セミナーの習慣

その緊張、「自然体が崩れる」ことが原因かも。

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

あなたは、「1人のほうがラク」「人と話すとつかれる」と感じたことがありませんか。
その理由と対処法を、記事に書いてみました。




 

人と話すときに緊張する問題

私は、人前で話すときに緊張するタイプでした。

あっ、「でした」と過去形で書いてますけれど。
いまだに緊張するときがあります。

たとえば、会社の定例会議。
何年間もやっていることです。
それでも、自分が発言するときに、緊張したりするんですよね。

一方で、本当にひどい時期に比べると、現在はどうか。
じつは、緊張する機会が激減しています。

ここで、不思議なことに気づきます。

なぜなら、過去より現在のほうが、私は、
・セミナー
・コーチング
・読書会
など、人前で話す機会が多くなっていからです。
会社の会議などとは比べものにならないくらいに。

会議だったらせいぜい数分間。
でも、1回のセミナーだったら2時間は話しますから。

でも、セミナーで緊張しているかというと、そんなことはないんですよね。
むしろ、話していると、どんどん楽しくなってきます。

この緊張感の違い。
どこから生じているんでしょうか。

 


 

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相手によって緊張が変わるわけではない

当初、私は「話す相手によって緊張が変わるのではないか?」という仮説を立てました。

たとえば、家族。
どれだけ話しても緊張しません。
同じく、セミナーにお越しくださる方々やコーチングセッションのクライアントの方々も友人のようなもの。
そんな距離感なので、緊張しないのかなと。

ただ、よく考えてみると「必ずしもそうは言えないな」と。
例外があるからです。

たとえば、私が受講生として参加したときのセミナー。
同じテーブルの人たちと気づきや学びを共有する時間があります。

そのときは、友人たちのような距離感の人たちでも、何となく緊張した覚えがあります。
あとは、セミナー会場全体に自分の感想を言うときにも、緊張した記憶がありますね。

飲み会の乾杯のあいさつとかも、緊張したような。
家族だとしても、子どもの結婚式のスピーチとかだったら緊張しそうです。

そう考えると、相手が誰であれ、やはり緊張するわけです。
ますますわからなくなってきました……。

では、私の緊張はどこからきているんでしょうか。
特に、以前は強く緊張していて、現在はそれほど緊張しないのか。
先日、ここについて考えごとをしていて。
私の答えが、ハッとわかったんです。

その気づきを言語化すると「自分が良いことを言おうとしているときは緊張する」ということです。

いやあ、この答えにたどり着いたとき、思わず膝を打ちました。
「そういうことだったのか!」と。

つまり、私の緊張は「相手の方によく思われたい」という思いが強すぎたときに、緊張が生まれていたんです。

一方で、私が「相手の方に、特別に良く思われる必要はない」と思っていれば、緊張しないわけです。
(誤解があると大変なんですが、決して、家族や友人を軽んじているわけではありません・笑)

 

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自然体で話せば緊張感は薄れる

話すときに、緊張するかどうか。
この違いをひと言で言うと、私は「自然体かどうか」なのだと考えています。

相手がどんな偉い人であれ、私が自然体だったら緊張しないはずです。
反対に、身内であっても自然体じゃなかったら、緊張するわけです。

要は、私たちは「相手に良く思われたい」と気負いすぎると、自分の自然体を崩してしまう。
だから、緊張するわけですね。
(きっと、あなたにも同じような経験があるのではないでしょうか?)

私も、セミナーの懇親会などで立食パーティーがあるとつかれます。
あれは、自然体じゃなかったからです。
普段から立食パーティーをしているわけではありませんからね(笑)。

多くの人が言っている「人と話すとつかれる」というのは、性格やタイプの問題だけじゃないんです。
むしろ、「自然体の自分でいられなくなるから、つかれる」という側面も大きいのです。

結果、「1人のほうがラク」「人と話すとつかれる」という意見になってしまうんですね。
1人だったら、自然体でいられますから。

もし、あなたが人と話すときに緊張するとしたら、何らかの気負いがあって、自然体が崩れているだけかもしれません。
以前の私が、よく緊張していたように。

現在の私は、「良いこと言おう」とあんまり考えていないかなと。
気負うと、先のばしにつながったりしますし。

そもそも、自分の中に無いことは言えませんので。
ある意味ではあきらめではありますけれど。
ラクにはなっていると感じています。

さて、あなたはいかがでしょうか。

あまりにも「良いことを言おう」と気負いすぎて、つかれていないでしょうか。
きっと、今のあなたの周りにいる人たちは、あなたが気の利いたセリフを言わなくても、受け止めてくれるのではないでしょうか。

それに「良いこと」を言わなくても、あなたの評価が下がるわけではありません。
というか、そもそもあなたを評価するつもりでつき合っているわけではないはずですから。

せっかくのコミュニケーションの機会。
以前の私のように背伸びしてつかれるのではなく、あなたの自然体ですごせる関係性をつくりましょう。
きっと、大丈夫ですから。

 


 

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■編集後記

昨日は、「良習慣塾」のセミナーを開催。
先週日曜日と同じく「共感力」というテーマでした。

同じテーマで、同じスライドでも、話す内容がアドリブで変わります。
どんなアドリブが出てくるか。
私がセミナーをする楽しみの1つでもあります。

即興で出た例え話が、ブログネタになる。
そんなこともあったりするんですよね。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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