気づきの習慣

受験生が安易に目標校のレベルを下げてしまうこと。そして、大人が人生の目標設定を安易に変えること。その共通性について。

投稿日:2014/06/15


友人たちとの交流で考えたこと

昨日のエントリでもお伝えしましたが、土曜日は早朝から皇居に行きました。

わたしが(こっそり)所属させていただいているRUNチーム「Admiral」の友人たちとスピードアップを目的とした合同RUNトレーニングです。

その後、築地に朝食を食べに行きました。

そこで、友人たちと話していて考えさせられることがあったのでエントリに記します!

 

(ここから有料メルマガのご紹介です)

————————————————————

「早起き」メルマガ(有料)始めました!

登録はこちらから!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

————————————————————

(有料メルマガのご紹介はここまでです。)

 

RUNチームの仲間たちと目的の違いに気づく(今ごろ・汗)

朝食(お寿司)を食べているとき、次回のレースの話になりました。

普通なら本当に次のレースの話をするのでしょうけれども、彼らの場合は「次はどんな大きなチャレンジを自分に課すのか?」というテーマになってきます。

自動的に。

トレイルラン&ウルトラマラソン限定のグループもできるなど、みなさん活発なんですよね。

 

わたしがマラソンをやっているのは、自分と家族の将来を見すえた長期的な健康維持のためです。

そのため、マラソンはマイペースでゆっくりと時間をかけて趣味的に走りたいタイプなんです。

ですから、本格派のRUNチームに所属するのは、、、本来なら多少の違和感を感じる場所なのかもしれません。

チームのメンバーと走るスピードがまったく違っていて、合同RUNトレーニングどころか、1人ぼっちのRUN状態だったので、特にそんな気持になりました。(汗)

遅れるだけならまだしも、メンバーのみんながわたしのことを待っていてくれるんですよね。

そんなみんなの優しさに「スミマセン!」という気分になってしまいました。(^_^;)

 

気持と現実との違い

そんなトレーニングの後だったので、次回のレースについて尋ねられたとき、わたしは思わず長考モードに入ってしまいました。(笑)

正直なところ、柴又ウルトラマラソンのリベンジはしたい。

事実、妻にも再挑戦の話はしていました。

自分が初めてリタイアした大会で、わたしの目の前をゴールしていくランナーたちをみて、再び挑戦したくなったからです。

でも、それはあくまでも気持の上でのこと。

実力としては現時点で100kmを走る力がないことは自分が1番よく分かっています。

ですから、次回の柴又ウルトラマラソンをリベンジするかどうかは、口に出せるほど明確な決断ではなかったのですね。

自分に対して、少しだけ路地裏に逃げ道を残していた格好です。(^_^;)

a1030_000320

 

仲間に逃げ道をふさいでもらう

そのため、次のレースの話をしているとき、わたしは

「100kmではなくて、まず60kmからやってみようかとも考えてるんですけれど・・・」

と口を滑らせてしまいました。

すると、友人たちは、

「それはNGです!」

と即答。(笑)

そこからの話が興味深かったんです。

まず、「羅王」ことAKBさんが、

「60kmじゃ、完走しても泣けません。でも、100kmなら感動で泣けます!」

と言われました。

続けて、

「仮に60kmを完走したとしましょう。でも、おそらくそれでは未完了感を残すし、結局100km走れば良かったなって思うんじゃないでしょうか?」

とも言われました。

確かに。

2週間で100kmウルトラマラソンを2回完走した漢(おとこ)に言われると説得力があります。

 

そして、教員から塾経営者になったNさんからも次のような指摘がありました。

「確かに、受験でも似たような部分があります。

例えば、ある生徒にとって本当に行きたい第一志望の学校があるとします。

でも、目標校のレベルは生徒の実力より高い。

そうすると、やはりどこかで恐怖を感じてしまい、目標校のランクを下げてしまう。

そして、安全圏ランクの学校に狙いを変える生徒は多いんです。

でも、そんな風に安易にランクを下げてしまうと、安全圏だったはずの学校にさえ受からなかった、という結果になることが往々にしてあるんです。

柴又の目標を60kmにしてしまうというのは、それと似ているのかもしれませんね。」

と。。。

 

とても説得力のある話ですよね?

思わず、5回くらいうなずいてしまいましたよ。(笑)

そのようにして、わたしは柴又100kmウルトラマラソンに再挑戦することに決めました。

自分の中でも、対外的にも。

チャレンジは来年ですが、その前に60〜70kmくらいのレースを走っておきたいですね。

と、あっという間に次の目標ができました。(笑)

自分の人生でも、自分が目標とするレベルの生き方をあきらめずに目指します。

安易に安全圏内を狙わずに前進したいものです!

もしかして最近のあなたは、安全圏ばかりを狙っていませんでしょうか?

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

【今日の気づき】
目標校のレベルを安易に落とすと、そのレベルにさえ受からないレベルまで自分のレベルを落としてしまう。人生の目標といったものも同様なのではないか?

 


-気づきの習慣

執筆者:

関連記事

相性の良い仲間を見つけるポイント。好き・得意よりも、嫌い・苦手が似ている相手を選ぶ。

継続的に成長していくために、仲間や友人の存在が重要です。 その際、相性のよい相手を見つけるために必要だと思うのは、「嫌い・苦手が似ている」ことです。   スポンサーリンク   自然 …

自分の「内側」から目標を実現するための4ステップ

「やらなきゃいけないこと」は、自然に増えていきます。 私たちが「やりたいこと」は、自ら見つけていく方法をつかんでおきましょう。   外側からの目標は他者のもの 「2024年のゴール設定」セミ …

「とにかくあきらめない」という強い情熱は、ときにすがすがしささえ感じさせるものである。

  こんにちは、伊藤です。 娘の自転車の練習に付き合いながら、娘の自転車への熱意から学んだことがありました。     娘の自転車への取り組み方 昨年の娘のクリスマスプレゼ …

「食事」は双方向の気づかいと思いやり。あなたは相手へのリスペクトを持っていますか?

  こんにちは、伊藤です。 中学生の息子が朝食をつくってくれました。 「家族のための朝食をつくる」という春休みの宿題のためです。 息子があぶなっかしく朝食をつくる姿(笑)を見つつ、ぼくは少し …

自己成長を目指す人なら覚悟をしておきたい「成長痛」が訪れること。

中高生のとき成長期にあった「成長痛」。 それは、大人になっても成長し続ける限りやってくるもののようです。   スポンサーリンク   現状の満足と不満を書き出すワークにトライしてみた …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。