気づきの習慣

あなたのカレンダーはどっち?予定で埋め尽くされているか、余白があるか。

投稿日:


以前の私は、スケジュール帳やカレンダーが真っ白だと、「ひまで落ち着かない。何か予定をいれないと!」という感覚がありました。

しかし、最近になって、その考え方は違っているのではないかと思うのです。

その理由を記事にしました。

calendar-487695_640

 

スポンサーリンク

 

時間にこだわる人は、時間の使い方がうまい理由

1年以上前のことですが、トライアスロンチーム「ポセイ丼」のメンバーが集まる機会がありました。

候補日がいくつかあげられて、各々が、

・大丈夫な日・・・○
・NGの日・・・×
・微妙な日・・・△

という感じで、Webのスケジュール調整サービスに入力していきました。

それぞれに予定の詰まった日々を送っている人たちばかりなので、全員が○になる日を選ぶのに苦労するわけですね。

私も、Googleカレンダーでスケジュールをにらみつつ、○や×の記号を入れていきました。

その後、メンバー全員の記入が終わったスケジュールを見ていると、1人だけすべての日に○をしている方がいました。

それは、チームで「元帥」と呼ばれている井ノ上陽一さんでした。

井ノ上さんは、かなり時間にこだわる方で有名です。

実際、現在は時間術の本を執筆されているくらいに時間を大切にされています。

ですから、私は井ノ上さんがすべて○をつけているのが不思議でした。

時間管理をしっかりされているからこそ、×の日が多いのだろうと勝手にイメージしていたからです。

しかし、それは私の間違いでした。

逆の発想で、時間をきっちり管理しているからこそ、すべてを○にできるのです。

事実、井ノ上さんは、「チームの集合する機会を優先しているからです。」と書かれていました。

つまり、時間管理ができているからこそ、優先度が高いことに対して、本当に優先的に時間を投下できるのです。

 

時間の使い方を考える時間を確保しなければ時間貧乏になる

私は、会社員としての経験の中で、閑散期と繁忙期を両方経験しています。

繁忙期でスケジュールがいっぱいだと、短期的に充足を感じる瞬間があります。

たまにはそれも良いのかもしれませんが、その状態が長く続くと危険です。

なぜなら、スケジュールをいっぱいにすると、考える時間がとれません。

頭を使わないと、仕事に追われて、未来への投資活動ができなくなります。

効率的かつ生産的な時間の使い方を考えるひまもなく、時間だけが過ぎていくようになります。

そうなると、ほかの人のスケジュールに流されてしまい、「来月までスケジュールがいっぱいなんですよね〜」と困ったように話しながら、笑っているような困った人になってしまいます。(^_^;)

一方で、できる人ほど、スケジュール帳に余白があると言われます。

なぜなら、時間管理をきっちりしている人は、自分のスケジュールの手綱を自分で握っているからです。

要は、人生の主導権を自分が握っているので、スケジュールに余裕が出るようにスケジュールをつくれるのです。

さらに、自分がゆとりを感じているからこそ、知恵や経験をシェアして周囲に貢献することができるわけですね。

結果、そのような人は、さらにハッピーになっていきます。

 

カレンダーの余白に対する視点を変えてみよう

スケジュール帳が余白だと、一見予定が何もないように感じます。

しかし、それは違います。

余白には、生活にかかわる必須事項や仕事、そしてプライベートによってすでにうまっているのです。

目に見えないだけです。

可処分時間は本当にわずかなのです。

大事な予定を入れておかないと、それらの緊急で大事な活動によって、すぐに毎日が瑣末な予定でうまっていきます。

ですから、私たちは、視点を変える必要があります。

・カレンダーの余白=ひまな時間

ではなく、

・カレンダーの余白=日常に流されていく時間

だということに。

余白に流されるのではなく、「緊急ではないけれど重要なこと」である第2領域の活動をカレンダーやスケジュール帳に先にブロックすること。

それによって、充実感や成長をうながす活動に時間を投資するべきなのです。

あなたのカレンダーやスケジュール帳には、どれくらい余白がありますか?

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

【編集後記】

昨日は、初めてお逢いしたSさんと話が盛り上がりました。

何度も早起きにつまづいているそうで、共感してしまいました(笑)。

しかも、Sさんはなんとその場で来週開催の私の早起きセミナーにお申込みくださったのです。

期待に応えられるように、コンテンツをさらにブラッシュアップします!

【無料】「100人コーチング」のお申し込みはこちらから!

【無料】100人コーチングのご案内 | 【良習慣の力!】ブログ

良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-気づきの習慣

執筆者:

関連記事

ふり返りは、人生の問題の解き直し

学生がテストの解き直しをするように。 大人は自分がとった行動のふり返りをしましょう。   テストの解き直しの重要性 ふり返りの重要性を感じるできごとがありました。 きっかけは、高校受験を控え …

あなたは成長している?子ども時代の原風景をあらためて見て感じたこと。

「自分に自信がなくて困っています・・・。」 セミナーや面談でお会いすると、そのように言われる方があります。 とても共感します。 私自身、自分なりに努力し続けていることでも「実力はまだまだだなあ。。。」 …

自分の失敗を認める強さを手に入れる方法

自分の失敗を認めるのは、居心地が悪いものですよね。 だからこそ、自分から失敗を見つける機会をつくるところから再起動しています。   自分が失敗していることに気づく機会をつくる 月末なので「月 …

思い通りの人生と思い通りにならない人生。あなたはどちらを選びますか?

人生、思い通りにならないことが発生してくるものです。 それをどのようにとらえるのかによって、気持が変わってくると思っています。   スポンサーリンク   完走を目標にしていたレース …

柔軟に、しなやかに。「素直は学びを最大化し、周囲に好かれる資質である」だとぼくが考える理由

最近、至るところで「素直であることの重要性」を耳にします。 個人主義が叫ばれているこの時代。 素直であることは、周りの意見やの世間の常識に流されて個性を失うことにつながる心配はないのでしょうか? &n …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。