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コーチングにおける「いい質問」とは、どんな質問なのか?

投稿日:2022/05/26

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コーチングにおける「いい質問」とは、どんな質問なのでしょうか?

私の考え方を記事にしてみました。




 

コーチングにおける「いい質問」とは?

昨日は、私が企画・運営している「良習慣コーチング塾」の開催日でした。

講座は第2回目。

今回のテーマは「質問」です。

コーチングの「質問する」スキルについて、

・効果と意義

・具体的な方法

・注意点

・実践ワーク

などをお伝えしました。

今回、特にお伝えしたかったのは、

・コーチングにおける「いい質問」とは?

です。

コーチングでは、どんな質問を「いい質問」というのか。

いいコーチになるためには、最初に理解しておかないといけませんね。

そうでなければ、コーチングセッションでクライアントの方から、

「いい質問ですね!」

と言われたとしても、「なぜ良かったのか?」がわかりません。

「いい質問」の指標がないという感じですね。

指標がなければ、どこを目指していいのかがわかりませんよね。

ゴールがないマラソンのようになってしまうのはつらいことです。

ですから、基礎編のところで、

・コーチングにおける「いい質問」とは?

の内容をお伝えしたかったんですね。

「いい質問ですね!」は、コーチが言われてうれしい言葉でもありますので。

 


 

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「ジョハリの窓」とコーチングの質問の関係

では、「いい質問」とはどんな質問なのでしょうか。

その理解を助けるために用いているのが、

・「ジョハリの窓」

です。

あなたは「ジョハリの窓」をご存じでしょうか。

「ジョハリの窓」は、1950年代にアメリカの心理学者ジョセフ・ルフト氏とハリー・インガム氏が考案した心理学の分析ツールです。

私の解釈でシンプルにお伝えすると、「ジョハリの窓」とは、

・「自分から見た自分」と「他者から見た自分」のズレを明らかにするツール

です。

私たちの

・自己理解

・他者理解

には、4つの領域があります。

それは、

(1)自分も他人も知っていること

(2)他人は知っているが自分は知らないこと

(3)自分は知っているが他人は知らないこと

(4)自分も他人も知らないこと

です。

この4つの領域について、それぞれ、

(1)自分も他人も知っていること=開放の窓

(2)他人は知っているが自分は知らないこと=盲点の窓

(3)自分は知っているが他人は知らないこと=秘密の窓

(4)自分も他人も知らないこと=未知の窓

という名前をつけています。

実際、あなたが外に見せている自分と、まわりの人から見られているあなたは、たいていズレているものです。

たとえば、

・自分では「おだやかな性格だ」と思っているつもり

であっても、昔からつき合っている恋人には、

・「あなた、昔からけっこう短気だよね」と言われる

というようなことです。

まさに「盲点の窓」ですよね。

ここのズレに気づかない限り、修正しようとは思いません。

マトリックスで表すと、以下のような形となります。

この図に当てはめて考えることで、自己理解と他者理解の一致をチェックするわけです。

 

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「未知の窓」を明らかにする質問=いい質問

さて、「ジョハリの窓」の解説が長くなってしまいましたが。

結論からお伝えすると、コーチングにおける「いい質問」は、

・(4)自分も他人も知らないこと=「未知の窓」を明らかにする質問

です。

図の右下の領域ですね。

要は、

・コーチは知らない領域

・クライアントの方も知らない領域

を明らかにする質問。

そのような質問を、コーチングにおける「いい質問」としています。

なぜなら、

・相手(クライアント)の中にあるものを引き出すことができるから

です。

たとえば、コーチングで「マスタークエスチョン(究極の質問)」と言われているのは、

「本当はどうしたい?」

です。

マスタークエスチョンと言われるだけあって、シンプルで深みがある問いです。

だからこそ連発するものではありません。

ただ、1回だけ質問したくらいではパッと出てこなかったりします。

そもそも、これがパッと出てくる人はコーチングを受ける必要がない方だと思いますので(コーチングを受ける前に行動していると思います)。

この質問を使うときは、クライアントの方のリソースが分散して迷走しているときや、人生の分岐点を迎えているようなときですね。

具体的には、私が鮮明に記憶しているのは、転職を迷っているクライアントの方とのコーチングセッションです。

クライアントの方が、将来的にかかわりたい業界に転職する話があったんですね。

でも、条件面や給与面で考えると、今の会社に残っていたほうがいい。

そんな状況でした。

頭で考えれば、今の会社に残るほうが楽です。

仕事にも慣れているし、給与面もいいわけですから。

でも、それは頭で考えていることなんですよね。

そのようなタイミングで、

「○○さん。○○さんは、、、本当はどうしたいんですか?」

と質問したわけです。

すると、一瞬の間があって「………やっぱり転職したいですね」と言われました。

このとき、クライアントの方の内側で起こっていたのは、

・頭で考える < 心に聴く

という感覚です。

なぜなら、頭で考えたら「………やっぱり転職したいですね」とはなりませんので。

対話から、2人とも見えていなかった「未知の窓」から答えが出てきたんです。

このような質問の効果が、

・コーチングにおける「いい質問」

です。

実際、コーチはクライアントの方の本音はわかりません(感じることはよくありますが)。

コーチは答えを持っていないので。

クライアントの方も、頭で考えている限り、ご自身の本音はわかりません。

直感や身体感覚も大事にしたいところですが、思考が邪魔をしてしまうからです。

そういった思い込みを打破する問いが、

「本当はどうしたい?」

といった質問であり、それが、

・コーチングにおける「いい質問」

なのですね。

あなたも、迷ったときはぜひご自身に問いかけてみていただきたいと思います。

思考だけで考えるのではなく、心や体に尋ねるために

「私は本当はどうしたいんだろう?」

と。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時すぎから「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

夜は「良習慣コーチング塾」の第2回目講義を実施。

質疑応答やデモなど、楽しい時間となりました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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