体験の習慣

「他の人に迷惑をかけずに生きていく方法」は無いと思う

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

先日、ジャーナリングをしていたら、トライアスロンのゴールで迷惑をかけたことから、ちょっと感じることがあり。
良習慣づくりとはあまり関係ないんですが(笑)、ブログに残しておこうと思います。




 

「迷惑をかけてはいけない」という強い思い込み

「ほかの人に迷惑をかけてはいけない」

長い間、私の脳内にこびりついていた言葉です。

もちろん、限りなく正しい考え方だと思います。
私も、「ほかの人には、どんどん迷惑をかけるべきだ」と考えているわけではありません(笑)。

ただ、「迷惑をかけてはいけない」という想いが強すぎるのは、「自分の本当の想いを少しだけ殺すことだよね」とも感じています(ダイエットをしていて、好きなものを我慢するときとか)。

そう考えるのは、50歳という年齢が近づいてきたからかもしれないなと感じています。

仮に100歳まで生きるとしたら、人生はおよそ半分まで進むわけです。
そこに近づくのは、プールで泳いでいるときに、タッチターンをするようなイメージです。

片道25メートルを泳ぐ。
最初はつかれていないので、元気があります。

それがターンをして、次の25メートルに入る。
そこからは後半戦です。

前半にがんばって泳ぎすぎると、後半にバテてしまいます。
かといって前半をサボると、全体のタイムが遅くなるんですよね。

50メートルをどうやって折り返して、どんな風にゴールをするといいのか。
人生の折り返し地点のことを考えると、水泳のことをイメージしてしまうんですよね。

 


 

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大勢の人に迷惑をかけたトライアスロンのレース

人生の折り返しと、プールのターン。
このイメージは、まぎれもなく村上春樹さんの短編小説『プールサイド』の影響です。
学生時代に初めて読んだので、20年以上も私にイメージを色濃く残している短編ということですね。
名作のパワーを感じます。

そんな折り返しのことを考えているとき。
先日のトライアスロンを思い出したんですよね。

第32回 遊水地ふれあいトライアスロン完走記:ランパート | 【良習慣の力!】ブログ

それは、制限時間を2分30秒ほど過ぎてしまったこと……。

私の前の選手は、3時間47分ちょっとでゴールしています。

要は、その方から私まで15分間。
運営の方々は待ち続けていたんですね。
(私の後ろにもお一人いらっしゃいましたが)

私が泳ぐことがもっとスムーズで、鈍足じゃなければ、大勢のスタッフの方を待たせることはなかったかもしれません。
4時間を待たずに「終わった、終わった」と、スタッフのみなさんを解放できたはずですから。

それなのに、お待たせしてしまったわけです。
こんなときです。
「ほかの人に迷惑をかけてはいけない」という言葉が、私の頭にやってくるのは。

これはですね、けっこうしんどいです。
申し訳ない気持ちになります。

妻も4時間以上待たせてしまい。
私が速ければ、3時間くらいで帰れるかもしれないのに。
ここまでくると、罪悪感のような感情もあったりします。

私が「トライアスロンのレースに出なければ、迷惑をかけることもなかったのに……。」という気持ちさえ感じてしまうんです。

 

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ほかの人に迷惑をかけてしまう自分を許す

では、そんなネガティブな感情を抱かないように、私はもうトライアスロンをやめたほうがいいのでしょうか。

私の周りでも、50歳をすぎたあたりで、特に体力面で「あれ?おかしいな、今までと違う」と感じる人の話を聞きます。

実際、韓国出張に行ったときは、上司たちの体力の衰えを感じずにはいられなかったんですよね。
「えっ、あの距離を歩いただけで筋肉痛って……。」という感じでしたから。

私は、そうなってはいけない、というか、そうはなりたくないなと感じてしまいました。
せっかく見つけたトライアスロンというスポーツの楽しみ。
「迷惑をかけたくないから」といって辞めてしまうのはもったいないなと。

解決策としては、トレーニングすればいいんですよね。
制限時間以内にゴールできるように……。
シンプルです。

実際、私たちは人間。
迷惑をかけずには生きられないと考えています。

むしろ、怖いのは、私が「もう50歳で折り返しだからトライアスロンもやめるか」という姿勢を子どもたちや友人たちに見せてしまうこと。
それよりは、迷惑をかけたり、かけられたりしながら生きていく。
「そっちのほうがいいな」と思ったんです。

ですから、私だけ「自分に迷惑をかけるのはやめてよね。こっちは好き勝手やるけど」というスタンスにならないように。
「迷惑をかけないようにするけど、迷惑をかけちゃうこともあるだろうから、そこはお互いさまで生きていこう」と。

そんなことを感じた、2025年の6月でした(笑)。

 


 

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■編集後記

昨日は、午前中に『アウトプットの習慣【実践編】』
セミナーを開催。
「事前のお話通り、ボリュームたっぷりでしたね!」との感想をいただきました。(^^)

午後は買い物や散髪など。
夕方に妻と「焼き鳥が食べたいね」ということで近所の焼き鳥屋へ。

夜は、録画していたリーグワンのラグビー決勝戦の番組を鑑賞。
両チームともハイレベルな戦いで、非常にいいゲームでした。(^^)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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