コミュニケーションの習慣

成長するクライアント、伸び悩むクライアント。明暗を分ける2つの資質とは?

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昨日の記事を書いていて、思いついたことがあります。

伸びる人と伸び悩む人の差を分けるものは何?「仮説と検証」を繰り返す習慣を持とう! | 【良習慣の力!】ブログ

それは、「成長し続けるクライアントさんと、伸び悩むクライアントさんの違いはなんだろう?」という問いです。

私なりに分析してみました。

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 伸びるクライアントさんが持っている「素直さ」

私が考える「伸びるクライアントさんが持っている資質」は、2つあります。

まず1つ目は、「素直さ」です。

私が同じような働きかけを行ったとしても、すぐに伸びるクライアントさんもあれば、伸び悩むクライアントさんもあります。

伸びるクライアントさんは、基本的に素直です。

ご自身がたてた仮説を実際に行動にうつし、そこで起きるさまざまな失敗や成功をご自身の経験にしていきます。

そして、その経験を学びとして、自分のものに変えていくのです。

その姿は、まるでスポンジが水を吸収するように、見ていて気持が良いくらいの吸収率です。

「素直さ」に欠けるクライアントさんは、水が油をはじくように、提案や新しいアイデアを受け入れられない場合が多いと思います。

 

 原因を自分という内部に求めるられるか、外部に求めてしまうのか

伸びるクライアントさんのもう1つの資質は、「内部要因思考」で考えられるということです。

たとえば、セッションで約束した課題が未達だったとします。

伸びるクライアントさんは、そこでおかしな言い訳はしません。

「目標に対して工夫や行動が足りなかった」という事実を、素直に受け止めます。

その事実をきちんと自分で受け止めた上で、自分に何が足りなかったのか確認し、次の課題に活かします。

そのような意味では、伸びるクライアントさんは、素直であると同時に、ある程度の余裕を持っているとも言えます。

人間は、余裕がないと、どうしても否定や言い訳が先に出てきてしまうものです。

成長がとまっているクライアントさんは、どうしても、「仕事が忙しくて・・・」とか、「早めに寝ようと思ったのですが、ついダラダラしてしまいました・・・」というような言い訳が先に出てきてしまうのです。。。

この考え方は、「外部要因思考」と言われます。

要は、物事がうまくいかなかった理由を、自分の責任として受け止めず、環境やほかの人などの外部に要因を求めてしまうのです。

 

クライアントの成果のために自分の恐怖心を捨てる

伸びるクライアントさんに対して、さらに私ができることは何か?

最近、私はその問いをよく考えます。

いま考えうる仮説は、「クライアントさんが外部要因思考におちいっている場合には、勇気を持って、違う、というフィードバックするべきなのだろう。」ということです。

「もしかしたら、それは外部に原因があるのではなくて、内部に要因があるのかもしれない、と考えてみたら、考えはどう変わりますか?」というふうに。

思考のパターンや素直さというのは、その人が子どもの頃から植えつけられてきたものが大きな影響を与えているものです。

確かに、成人したクライアントさんに、「内部要因思考で、素直になりましょう!」といくら言ったところで、急に変化がおとずれることはないでしょう。

しかし、それでも、クライアントさんの真の成長を願うのであれば、粘り強く、「内部要因思考」と「素直さ」を身につけられるようにフィードバックしていこうと考えています。

ただ、怖いのも確かです。(^_^;)

それでも、コーチとして、クライアントさんが本当に望む成果を一緒に達成するためには、そのような自分の恐怖や恐れにいかに対峙するか、ということも大事だと思うのです。

それに、そこで恐怖を感じるのは、ベクトルが自分に向いている証拠で、向けるべきはクライアントさんの成果のはず。

自分の心理的なハードルを乗り越えないとステージがあがりません。

私も、まだプロセスの中にいるので、勇気を持ってクライアントさんの成果にコミットしていこうと思います。

 

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【編集後記】

昨日は、友人の小嶋さんとランチ。

「100人コーチング」とは関係なくお会いしたのですが、ひとりビジネスやブログの悩み話など、共感ポイントがたくさんありました(笑)。

ランチの帰りに、コーチングでの新しいアイデアを思いついたので、なんとか商品化したいと思います。

やはり、人と対話するというのは良いですね。(^_^)

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