良習慣づくりの習慣

思考停止を引き起こす「難しい」「わからない」「深い」に対処する方法

投稿日:2021/06/15


使わないようにしている言葉を思わず使ってしまったとき、あなたはどうしているでしょうか。

おすすめの対処法を記事にしました。




 

言葉から想起されるイメージの強さ

先日、「習慣化オンラインサロン」のブログ部で興味深い話しがありました。

それは、定期ミーティングのあとのフリートーク。

部員のYさんが、ブログを続けるのがつらくなってきた時期があったという話しの中で出てきたことでした。

当時のYさんのセルフトークは、

「ブログをがんばる!」

「努力してブログを継続する!」

というものだったそうです。

ただ、この表現だと感情的にしんどいことに気づいたとのこと。

ですから、

「ブログを試行錯誤する」

という表現に変えたそうです。

すると、以前のような「何がなんでもブログ継続」というつらさから解放されたとのこと。

それ以来、ブログを書くことが楽しくなってきたということでした。

この感覚、わかります。

「がんばる」

「努力する」

これらの言葉からイメージするのは「つらさ」「しんどさ」ですよね。

そのため、言葉のイメージから行動が規定されてしまうのです。

ですから、

「ブログをがんばる!」

は、歯を食いしばってブログを書いたり、

「努力してブログを継続する!」

が、涙を流しながらブログを書くようなイメージになってしまうわけです。

すると、

・ブログを書く=つらいこと、しんどいこと

という想起が起こる。

結果、ブログの習慣化がつらくなっていたわけです。

このような言葉の使い方、あなたはしていないでしょうか。

 


 

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思考停止を引き起こす「3大禁句」とは?

私自身、

「がんばる!」

「考える!」

といった言葉には注意しているつもりでした。

とくに気にしている「3大禁句」があります。

それは「思考停止」を引き起こす言葉である

1:難しい

2:わからない

3:深い

です。

ブログには書かないようにしています。

また、話し言葉としても使わないように意識しているので、

・普段の会話

・セミナー

・コーチングセッション

などのシーンでも使わないようにしていました。

しかし、無意識のうちに使っている場所があったのです。

それはどこか。

内省(ジャーナリング)です。

私の思考をノートに書き落としたとき、

「もっと考えないと」

「努力しなければ」

「しっかり時間をかけていこう」

という言葉を使っていたのです。

意識しているとなんとか回避できていた言葉。

無意識のうちに使っていたのですね。

ジャーナリングをしているからこそ気づけたことでした。

これは、私としては大きな気づき。

なぜかといえば、私たちの行動に影響を与えているのは、意識の言葉よりも無意識に出てくるひとり言のほうがインパクトが強いからです。

要するに、思考的に抑えつけている言葉があったとしても、ふとした瞬間に出てくる言葉が強ければ、私たちは無意識の言葉のほうに引っぱられてしまうのです。

意識が抜けたときに、奥にしまっていた言葉が出てきてしまうようなイメージです。

たとえば、関西出身で東京在住の方がいますよね。

普段は標準語を使っているので、関西出身ということがまったくわからない。

でも、イラッとするようなふとした瞬間に「なんでやねん」という関西弁が出てしまうことがあります。

それは、表面的な意識ではなく、無意識から出ているわけです。

ネイティブの日本人がどれだけ英語を話せるようになっても、ひとり言は日本語になるような感じでしょう。

 

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3大禁句に対処する方法とは?

無意識で禁句を連発していたら、私が望まない方向に人生が向かってしまう可能性があります。

でも、無意識はとめることはできませんよね。

私たちができることは、無意識で禁句が出てきてしまったときに対処することだと考えています。

では、その方法とは何か?

それは、3つの禁句が出てきたときに

・禁句を打ち消す質問をする

ということです。

 

1:難しい

1つ目は「難しい」。

この言葉、日常でよく耳にしますよね。

でも「難しい」という言葉を言うと、私たちの脳は成長をとめてしまうという研究が出ています。

では、ふと「難しいな」という言葉を使ってしまったときはどうするか。

そのときは、

・「何ができるようになればいい?」

と自問します。

 

2:わからない

2つ目は「わからない」。

これも思考停止になる言葉ですよね。

「わからない」というと、もう思考が進みません。

では、「わからない」という言葉に気づいたらどうするか。

そのときは、

・「何をはっきりさせればいい?」

と自問して対処しています。

 

3:深い

3つ目は「深い」。

これも思考停止になる言葉ですよね。

自分で言語化できない感覚がおりてきたとき。

つい「これは深いよね」と言ってしまうことってあると思うのです。

そのときは、

・「何をシンプルにすればいい?」

と自問するようにしています。

 

禁句には自問で対処しよう

もしも無意識のうちに使っている禁句に気づいたら、質問での打ち消しが有効です。

とくに、

1:難しい

2:わからない

3:深い

といった言葉たちに気づいたら、自問自答で対処していきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、帰宅してセミナー準備。

それと週末に時間がとれなかった妻とのスケジュール確認。

週末に控えた娘の誕生日の計画を立てられました。(^^)


 


 

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