セミナーの習慣

人は誰でも講師になれる。中谷彰宏さんに学ぶ、勇気をもらえる3つのフレーズ。

投稿日:2015/11/11


友人が初めてセミナーを開催するということを聞きました。

初めてのセミナー、実はもっとも興味関心が向いてしまうのが、来てくれる人の数です。

本来、コンテンツが最重要なのは理解しつつも、どうしても気になってしまうのですよね。(^_^;)

そのような気がかりをとっ払って、コンテンツ構築に集中してもらうための記事を書きました。

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セミナー開催の緊張や悩みを乗り越えることが成長につながる

私が最初に早起きセミナーを開催したのは、約2年前です。

そこから、コツコツと開催して、来週で14回目を迎えます。

小規模ながらも、自分でセミナーを主催することにより、多くのことを学びました。

そして、今やベストセラー作家になっているビジネス書の著者の皆さんも、初めてセミナーを開催した当時は、私と同じような悩みを抱えていたことを知ることもできました。

いま輝いている有名人であっても、レベルの差こそあれど、初開催の緊張や悩みを1度は通っているのです。

私が1つだけ言えるのは、「何人くらい来てくれるかな・・・」と悩んでいるうちは物事が進まないということです。

 

中谷彰宏さんに学ぶ3つの勇気づけフレーズ

初めてセミナー開催をする際は、自分への勇気づけが有効です。

そこで、初セミナー開催にとても役立つフレーズが満載の中谷彰宏さんの著書「人は誰でも講師になれる」をご紹介いたします。

特に、人数に関するフレーズを3つピックアップしてみました。

2年前の自分に言ってあげたいフレーズばかりです。。。(^_^;)

(1)参加者が少ないことで、ガッカリしない。

参加者がたとえ少なくても、ガッカリしないことです。
むしろ、少ないほど、燃えることです。
(P125)

1人でもお客様は来ているのです。
お客様の人数が少ないところで、その人の力量がわかります。
(P127)

中谷さんでも、講演会に2人しか来なかったことがあったそうです。

来た人もびっくりしていたみたいです(笑)。

それでも、中谷さんは手を抜きません。

壇上をおりて、聞き手の近くで講演したそうです。

聞き手の満足度は高いものでした。

中谷さんは、このようなときは聞き手が得していると書いています。

100のエネルギーなら、100人いたら1人1個ずつです。
2人なら50個ずつ持って帰れます。
客単価で考えたらお得なのです。
スナックで、1人しかお客様がいない時は、お店の女性4人をひとり占めです。
これはお得です。
(P126)

これくらいプラスに考えましょう。

 

(2)募集しても集まらないことを、まず知る。

まず、小さい部屋を借りて、ゼロから始めます。
部屋代は勉強代です。
誰も来ないことを学べたところで、一歩進みます。
(P177)

これは、私の実体験でもあり、強く共感しています。

私も、セミナーをやる前は、いろいろと考えました。

「何人くらい集まってくれるだろう?」

「それによって借りる部屋も変わるし。」

「部屋の値段によって参加費も変えないと。」

今から考えると、「分かってないな。。。」という感じです。

何人くらい来てくれるか?

そんなことは分かりません。

わからないどころか、ゼロです。

そのことが分かっていないのは本人だけです。(^_^;)

だからこそ、まず「集まらない」という状況を体験して欲しいです。

「誰も来ない」ということを理解してから、スタートなのです。

1人でも来てくれたら少しくらい赤字になっても開催して経験値をためて、実績として残していきましょう。

その実績が積み重なったとき、あなたのコンテンツを求める人があらわれるのです。

 

(3)集まる人数に一喜一憂しない。

集客方法について、うまくならないことです。
集客は特に力を入れていないのに、それでも来てくれている人を大事にすることです。
次の参加者を連れてくるのは、講師ではなく、満足した参加者なのです。
(P184)

集客(という言葉はあまり好きではないのですが、便宜的に)に悩むことは、自分の影響力を考える上で、とても良い経験となります。

ただ、もっと大切なのは、来てくれる人を大切にすることです。

来てくれた人が満足してくれれば、その参加者がブログ等で紹介してくれます。

そのような口コミが、次の参加者を連れて来てくれるのです。

実際、私は、友人の渋屋さんの下記の記事を読んだ方が、私の早起きセミナーに来てくださった、ということを経験しています。

早起きはセルフマネジメントの石の目 – 大きく考え、小さくはじめる

あきらめずに開催し続けて、目の前の方に価値を感じていただければ、そのような幸運が起こるのです。

 

人数が多い・少ないに振り回されず、目の前の人に全力を尽くそう

今は、インターネットで申込みや受付をするのが一般的です。

ここで、1日に5回も10回も申込みのチェックをするようになったら、危険信号です。

私は、「このまま誰も来なかったらどうしよう。。。」と思いながら、何度もチェックしてしまいました。

お申込みがあったらメール通知が届く設定になっているのに、チェックしてしまうのです。

はっきり言って、時間の無駄です。

でも、チェックせずにいられないのです。

その状態は、まるで株式投資を始めた初心者が、1日に何度も株価をチェックしてしまうことに似ているのではないでしょうか。

そして、(当然なのですが、、、)お申込みがないことを確認して、そのたびに落ち込みます。

でも、世の中には、セミナーは星の数ほどありますよね。

そう考えると、「なぜ来てもらえないのか?」という質問よりも、「なぜ来てくれるんだろう?」という方が正解なのです。

つまり、来ないのが当たり前で、来てくれる方が奇跡なのです。

そのようなご縁をいただいたことに感謝して、来てくれた目の前の参加者に全力を注ぎましょう。

わざわざ時間を割いて、あなたに会いに来てくれたことにこそが価値であり、喜びなのです。

 

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【編集後記】

昨日は、ひとり会議を実施。

最近の行動のふり返りと、これからの行動予定を考えていました。

来年に向けて準備しておきたいことが増えてきました。(^_^)

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