学ぶ習慣

学習効率を上げるための工夫

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

貴重な時間とお金を投資する本やセミナーなどの学習。
できるだけ学習効率をあげたいですよね。
私が意識している工夫を記事にしてみます。




 

セミナー中にスライドを激写する人

以前の話です。
私がセミナーを受講していて、驚いたことがあったんですね。

何に驚いたのかというと。
講師の方がモニターに映し出しているスライドを、写真にすべて撮っている方に遭遇したことがあるんです。
実話です。

スライドが切り替わるたびに、スマホで「カシャッ!」と。
目に入ってくるので、「すごい人だな(汗)」と思っていました。

もちろん、講師の方が「写真を撮ってOKです」という許可を出しているセミナーです。
私も、もしも記録に残しておきたいスライドが出てきたら、「ポイントで撮影しようかな」と思っていましたから。

ただ、そのセミナーは、後日、スライドもPDFでいただけるセミナーでもありました。
ですから、その場で撮影することには、それほど意味がなかったと思います。

さらに、私が気になったのは、「その写真、本当に復習に使うのかな?」という疑問。
撮影するだけで、安心してしまう。
その後は、写真を見返さない。
そんなことがよくあるからです。

私自身、動画教材を購入したときに、やりがちなミスです。
買っただけで、安心して、視聴するまでに時間がかかるという状況。
わりと頻繫に陥っています……。

セミナー中のスライドを撮影していた方も、同じ運命をたどるんじゃないかなと。
勝手に心配してしまったわけです。

 


 

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「受け身」は学習効率が良くない

セミナーのスライドをスマホで撮影することや、コンサルティングの音声を録音できる。
そんな形で、現代は学習ツールが発達していますよね。

私自身、自分のセミナーを、
・スライドはPDF
・セミナーは映像ファイル
という形でパッケージにしています。

ひと昔前だったら、動画収録はけっこう大変な仕事でした。
それが、今ならそれなりのクオリティーで、パソコン1台(スマホ1台)で収録可能。
セミナーの開催日時にタイミングが合わず、不参加の方たちにも録画を送ることができるのです。
すばらしい時代だなと思います。

ただ、デメリットもあると思っているんです。
(ものごとには、常にメリットとデメリットの両方が存在しているものですから)

そのデメリットとは何か。
受講する人は、「学習が受け身になる」ということです。

私自身、セミナーを受講する立場で感じ、セミナーで話す側としても感じるんです。

受け身の学習で、
・スライドの言葉を単にメモするだけ
・講師が言ったフレーズをそのまま記録するだけ
というスタンスでセミナーを受講しているだけだと、頭にほとんど残りません。

このスタンスでは、せっかくの学習機会がもったいないなと。
空っぽの状態なんです。

 

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「能動的な学習」のための工夫

そこで、私は自分の受講スタンスを変えることにしたんです。

どう変えたのか。
「能動的に学習する」ということなんですね。
「受け身の学習」を脱するために。

具体的にしたのは、「問いをつくる」ということです。

たとえば、受講前に、
・どうしてこのセミナーを受講しようと思ったのか言葉にしているか?
・この2時間で、何を得られたら勝利なのか?
・自分の現状で、どんな課題についてヒントが欲しいのか?
という問いをつくっておく。

すると、脳内に余白ができるので、セミナーに前のめりで臨めます。

さらに、セミナー受講中は、
・この内容を他の人に説明できるか?
・自分の過去の体験とつながるところは無いか?
・この内容を行動に置き換えるとしたら?
みたいなことを考えています。

要は、自分の脳にちょっとした刺激や負荷を与えながら学習する。
それが重要なんですね。

すると、講師の方のちょっとしたひと言からブログネタを思いついたり、スライドのフレーズを「これは、あの人に伝えねば」と思えるのです。

こうして問いをつくると、私たちの脳内にアンテナが立ちます。
ですから、重要なことをスルーせず、がっちりキャッチできるわけです。

また、ノートやテキストに向かって、自分の手を動かしています。
そうすることで、少しでも知識を定着させたいのです。
これも、能動をつくるコツの1つです。

さて、あなたが学習しているとき、「受け身」になってしまっていないでしょうか。

セミナーのスライドを、ぜんぶスマホの写メで撮影するみたいに。
それだと、もったいないです。

ぜひ、質問を考えたり、手を動かしたりしながら学ぶ。
そんな「能動的な学習」に変えていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に公開セミナーの準備。
「価値観」は重要なテーマだけに、まとめ甲斐があります。

セミナーがなかったら、ここまで深掘りしないだろう思います。
そう考えると、セミナー準備は、私としても大事な学習機会なんですよね。(^_^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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