、日ごろのコミュニケーションが練習

にあたります。

あなたがご自身の実力を発揮したいという「本番」があるなら、日頃からその「練習」をし続けることをおすすめしたいです。

よく「明日から本気出す!」という笑い話がありますが(笑)、そういわず、ぜひ今日から取り組んでみましょう。

「非日常の成果は、日常が決める。」という気持ちで。

あなたが目指している本番(=非日常)で成果を出すためですから。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜は会社終わりでトライアスロンのトレーニングへ。

・・・のはずが、プールが水の入れ替えでお休み……。

仕方なくジムでラン→バイク→ランのひとりデュアスロンをやりました。(^^)


 


 

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