コミュニケーションの習慣

成長するクライアント、伸び悩むクライアント。明暗を分ける2つの資質とは?

投稿日:


昨日の記事を書いていて、思いついたことがあります。

伸びる人と伸び悩む人の差を分けるものは何?「仮説と検証」を繰り返す習慣を持とう! | 【良習慣の力!】ブログ

それは、「成長し続けるクライアントさんと、伸び悩むクライアントさんの違いはなんだろう?」という問いです。

私なりに分析してみました。

high-jump-695308_640

スポンサーリンク

 

 伸びるクライアントさんが持っている「素直さ」

私が考える「伸びるクライアントさんが持っている資質」は、2つあります。

まず1つ目は、「素直さ」です。

私が同じような働きかけを行ったとしても、すぐに伸びるクライアントさんもあれば、伸び悩むクライアントさんもあります。

伸びるクライアントさんは、基本的に素直です。

ご自身がたてた仮説を実際に行動にうつし、そこで起きるさまざまな失敗や成功をご自身の経験にしていきます。

そして、その経験を学びとして、自分のものに変えていくのです。

その姿は、まるでスポンジが水を吸収するように、見ていて気持が良いくらいの吸収率です。

「素直さ」に欠けるクライアントさんは、水が油をはじくように、提案や新しいアイデアを受け入れられない場合が多いと思います。

 

 原因を自分という内部に求めるられるか、外部に求めてしまうのか

伸びるクライアントさんのもう1つの資質は、「内部要因思考」で考えられるということです。

たとえば、セッションで約束した課題が未達だったとします。

伸びるクライアントさんは、そこでおかしな言い訳はしません。

「目標に対して工夫や行動が足りなかった」という事実を、素直に受け止めます。

その事実をきちんと自分で受け止めた上で、自分に何が足りなかったのか確認し、次の課題に活かします。

そのような意味では、伸びるクライアントさんは、素直であると同時に、ある程度の余裕を持っているとも言えます。

人間は、余裕がないと、どうしても否定や言い訳が先に出てきてしまうものです。

成長がとまっているクライアントさんは、どうしても、「仕事が忙しくて・・・」とか、「早めに寝ようと思ったのですが、ついダラダラしてしまいました・・・」というような言い訳が先に出てきてしまうのです。。。

この考え方は、「外部要因思考」と言われます。

要は、物事がうまくいかなかった理由を、自分の責任として受け止めず、環境やほかの人などの外部に要因を求めてしまうのです。

 

クライアントの成果のために自分の恐怖心を捨てる

伸びるクライアントさんに対して、さらに私ができることは何か?

最近、私はその問いをよく考えます。

いま考えうる仮説は、「クライアントさんが外部要因思考におちいっている場合には、勇気を持って、違う、というフィードバックするべきなのだろう。」ということです。

「もしかしたら、それは外部に原因があるのではなくて、内部に要因があるのかもしれない、と考えてみたら、考えはどう変わりますか?」というふうに。

思考のパターンや素直さというのは、その人が子どもの頃から植えつけられてきたものが大きな影響を与えているものです。

確かに、成人したクライアントさんに、「内部要因思考で、素直になりましょう!」といくら言ったところで、急に変化がおとずれることはないでしょう。

しかし、それでも、クライアントさんの真の成長を願うのであれば、粘り強く、「内部要因思考」と「素直さ」を身につけられるようにフィードバックしていこうと考えています。

ただ、怖いのも確かです。(^_^;)

それでも、コーチとして、クライアントさんが本当に望む成果を一緒に達成するためには、そのような自分の恐怖や恐れにいかに対峙するか、ということも大事だと思うのです。

それに、そこで恐怖を感じるのは、ベクトルが自分に向いている証拠で、向けるべきはクライアントさんの成果のはず。

自分の心理的なハードルを乗り越えないとステージがあがりません。

私も、まだプロセスの中にいるので、勇気を持ってクライアントさんの成果にコミットしていこうと思います。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

【編集後記】

昨日は、友人の小嶋さんとランチ。

「100人コーチング」とは関係なくお会いしたのですが、ひとりビジネスやブログの悩み話など、共感ポイントがたくさんありました(笑)。

ランチの帰りに、コーチングでの新しいアイデアを思いついたので、なんとか商品化したいと思います。

やはり、人と対話するというのは良いですね。(^_^)

【無料】「100人コーチング」のお申し込みはこちらから!

【無料】100人コーチングのご案内 | 【良習慣の力!】ブログ
良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-コミュニケーションの習慣

執筆者:

関連記事

ネガティブな言葉をポジティブに変換する3つの方法

うまくいっている人は、言葉をポジティブに使う達人です。 その方法を取り入れてみましょう。   どんな言葉を持つのか 自分がどんな言葉を持つのか。 そして、どんな言葉を持つ環境に囲まれるのか。 …

映画「Ray/レイ」で強烈に残ったシーン。窓辺に羽ばたくハチドリの音をききとるまで聴力を鍛える。

人間は、本来持っている能力のほとんどを引き出せていない、とは、よく言われることですよね。 本来の「聴力」の能力を引き出したいと思える映画を観ました。   スポンサーリンク   映画 …

会話を盛り上げる「効果的な質問」をする方法

あなたが会話している相手に感謝されたり、コミュニケーションが盛り上がる方法があります。 それは、相手に ・「効果的な質問」をすること です。   質問で損をしたことはありますか? 「効果的な …

会話での「話し方のテクニック」はどれくらい必要?本音の関係はテクニックよりも内容で勝負しよう。

「話し方のテクニック」のような手法を覚えておくと、何かと便利ではあります。 しかし、テクニックに終始する会話はおもしろくないでしょう。   スポンサーリンク   話し方のテクニック …

対話の時間を有効にするコツは、相手の望むスタンスを先にヒアリングすること。

私たちはいろいろな役割を持って生きていますから、その役割に対するスタンスを決めておくのは大事です。 対話においても、相手の望みをきいてから、お互いのスタンスを決めるとうまくいきます。   ス …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。