質問の習慣

習慣化における「ニーズ」と「ウォンツ」。習慣化のニーズを探る5つの質問とは?

投稿日:2018/10/25


習慣化がうまくいかない人は「ウォンツ」を目標にしている場合が多いことに気づきました。

習慣化で重要なのは明確な「ニーズ」です。

 

スポンサーリンク


 

「ニーズ」と「ウォンツ」の違い

あなたは、

・「ニーズ」と「ウォンツ」の違い

を知っているでしょうか。

たとえば、あなたは、お腹が減っていたとします。

そこで商店街をぶらぶらと歩き、飲食店を探します。

あなたは空腹なので、「何かを食べたい」と考えている。

この状態が「ウォンツ」です。

次に、あなたは商店街を歩いているうちに、「ハンバーグが食べたいな」と思ってきました。

そこで、おいしそうな洋食屋さんを見つけました。

お店にはあなたの好物であるハンバーグセットがあったのです。

まさに、食べたかったハンバーグが目の前に出てきました。

このときの「ハンバーグが食べたい」という感情が「ニーズ」です。

さて、「ニーズ」と「ウォンツ」。

より強力なのはどちらでしょうか。

それは「ニーズ」ですよね。

「ウォンツ」は対象が曖昧です。

一方で、「ニーズ」は対象が明確になっています。

明確さはパワーです。

ターゲットが決まっていることで、「ニーズ」がよりパワフルになるわけです。

 

習慣化の「ニーズ」と「ウォンツ」

この「ニーズ」と「ウォンツ」の関係は、習慣化にも当てはまります。

たとえば、あなたが「何か良い習慣を身につけたいな」と思っていたとします。

そこで、あなたは日頃から「自分を磨く時間が足りない」という思いから、早起きを習慣化することに決めたとします。

早起きをしたい。

これは一見、対象が明確なので、「ニーズ」のように思われるかもしれません。

しかし、「早起きがしたい」という目標になっているだけだと、早起き習慣化は難しいものです。

なぜなら、「早起きを習慣化したい」というのは「ウォンツ」だからです。

「ウォンツ」という事は対象が曖昧でしたよね。

「早く起きる」ということは、睡眠欲という本能に逆らうことでもあります。

ですから、本能に逆らわないように睡眠を確保したり、うまく日々のリズムを作ることが必要になってくるわけです。

ですから、早起きは1日の全体をバランスよくしていていかなければならない難しい習慣になっている、というわけですね。

では、「早起きを習慣化する」という目標の「ニーズ」は何でしょうか。

もちろん、これは人によって違うのです。

私が過去に30回以上早起きセミナーをやってきた経験からいうと、早起き習慣化をしたい人の一番の「ニーズ」は、「時間が欲しい」ということです。

時間は、自分の習慣に充てる時間だったり、自分を磨くための時間だったり、本を読む時間であったり、運動する時間であったりするわけです。

それらの時間を確保することにより、自分が目指す時間の使い方ができるようになる。

それこそが「早起きを習慣化したい」という曖昧な「ウォンツ」の下に眠る、「ニーズ」なのです。

 

習慣化の「ニーズ」を探る5つの質問

では、習慣化の目標、「ウォンツ」で終わらせないための理由を5ステップで考えてみましょう。

強い目的を探すために、以下の順番で質問に答えてみましょう。

今回の例は「ブログ習慣化」にしてみますね。

5つの質問とは、

質問1:あなたがブログを書きたいのは、何のためですか?

質問2:ブログ習慣化を達成したら、何をしたいですか?

質問3:「質問2」のゴールを達成したら、さらにやりたいことは何ですか?

質問4:「質問3」のゴールも達成できたら、さらにやりたいことは何ですか?

質問5:質問4のゴールを実現したとき、あなたが味わっていたい感情はどんなものですか?

です。

答えを書きながら、取り組んでみましょう。

たとえば、私がブログを書く「ニーズ」を考えてみると、下記のような感じですね。

 

質問1:あなたがブログを書きたいのは、何のためですか?

・自分の思考の整理のため
・アウトプットを習慣化するため
・情報発信をするため

 

質問2:ブログ習慣化を達成したら、何をしたいですか?

・アクセス数をあげたい
・面白い記事を書きたい
・読んだ人に「良かった」と言ってもらいたい

 

質問3:「質問2」のゴールを達成したら、さらにやりたいことは何ですか?

・セミナーやイベントの告知にブログを活用したい
・小冊子としてまとめてセミナーの特典物にしたい
・ブロガーという新しい肩書きを手に入れたい

 

質問4:「質問3」のゴールも達成できたら、さらにやりたいことは何ですか?

・商業出版につなげたい
・本を読んだ人に「この本のおかげで行動することができました!」というフィードバックを受けたい
・自分が行動してきたことや考え方が、世の中の貢献につながっていることを実感したい

 

質問5:質問4のゴールを実現したとき、あなたが味わっていたい感情はどんなものですか?

・プラスの感想をもらえてうれしい!
・自分が世の中の役に立っているという貢献感で心がふるえる!
・自分が本から受けた学びが、また良い循環になっているのって最高だ!

 

私でいえば、ブログを書くことで、将来的な「貢献感で読者と自分を満たす感情が欲しい」ということが「ニーズ」に近いことがわかります。

このようにして、5つのステップで考えてみましょう。

あなたの習慣化に対する「ニーズ」が浮かび上がってくるはずです。

ぜひトライしてみましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■セミナー開催のお知らせ

・【残3席】2018年10月31日(水) 19:30〜21:45
2019年を先取り!「2019年向け目標設定セミナー」
【お申し込みは下記よりお願いいたします!】
https://www.kokuchpro.com/event/7f3dae88f7ad1f641cd0ae79283c3515/

――――――――――――――――

■編集後記

昨日も会社の仕事に追われつつ、、、退社後はセミナーの内容を詰める作業など。

各種の仕事がなかなか進みません。

今シーズンのトライアスロンの大会が終わってしまったのと関係があるのかな。。。(^_^;)

――――――――――――――――

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

ひとりで複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-質問の習慣

執筆者:

関連記事

頭の中の「問い」が可能性をつくり、頭の中の「問い」が限界をつくる

以前、カラオケに向けて、歌を覚える練習をしていた時期がありました。 実は、その時に興味深い気づきがあったのです。 その気づきとは何かというと、 ・歌の練習をしていると、気づき・アイデア・発見が減ってし …

あなたも私と同じ失敗をしていませんか?憧れの人を真似ても成果がでない理由

憧れの人や師匠がやっていることを真似することはとても大切です。 短期間で成果を上げるために欠かせないことの1つだと思います。 しかし、真似をして効果を出すために注意しておきたいポイントがあります。 そ …

あなたの仕事が世界に与えている影響は?自分の仕事のデメリットはメリットを超えているのか。

「あなたの仕事は、世界にどのような影響を与えていますか?」 そう問われたら、どのように返答するでしょうか?   スポンサーリンク   自分の仕事が世界に与える影響は? 先日参加した …

コーチングにおける「いい質問」とは、どんな質問なのか?

コーチングにおける「いい質問」とは、どんな質問なのでしょうか? 私の考え方を記事にしてみました。   コーチングにおける「いい質問」とは? 昨日は、私が企画・運営している「良習慣コーチング塾 …

「1分間の質問瞑想法」で集中力と行動力を手に入れる

「瞑想」と「質問」を組み合わせると、効果的です。 その方法を記事にしてみました。   「集中したい」という方におすすめの瞑想 世界で活躍するリーダーたちが習慣にしているという「瞑想」。 あな …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。