気づきの習慣

たとえ自分が「鈍い刀」でも、磨き上げることをあきらめない

投稿日:2020/01/11


あなたは名刀でしょうか、それとも鈍刀(どんとう)でしょうか。

たとえ鈍刀であったとしても、あきらめずに磨き上げていきましょう。




 

自分を「鈍い刀」のイメージに重ね合わせる

毎日、ふり返りや内省をする時間をとっています。

すると、あることに気づくことになります。

それは、毎日毎日、

「自分ができていない部分を見つめることになる」

ということです。

これは、けっこうきつい面もあるんですよね。(^_^;)

・自分を甘やかしてしまう

・面倒くさがってしまう

・先のばししてしまう

そういう面を見つめては、「うーん、、、」と思わずにはいられないからです。

「どうして、もっとうまくすごせないんだろう」

そんな風に毎日のように反省を促されます。。。

少し話は変わりますが、私は、自分のことを「鈍刀(どんとう)」のようにとらえています。

「鈍刀(どんとう)」は、習慣化コンサルタントの古川武士さんから教えていただいた坂村真民さんの詩にある言葉です。

「続けるから本物になる」ついに、伊藤良さんの本が出版されました!!

 

雑誌「致知」にあった記事内の「鈍刀(どんとう)」。

私が『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』のあとがきに書いた意図を、うまく表現しているということで引用してくださったんですね。

鈍い刀。

このイメージが、私にとって本当にしっくりくるイメージなんですよね。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





良習慣は鈍い刀を磨き上げることができる

たとえ鈍い刀であっても、生きていく必要があります。

「ああ、、、どうしてあの人みたいに鋭い刀に生まれなかったんだろう」と悲しむことも多いです。

それでも、嘆いても仕方がありません。

自分が持っている鈍い刀でやっていくしかないんですよね。

でも、鈍い刀を鍛えることはできるはずです。

たとえば、本を読んだり、セミナーを受講したり、運動をしたり、ほかの人とのふれあいから学んだり。

そんな風にして自分を磨き上げることは、できると思うのです。

そうすることによって、刀が本来持っているはずの輝きを少しずつ取り戻していく。

それは楽しいプロセスです。

もしかしたら、鈍刀が名刀かもしれないからです(笑)。

良習慣の積み重ねは、そんな発見のプロセスでもあると考えています。

もちろん、磨き上げていった結果、「やっぱり名刀じゃなかった・・・」とがっかりするかもしれません。

「なまくら刀」だったなと(笑)。

それでも、私が自分にできることは、自分を磨くことしかできません。

自分を磨ける環境に身を置き、ほかの人に貢献し、ときには熱い炎の中にさらしてハンマーで叩くことも必要でしょう。

鈍い刀は、鈍い刀なりにさらに磨く必要があるわけです。

少しでも自分の人生をより良くしようと思うなら。

 


■スポンサーリンク




ふり返りや内省の習慣が刀を磨き上げる鍵

私は、自分に甘い部分があることをよく理解しています。

それはもしかすると、私だけではなく、人間は誰でもそういう部分があるのでしょう。

映画や本にも、大成功した人が慢心してしまい、転落するストーリーを目にすることがあるからです。

私自身も、昔から小さな成功で調子にのってしまい、失敗することが多いです。(^_^;)

ですから、鈍い刀を鍛え上げなければだめなのだと思っているんですね。

逆に、この危機感を失ってしまったら、もっとだめな人間になっていくと思っています。

自分の中にある弱さ、甘さ、だめな部分を知り、それを克服するべく鈍い刀を磨いていく。

そうすることで、人間的な成長を目指しているわけです。

鈍い刀が、名刀に近づくべく、少しずつ切れ味を取り戻していくように。

そんな風に自分を磨いていくために、毎日ふり返りや内省をおこなうようにしています。

実は以前は、ふり返りや内省する時間を軽視していたこともあるんです。

その分、読書したほうがいいのではないか、とか。

しかしあるとき、「自分と向き合わないから、いつまでたっても鈍い刀のままなんだ」ということに気づきました。

そこで、目がさめたわけです。

事実を見つめることなしに、成長することはありませんよね。

そんな風に自分に向き合う姿に対して、「そんなことしたって」と、冷ややかな視線を感じることもあります。

地味な行為なので。

あなたも、ほかの人にそう言われたりすることがあるかもしれません。

でも、いいのです。

私たちの人生は、そういった人たちのためにあるわけではありませんよね。

私は、自分が尊敬する人たちがやっているように、もっと真摯に自分に向き合いたい。

そう考えているだけです。

そのための小さな習慣が、ふり返りや内省の習慣なのです。

あなたも、毎日の習慣にしてみましょう。

刀に磨きをかけるために。(^^)

セルフチューニングの習慣 朝の「GPS」と夜の「放電・充電・未来日記」で1日をサンドイッチ

ふり返りは「過去の時間」を「未来の時間」につなげる習慣

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、会社終わりでコーチングセッションでした。

思うところがあって、クライアントさんへの私の関わり方を変える提案をしました。

結果、お役にたてたようでありがたい限り。

コーチだからといってコーチングだけにこだわるのも、考えるところですね。(^^)


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-気づきの習慣

執筆者:

関連記事

アウトプット(ブログやメルマガを書く)のスピードが速くなった理由

アウトプットのスピードを速くするためには、どうすればいいのでしょうか。 私が、自分なりにスピードアップした理由を考えてみました。   速く書くことは、速く考えること 速く書くことは、速く考え …

「一流画家の下書きと完成品は違う」から気づいたピカソ氏の作品と私のブログの共通点

「ピカソ氏の作品と、私のブログ記事に何か共通点は無いか?」 ふと思いついた、そんな壮大な問いから、共通点を発見したことを記事にしました。   ピカソ氏の絵画を赤外線分析してわかった事実とは? …

先のばしをやめたいあなたへのヒント。解決のポイントは「今の快楽」と「未来の快楽」の選択にある。

先のばしをやめる習慣について、私の中での研究が少し進んだことがあります。 そこで、先のばし対策に対する気づきと対策を記事にしました。   スポンサーリンク   人間は本能的に先のば …

効率化できるもの、効率化できないこと。考えていたら違う結論に至りました。

効率化できること、できないこと 「8つの成功習慣」の話題が続いたので、今回はちょっと休憩で雑感を。 世の中には、効率化できることがあれば、効率化できないこともありますよね。 何が効率化てきて、何を効率 …

他の人に検索でひっかけてもらうために!自分に「タグづけ」をしよう

最近、友人コーチたちと積極的にセッショントレーニングを繰り返しています。 セッション前後によく出る話題は、ブランドというか、自分への「タグ」の話題です。 プロコーチとして、もっと「とんがる」ために、自 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。