良習慣の習慣

不安な気持ちに自分で「大丈夫」と言えるようになるためには?

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あなたが習慣を続けていると「この地道な習慣を続けていて、本当に大丈夫なんだろうか・・・?」と不安に思うことがあるかもしれません。

その疑問について自分で「大丈夫」と言えるようになるためにはどんなことが必要なのか考えてみました。




 

「この習慣を続けていて大丈夫なのか?」という不安

「この地道な習慣を続けていて、本当に大丈夫なんだろうか・・・?」

この質問は、私もよく聞かれるものです。

実際、私もよく考えていましたし、今でもふと頭をかすめることがあります。

そのときは、前提について考えることにしています。

それは、

・卓越した成果を出している人は、確実に「良習慣」を持っている

という現実です。

良習慣を持っている人は、「良習慣を定着させるスキルを持っている」ということです。

結果を出すための要因である「良習慣」を持っているので、成果がついてくるわけです。

要は、無意識のうちに成果を出すスタイルを確立させているということでしょう。

ほかの人から見ると「あの人はストイックだ」と言われることになります。

でも成果を出している人にとっては、「良習慣に取り組んでいるだけ」なんですよね。

逆にいえば、安定した良習慣を持っていない人が大きな成果を出すことはほとんどないのではないでしょうか。

これはスポーツ選手を見ればわかります。

野球でも、ラグビーでも、活躍している選手は必ずといっていいほど良習慣を持っているからです。

元メジャーリーガーのイチローさんや五郎丸選手、体操の内村航平選手もルーティンと言われる良習慣を持っていますよね。

彼らは、活躍してから良習慣を取り入れたわけではないと思います。

むしろ、良習慣を持っているから、結果的に活躍しているんですよね。

良習慣に地道に取り組み続けたからこそ、成果につながったわけです。

 


 

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良習慣の継続が不安を打ち消してくれる

先日読んだ本によると、海外のスポーツ選手は良習慣のようなこつこつとした行動は苦手なんだそうです。

仮にイチローさんのようなトレーニングスタイルを取り入れたとした場合、3日くらいは継続できる。

でも、長期間に渡って淡々と継続するのができないということなんですね。

ということは、日本人は習慣化が得意なのでしょう。

実際、日本には「継続は力なり」という言葉ありますよね。

日本人にはこつこつと地道に取り組んでいくメンタリティーが似合っているところもあると思います。

良習慣は、続けることで無意識化していくものです。

会社員の朝の通勤はいい例です。

だいたい決まった時間に家を出て、同じ時間帯の電車の同じ車両にのり、決まった乗り換えを経て、ほとんど同じ時間帯に会社に到着する。

私自身、会社について始業のタイムカードを押したときに、前日とまったく同じ時間が打刻されているのが続いてひとりで笑ってしまったことがあります(笑)。

それくらいルーティンの行動は無意識化されているわけです。

たとえば、ブログを継続すれば記事を書くスキルやアウトプットの能力は高まります。

意図を持ったブログを地道に継続すれば、人生を変えるパワーがある良習慣です。

ですから、私も取り組んでいますし、友人やクライアントにもおすすめしています。

実際、私は出版という道につながりましたし、セミナーのコンテンツにもつながっています。

ただ、スピードが求められる今の時代。

「継続して時間をかけた結果、自分が望む成果を手に入れる」というのは流行らないようです。

むしろ逆行しているんでしょう。

ですから、冒頭のように「本当にこの地道なことを続けていて大丈夫なんでしょうか・・・?」と不安になる人もいらっしゃるのだと思います。

しかし、逆に私は良習慣を確立することこそ、不安を打ち消してくれるものだと考えているんです。

ですから、むしろ自分の不安を打ち消すために良習慣に取り組んでいるという感覚です。

 


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「普段どおりの自分」の力を発揮するための良習慣をつくる

私たち(私も含めて)は、ほかの人とつい比べてしまいます。

しかも、たいていは相手のすごいところと自分のだめな部分を比較してしまうんですね。

そのため、自信を失うし、自信を持つことが苦手です。

でも、本来は自分ができる最高の自分を発揮することしかできません。

誰かと比べてすごい人になることがすばらしいわけではないはずなんです。

ですから、私はいつも「良習慣の積み重ねで、自分がなり得る最高の自分になる」ことを目指しましょうとお伝えしています。

毎日、自分にも言い聞かせています。

そのためには、自分にとっての良習慣を発見することが重要。

その良習慣の行動によって、自分のベストパフォーマンスを出すことを目指すのです。

もし、ベストの自分が難しくても、良習慣で「普段どおりの自分」のパフォーマンスを出しましょう。

もちろん、私には毎日ベストを出すことは難しく、「普段どおりの自分」のパフォーマンスに落ち着いてしまいます。。。

でも、逆にいえば、良習慣で「普段どおりの自分」の基準を高めておけば、「普段どおりの自分」でもいいパフォーマンスを発揮できるようになるとも考えているんですね。

たとえば、朝の習慣です。

運動や学びなど、一連の朝の良習慣が達成できたときには、心からの充実感を味わえます。

そこには、ただ一連の良習慣に取り組むという行動があるわけではなく、

「今日の自分と主体的に向き合う」

という感覚があります。

めい想に集中できないときがあれば、睡眠が足りていないのかもしれないと思います。

内省の時間をとっていても、あせりを感じているときはいい気づきは起きず「ただやっている」感じになることもあります。

そんなときは、自分の部妙な不調を感じるんですね。

ですから、絶好調の自分とは異なる形で対処しようと準備します。

一方で、自分で決めた朝の一連の習慣に集中できた日は朝から達成感を味わえます。

その日は、1日の生産性も高いんですよね。

一連の良習慣の流れを決めておくは、自分のメンタルや体調のバロメーターにもなるわけです。

そうして、できるだけ「普段どおりの自分」の力を発揮するようにすること。

自分で決めた良習慣を継続できることは、そのような安心をつくることにも役立ちます。

その安心感や自信を少しずつ感じ取れる自分をつくる。

そうなると、「本当にこの地道なことを続けていて大丈夫なんでしょうか・・・?」という質問に、自分で「大丈夫」と言えるようになるはずです。

そんな自分をつくりあげるトレーニングを日々やっていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時45分から「良習慣塾」メンバーと1週間のふり返りとプランニング。

スタートだけ揃えたあと、もくもくと個人ワークという地道な良習慣(笑)。

そのあとコーチングセッションを2件でした。

どちらのセッションもいい時間でとても濃い時間になりました。(^^)


 


 

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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